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ナチュラルホルモン補充療法で体内から若さを取り戻す その3

はぴトレについて|December 5,2013 8:15 PM

最近、メディアによく登場される産婦人科の女医さんのお話を聴く機会がありました。さすがにお話が上手でとても興味深く聴かせていただきました。あとで少しお話しさせていただく時間があったのでナチュラルホルモンについてうかがったところ、ご存知ないとのことで少し驚きました。もっともっとみなさんに知っていただく努力をしなくてはとあらためて思います。

私がホルモン療法に早くから注目していたのは、ひどいニキビに悩む若い女性のために、低容量ピルを使ったニキビ治療をしていたからです。そんな事情から、皮膚科医でありながら女性ホルモンについても専門的な知識がありました。
けれど少しずつ患者さんの年齢があがってきて、次第にアンチエイジングの観点を取り入れた施術の必要性を感じるようになりました。そのタイミングで知ったのが、アメリカでおこなわれているナチュラルホルモン補充療法だったのです。友人である医師から「こんなホルモンがあるんだ」と聞いた私は、「私も勉強したい!」とすぐに紹介してもらい、ユタ州のソルトレークシティまで講義を受けに行きました。アメリカの抗加齢医学としては第一人者のニール・ルージェ先生のお話はとても納得のいくもので、私はトレーニングを受けて自分のクリニックでナチュラルホルモン補充療法を取り入れることを決めました。

この療法をひと言でいうと、「減少したホルモンを補充し、10年以上前の若いころのホルモン水準まで戻す」ということです。年齢とともに分泌量が減る各ホルモンを減ったぶんだけ補充することで、老化のスピードを抑えることができます。
「朝からやる気が出ない」「疲れがなかなかとれない」など、気力や体力の衰えを加齢のせいにしてあきらめていた方も多いと思います。あきらめるだけならまだしも、そのために仕事のチャンスを逃したり、人づきあいができなくなったりするなど生活の質が落ちるのは残念ですよね。高齢化が進む日本ですが、長生きも気力と体力があってこそ。一度きりの人生、しっかり味わい尽くしてほしいと心から思うのです。

私自身もホルモンを適切に補充することの大切さを身をもって知りました。

ホルモンの状態は一人ひとり違うので、治療はいわばオーダーメイドです。まずは血液検査で何が足りていて何が足りないかを調べます。この施術を始めた時、私は30代半ばだったのでほとんどのホルモンは足りていました。ただひとつ、甲状腺ホルモンだけが足りなかったのです。それも「ちょっと足りない」どころではなく、極端に少なかったんですね。その結果を見て、とても納得しました。
実は、私は子どもの頃からとっても「しんどがり」だったんです。とても疲れやすく、強烈な冷え性で、おまけにひどい不眠症でした。小学校に入る前から、布団のなかで長い夜の時間を過ごし、空が少しずつ明るんでいくのを見ていた記憶があるほどです。当然朝は起きられなくて辛かった。
もちろん当時は親もホルモンの異常なんて発想はありませんでしたから、「子どものくせに疲れやすいなんて」「気合いが足りない」みたいに親も自分も思っていて、なかなか辛い子ども時代でした。

甲状腺ホルモンは分泌量こそわずかですが(1年にわずか小さじ1杯程度といわれています)、全身に影響を与える重要なホルモンです。体温調節や細胞機能に大きく影響しているほか、脂肪を燃焼し、コレステロール値を下げて心臓病や大脳疾患を予防します。欠乏すると、疲れやすくなり、風邪などの感染症にかかりやすくなります。
自分は甲状腺ホルモンの分泌量がとても少ないということを知り、「子どもの頃からのしんどさはこれだったんだ」と思った時はとても納得がいったし、同時に「もっと早く知っていれば体も心もラクになれたのに」という思いもこみあげました。実際、甲状腺ホルモンを補充すると疲れやすさやむくみがとれて、「今まで我慢してきたのは何だったの」という気分になったものです。

そういえば、私はひざから下の足がとても太いのが悩みでした。これも今思えば代謝が悪いためにむくんでいたんですね。時々、かつての私のように足が太い子どもを見かけると、「あ、この子も」と思います。他人事じゃなく、「しんどくないかしら」「ちゃんと眠れてるかな」と心配ですが、まさか私から「足が太いのはもしかしたら甲状腺ホルモンが足りないのかも」なんて言えません。だからこそ、もっともっとホルモンの大切さについて多くの人に知ってもらいたいなと思うのです。

自分の経験もあって、思わず熱く語ってしまいました・・。成長ホルモンについては次回に書きますね!

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