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ヒアルロン酸の効果とその理由とは・・・

美容・健康について|September 1,2017 12:53 PM

トキコクリニックで使用する機械や薬剤は、すべて私が吟味し、体験したうえで導入を決めていることは、これまにでお伝えしてきました。もちろん体質は人によって違うので、効果も個人差があります。けれどまずは自分が使ってみて、使用感を確かめるのは大前提です。

皮膚科が専門の私は、特にヒアルロン酸に思い入れがあります。誰にでも顔のどこかしらにコンプレックスや気になる部分があるものですよね。それをメイクでカバーする人もたくさんいます。日本のメイク技術は確かにすばらしいと思います。陰影をつけたり、色を微妙に使い分けて立体感を出したり・・・。クリニックに来られるなかにも、感心するほどメイクの上手な人がたくさんいらっしゃいます。

でも、そのためにたくさんの道具や化粧品を揃える必要があるし、時間もかかります。芸能人やモデルさんは仕事のうちですが、一般の人が仕事や家事をしながらメイクに時間をかけるのはなかなか難しいですよね。

そうした問題を解決できるのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸のすごいところは、「顔のデザインができる」こと! シワに注入すれば、その部分をふっくらさせてシワを解消。鼻や唇、あごなどに注入すれば、ボリュームが出て立体感がでます。部分だけでなく、顔全体を立体的にするリフトアップ注入もできます。

ヒアルロン酸は、お肌の皮膚真皮層でコラーゲン繊維の間を埋めるクッションとして機能します。体内に注入しても時間とともに分解され、「異物」として残ることはありません。その代わり、必要に応じて繰り返し施術が必要ですが。
何より、顔全体をデザインできるというのが大きな魅力です。つまり「ここのシワがちょっと」「頬が痩せてきて気になる」という部分の問題だけでなく、顔全体を生き生きとさせられるのです。また、加齢のために「どこがというわけではないけど、全体的にしょぼくれた感じがする」と気にしている人は少なくありません。確かに鏡を見ると寂しい気持ちになりますよね。そんな方にぜひ体験してほしいのがヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸の注入で顔全体に立体感を出せたら、メイクにかかっていた時間を減らすことができます。メイクで陰影をつけたり、立体感を出したりする必要がなくなるからです。
そんなわけで、ヒアルロン酸にも力を入れているので、6月には韓国へヒアルロン酸の製剤「クレヴィエル」を製造している工場や研究所を視察に行ってきました。ここの母体はアモーレパシフィックという韓国ではナンバー1、アジアでは資生堂に次いでナンバー2の化粧品会社です。アモーレパシフィックの医薬品部門であるエストラがクレヴィエルを製造しているというわけです。

クレヴィエルは高濃度かつ高品質で知られています。同じヒアルロン酸でも品質はさまざまで、なかにはインスタントな製造であったり、持続力が弱かったりというものもあります。その代わり、値段は格安ですが。エストラのクレヴィエルは、高い安全性と持続力が特徴です。

実際に製造過程を視察し、研究員の方にくわしく説明をしてもらって、よく理解することができました。製造方法を知れば、こだわりのポイントや意味もわかります。かなり端折った説明ですが、少し説明すると・・・。
ヒアルロン酸の粘性と弾性を高めるために、ヒアルロン酸同士をつなげて固めるための架橋剤が必要です。料理でいえば片栗粉のようなものですね。ただ、架橋剤自体は体にとって異物なので、できるだけ使用量は抑えたい。一方でヒアルロン酸はできるだけ高濃度にして効果をあげたい。この両立が非常に難しいわけです。

架橋剤という”片栗粉”を多くすれば、架橋剤が増量剤の役割も果たして、安く作ることができるうえに、よく固まるので安定性は増します。けれどエストラでは、架橋剤を減らしつつも安定性を保ち、高濃度のヒアルロン酸をつくるということに工夫をこらしていました。

高級ブランドで知られるアモーレパシフィックですが、ブランドを支える技術力と情熱を実感しました。現地での視察は本当に勉強になります。これからも機会があればどんどん現地に出向き、学んできたことをみなさんにもお伝えしたいと思います!

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