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恒例 ”今年の漢字トキコバージョン” 2014年は「直」です!

はぴトレについて|December 29,2014 8:53 PM

今年もあと少し。目の前にお正月。毎年のことながら慌ただしいですね。トキコクリニックも慌ただしく年末を迎えました。私もお休み返上で働いています!

そんななか、毎年恒例「今年の漢字」を考えました。心に浮かんだのは「直」です。

振り返ると、決断を迫られることの多かった1年でした。経営者として、医者として、母親として・・・次々といろんな課題が降ってきました(笑)。
母親としては、下の娘の進路問題に直面しました。受けた大学をすべて落ち、同級生たちが進学していくなかで「さあ、どうする」という事態。何度も家族会議を開きましたが、プライドが大きく傷ついた娘と「いったいあなたは何をしたいの。どんな自分になりたいの」と理詰めで迫る母親の話はなかなか噛み合いません。「そうやっていつもママは理屈で責める!」と娘が大泣きしたこともありました。
最終的にカナダへ語学留学することを選び、私も了解しました。でも内心、すぐ帰ってくることになるのではと思っていました。以前にも書きましたが、家族みんなに甘やかされて育ち、人見知りも激しい娘だったからです。ところがいざ行かせてみると、電話の1本もかかってきません。しばらくして会いに行くと、見たこともないような笑顔で迎えてくれました。ホストファミリーにもかわいがられ、「素晴らしい子よ!」とか「特別な子だわ」と褒められた時は感激しました。今では英語も私が感心するほど上手くなり、精神的にも「大人になったなあ」と感じます。まだ19歳で、これから先もいろいろあるでしょう。けれど娘には娘の成長の仕方があり、力があると思えるようになりました。

経営者としても試練の連続でした。何しろこの円安です。古くなってきたマシンを新しいものに買い替えたり、全く新しい機能のマシンをいろいろ試して購入したりしたのですが、海外から買うものが多いので、1ドル80円の頃からすると120円の今は1.5倍の値上がりと同じなのです。
今年もたくさんのマシンを買いました。高く買ったから高く患者さんに請求するというわけにはいきません。ここはガマンのしどころです。

さて、トキコクリニックは、技術の向上に力を注ぐだけでなく、患者さんに喜んでいただくためにさらなる高みを目指していきたいと考えています。その思いをどれだけスタッフと共有できるかも課題です。
実は先日、リーダー格のスタッフたちに苦言を呈しました。しばらく様子をみていて、彼女たちが十分に力を出し切っていないと判断したからです。
私はふだん、直接スタッフに指示や注意をすることはしません。私がすべてをマネジメントするのは物理的にも無理だし、そんなことをしているとスタッフが育ちません。ですから通常はナース、スパとそれぞれのチームのリーダーに任せ、課題や状況をリーダーが把握しマネジメントしています。リーダーの上にはさらにマネージャーがいて、リーダーにアドバイスをします。そうしてチームワークを組み、ひとりひとりの患者さんにベストな施術、治療は何かを追求するのです。

リーダーたちの自主性を伸ばすため、また私の顔色を見て仕事をするようになってはいけないとの思いから、普段は問題点の指摘をするときは直接本人に言うことはなく、その上のマネージャーに言うようにしてきました。しかし今回は、あえて私から伝えようと思いました。

結果的に強い口調になりました。そして彼女たちはかなりショックを受けたようでした。彼女たちの上司であるマネージャーはとても心配して、「トキコ先生、フォローしてやってくれませんか」と言ってきました。けれど私は考えた末にフォローしないことを決めました。
私もハッキリした性格なので、口調がきつくなったことは認めます。でも内容について言い過ぎたとは思えません。
今回叱責した彼女たちは入社して5年から8年ぐらいの中堅です。トキコクリニックの理念を理解し、夢を共有しながらここまでついてきてくれたと思っています。それぞれに技術も向上しているし、部下も育ててきてくれました。でもまだまだ成長の余地はあります。そして技術も部下のマネジメントも、何より意識も、もっともっと高いところを目指してほしいのです。けれど私の目には、最近の彼女たちがプロとしての自分を厳しく見つめる意識が薄れているように映りました。このままでは彼女たちも、その下で働く部下たちも成長しないと感じたのです。

プロに「完成」はありません。私も医師としてまだまだ成長過程だと自覚しています。だからこそ積極的に世界各地の学会へ出かけるなど新しい技術や考え方を得るための努力を惜しまないようにしています。

自分と同じものをスタッフに求めてはいけないという意見もあるでしょう。でも少なくとも、「自分は何のためにこの仕事をしているのか」「この仕事を通じてどんな自分になりたいのか」ということは折りに触れ自分に問い続けてほしい。もし「ここには自分の求めるものがない」「ここは自分に合わない」と思うのであれば、無理をせず離れるのがお互いにとっていいでしょう。
ただ、彼女たちの成長を見てきた私は、「まだまだ力がある」「そこで留まり続けてほしくない」、さらに言えば「もっと力をつけて、トキコクリニックを支える存在になってほしい」と期待しています。
これはあくまで私の期待です。どう受け止め、判断するかは彼女たちに任せます。だからあえてフォローもしませんでした。と言いつつ、やっぱり気になるので(笑)、さり気なく観察しているとしっかりやってくれています。マネージャーのフォローもあったのでしょう。どうやら来年も一緒に仕事ができそうです。

さまざまな判断を迫られるなかで迷うこともあるし、「こうしておいたほうが無難かな」と「大人な対応」を考えることもあります。でも今年、さまざまな課題に対して決断を下しながら、物事はまっすぐ考えるほうが結果的にはいい方向に向かうということをあらためて実感しました。
子どもたちやスタッフに直球をバーンと投げて反発や混乱を招くことがありますが、これからも遠慮なく「直球」を投げます(笑)。そこに私なりの信頼と期待があることも伝わりますようにと願いをこめながら。

そんな私の「直」の一年もあと少しで暮れてゆきます。来年も素晴らしい一年になることを期待して、ワクワクしています。

みなさまも、よいお年をお迎えください!

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