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ハワイで「解剖」、しっかり勉強してきました!

はぴトレについて|October 26,2015 9:00 AM

10月にハワイへ行ってきました。目的は「解剖」です。とっても勉強になったので、今回はそのことを書きたいと思います。

ヒアルロン酸やボトックスの注射は美容の世界ではすっかりメジャーな施術になりました。トキコクリニックでもシワやたるみに悩む患者さんにヒアルロン酸やボトックスの注入をおこなっています。私は2000年から始めたので15年の経験があります。ただ、皮膚の上からの注射なので中がどうなっているかを自分の目で確かめることはできません。解剖にくわしいドクターや経験豊富なドクターに危険な場所やよりよい方法を教えてもらいながら経験を積んできました。

ただ、ここ数年、ヒアルロン酸の注入をおこなうドクターが世界的に増えると同時に事故も増えてきたのです。たとえば血管にヒアルロン酸が詰まってしまい、その先に血液が届かなくなって壊死してしまうなど。目の動脈にヒアルロン酸が詰まって失明するというひどい例も聞きました。これらは海外のケースで、正直いって私にはどうしてそんなひどいことになるのかちょっと理解できません。けれど最近の学会でヒアルロン酸に関してはこうした事故をいかに防ぐかというテーマが必ず出てきます。学会に参加するたびに事故の事例や議論を見聞きすることになり、私もより自分の技術を確実なものにしたいと思うようになってきました。

海外の大学の解剖学講座でドクターを対象に解剖の研修を受け入れていることは以前から知っていました。今回ハワイ大学での研修ツアーが組まれることを知り、「今だ!」と申し込んだというわけです。参加者はすべて美容系のドクターばかり25名で、2人1組で顔の解剖をし、筋肉の位置や形を確認し、注入の実習もしました。
私の専門は皮膚科なので、解剖は医学生時代の実習以来です。学生の時は「次はこうして、その次はこうして」と指示されることに「はいっ、はいっ」とついていくのに必死でした。もちろん医師としての経験もありませんから、自分が見ているものの意味やポイントなどはとても理解していたとはいえません。
その点、今回の解剖は日頃の自分の仕事そのものですから、ひとつひとつ確認するたびに納得や発見がありました。ふだん自分が注入している場所を確認して、もう少し深く打ったほうがいいとか、逆にもっと浅く打つべきだとか。どれくらいの深さに血管があるのかも確認できたし、自分の目で確かめながら注射の実習もしました。ほかのドクターのやり方を見せてもらったことやアドバイスしあえたことも大きな収穫でした。1日がかりで、集中力も必要だし、とても疲れましたが、満足感でいっぱいでした!
研修後の懇親会で全国から集まったドクターたちといろいろ話せたこともよかったです。みなさん、「自分の技術を磨きたい」という思いで高価なツアーに参加されているわけです。トキコクリニックはもちろんより安全に、より確実な効果を目指しているわけですが、同じ思いのドクターが全国にいる!と思うと、とても元気づけられました。日本の美容クリニックの未来はハッピーですよ!

解剖させていただいたご遺体はハワイ大学に献体されたものです。本当にありがたいなあと思いました。日本には今のところ、こうした機会がありません。けれどこうして学んだ経験があるかないかの差は大きいと実感しました。興奮さめらやらぬまま帰国して、さっそくトキコクリニックのドクターたちに報告し、参加を勧めているところです。トキコクリニックはまだまだ進化して、いろいろな悩みを解決できるハッピーなクリニックであり続けます!

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