Feb

15

仕事と家庭の両立に迷っているあなたへ

はぴトレについて|February 15,2015 4:32 PM

1年のうちで1番寒い時期ですが、立春を過ぎると日差しは日に日に明るくなってくるように感じますね。お洋服や小物も春らしい色を選ぶことが多くなってきました。

と書きつつ、毎朝ばっちりコーディネイトしても1日ほとんどを診察室のなかで過ごすことも珍しくないほど忙しい日々です。スタッフやドクターの人数は年々増えてきましたが、結婚や出産、独立などで退職していく人たちもいます。新しいドクターやスタッフが慣れるまで、指導係のスタッフは自分の仕事をしながら教えなければなりません。私も新しいドクターが入ってくれば、慣れるまで自分の診察時間を増やしながら指導するのです。

医師という仕事は、資格を取るにも大変なこともあって、一生の仕事というイメージをもっている人が多いのではないでしょうか。実際、男性のドクターが仕事を辞めることはあまりありません。けれど女性のドクターは辞める人のほうが多いというのが私の実感です。理由は多くの女の人たちと同じで「家庭を優先したい」ということですね。
私はずっとそのことを残念に思ってきました。医師になるには大学で6年間学び、国家試験をパスし、2年間の研修を受けなければなりません。本人の努力はもちろんですが、1人の医師を育てるために多くの税金も遣われています。そして何より同じ女性として、自立できる仕事を自分から手放してしまうことが本当にもったいないと思います。

私は娘たちがまだ幼い頃に離婚しました。母親がいないことを寂しがっているような時期もありましたし、思春期には私のことを批判的な目で見ていたこともあったようです。小さい時にはわからなくても、しっかり働く姿を見せていれば、いつかきっと娘たちも何か感じ取ってくれるはずと思ってきました。
私なりにいろいろなことを乗り越えてきて、今、いいスタッフに恵まれ、娘たちともとてもいい関係でいられることが本当に幸せです。もちろん、自分一人の力でここまできたとは思いません。いろいろな人に手伝ってもらいながら、スタッフにもカバーしてもらいながら、やってきました。
「トキコ先生、すごいですね!」と言われることもありますが、最初から何もかも恵まれていたわけではなく、気にしていないようでも内心落ち込んだり傷ついたりもしました。

ですから、仕事と家庭を両立する大変さはよくわかっているつもりです。わかったうえで、「がんばりましょうよ!」と言いたいのです。私の娘たちはまだ学生ですが、二人とも今は一人暮らしをしています。つまり私も一人暮らしをしているわけですが、あらためて仕事を続けてきてよかったと実感しています。
子どもはいつか家を出ていきます。さみしさもありますが、逆にいつまでも家にいられても困ります。私はずっと、「娘たちが独立していったら部屋を自分用にリフォームしよう」と夢見ていました。そして去年、その夢を実現しました。建築家さんが「本当にいいんですか?」と驚くほど大胆に改造して、自分が気持ちよく過ごせる家にしました。娘たちの部屋もありますが、端に移動させてもらいました(笑)。
日々をこの家で過ごす自分が一番快適に過ごせるようにするのは当然だと思うのです。娘たちには「あー、ここはママの家なんだわ。私も自分の家をつくっていこう」と思ってほしいなとも思っています。実家が快適すぎてもいけません!(笑)。

これまでにも書いてきましたが、私は女の人が働き続けること、やりがいのある仕事をもつことを心から応援したいと思ってきました。娘たちが自立の道を進み始めた今、ますますその思いが強くなっています。娘たちも行く先々でいろいろな方にお世話になっています。私はもう娘たちにしてやれることは学費を出してやることぐらいしかありません。そのぶん、私は私で、スタッフを始めいろいろな女の人たちを応援していきたい。それが、娘がお世話になっている方々への感謝の気持ちであり、私の子育て期を支えてくれた人たちへのご恩返しでもあると思っています。
今、仕事と家庭の両立に迷っている人がいたら、思い切って周りの人に困っていることを伝えて、少しでも助けてもらいながら、仕事を続ける方向でがんばってほしいです。応援しています!  

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.tokikoclinic.com/cgi/mt3/mt-tb.cgi/271

コメント

コメントを投稿

名前:
メールアドレス:
URL:
この情報を保存しますか?
はい いいえ
 

コメント: