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クリスマスを探して・・・

はぴトレについて|November 26,2009 10:06 PM

仕事で東京に来ています。
通り過ぎる街のあちらこちらでイルミネーションが輝いていて、クリスマスまでもう1ヶ月もないことに気が付きました。
とはいえ、まだ11月。
きっと12月に入れば、街にはもっとたくさんの光が灯り、流れるメロディーにもクリスマスが溢れることでしょう。
秋の紅葉とは異なる、街の色づき。
うつろう季節の煌めきは人の手に依るものもまた、とても美しいものです。

でも、私、実は苦手なんです。
クリスマスって。

どうして苦手なのか、改めて考えてみました。
例えば、サンタクロースの赤い服は某清涼飲料のメーカーがそのブランドの色を着せたと言われていますが、そんな商業主義が感じられるからクリスマスは苦手だと、理屈で説明できるものではありません。
華やいだ街の風景や人々のにぎわいを見ていると逆に寂しくなるからと言う、そんな感情的な理由でもありません。
もしかすると、皆と同じようにとにかく騒いでおこうという流れにうまくのれない、そんなあまのじゃくさが、一番その訳に近いかも。

クリスマスがこんなに盛大に国民挙げて祝うイベントごとになったのは、いつ頃からなのでしょうか?
思えば、バブルのさ中からのことではないかしら?
本来のクリスマスの起源や過ごし方はさておき、日本では当初、子供たちの冬のお楽しみ会のひとつのような過ごし方だったのですが、その子供たちが育つとともに「子供のころ自分たちが楽しかった」クリスマスを「大人になった今の自分たちがいかに楽しむか」という考えのもとに、特別なイベントとしてのクリスマスが日本で成熟させていったのかもしれません。
経済の成長と共に、子供のお楽しみ会は大人の社交場としてのクリスマスパーティへと姿を変え、科学技術の発達は、金色のモールが巻かれた小さなクリスマスツリーを、光のイルミネーションへと変えました。

時代の流れと共に、クリスマスが姿を変えていくように、それぞれの年齢や家族の形でクリスマスの楽しみ方も変わります。
クリスマスだから期間限定のコフレを買わなきゃとか、誰か一緒に過ごす人を見つけなければとか、仕事も家事も慌ただしい中で背伸びするようなイベントごとにでかけないといけなかったり、無理矢理このタイミングに合わせて何かをするのが、ただ億劫になってきただけかもしれません。
でも一方で、これは、時代や経済状況や年齢など、常に様々なものが変化し続ける中で、変わらない私にとってのクリスマスを模索し始めたのではないかと、思うのです。
変わらない、自分にとって一番快適な、心地いい、クリスマスの姿を。

クリスマスを「生活」や「幸せ」と置き換えてみてください。

華やいだ街並みや暗いニュースにまどわされることのないクリスマスって、どんな形なのか。
日本よりずっと前からクリスマスを楽しんできた欧米では、「家族で一緒に過ごす」というシンプルな夜だそうです。
それこそ、本当のクリスマス。
それが、本当の「生活」や「幸せ」なのかもしれません。

やっぱり私は、クリスマスが苦手です。
だから、今年も、特にこれといって何もしません。
でも、ここ数年は毎年、その前後のお休みになじみのお店でカニを食べます。
ちょっと贅沢な季節の美味しい物を食べる。
これが私にとっての幸せ。

自分にとってのクリスマスを探すと、自分にとっての幸せの形がひとつ見えてきました。
もしかすると、これが本当のクリスマスプレゼントなのかもしれません。

クリスマスまで、あと1ヶ月をきりました。
今年は、どんなふうに過ごしますか?

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