トラネキサム酸はシミ・肝斑(かんぱん)治療に効果アリ!市販薬と医薬品の違いも解説

投稿日:2021.05.26

シミや肝斑の治療には、トラネキサム酸が有効とされています。

しかし、実際にトラネキサム酸を用いた治療をしたくても、「どこで手に入るのか」「どれくらいの期間かけてどれくらいの量を摂取すればいいのか」を知ることは難しく、なかなか手が届かない印象を抱いてしまうひとは少なくありません。

今回は、トラネキサム酸を使ったシミ・肝斑治療について解説します。

市販薬でもいいのか、医薬品を入手する方法はあるのかにも触れますので、是非参考にしてみてください。

 

 

 

トラネキサム酸とは?シミ・肝斑への効果は?

まずは、トラネキサム酸の基本的な概要を確認していきましょう。

 

トラネキサム酸とは

トラネキサム酸は、アミノ酸の一種です。体に欠かせないタンパク質を構成する必須アミノ酸リシンを元に配合されており、抗炎症作用が高いものとして知られています。

その特性上、元々は美容皮膚科ではなく医療現場で使われることの多い成分でした。

炎症を防ぎ、止血をするためのものでしたが、じんましんや肌荒れにも効果があることが分かり、肝斑治療にも用いられるようになっていったのです。

 

肝斑への治療効果アリ!

トラネキサム酸は、肝斑の治療に効果を発揮します。

肝斑は女性ホルモンによる影響が多いシミとして知られていますが、女性ホルモンを無理に抑えることなく、根本的に肌質を改善する方向で治療できます。

具体的には、トラネキサム酸が肌のメラノサイトにはたらきかけ、メラニンの生成を抑制したり色素沈着を抑制したりすることができるのです。

例え女性ホルモンが増減しても肌質が変化しにくくなりますから、ホルモン調整以外の方法をお探しの方にも向いています。

 

シミへの効果も期待!

トラネキサム酸は、肝斑以外のシミ(老人性色素斑やそばかす)にも効果があると言われています。

メラニンを生成しにくくなる効果が確認できていますから、同じように他のシミにも有効なのです。

美白化粧品や美白用サプリメントに多く含まれる成分でもありますから、肌全体のトーンアップに使う人も多いです。

 

 

 

トラネキサム酸の副作用はある?注意すべきこと

ここでは、トラネキサム酸による副作用を解説します。

はじめて服用を検討しているひとはもちろん、何度か経験がある人も改めて確認してみましょう。

 

軽微な副作用がある

トラネキサム酸は、場合によっては軽微な副作用を引き起こす可能性があります。

皮膚の痒み、湿疹、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ、眠気などが確認されていますので、服用前に知っておきましょう。

どれも日常生活に影響のない範囲とされていますが、そんな中でも症状が重くなることがあれば、早めに医師もしくは薬剤師に相談しましょう。

 

トラネキサム酸を内服できないケースもある

脳梗塞や心筋梗塞などの持病がある場合など、トラネキサム酸の内服に向かないケースもあります。

トラネキサム酸は血液を溶かすプラスミンの働きを抑制する効果があるため止血剤として用いられてきた歴史がある一方、血液循環に影響を出したくない持病をお持ちの場合、使用に慎重な判断が必要です。

シミや肝斑の治療はトラネキサム酸に限ったものではありませんから、持病がある場合は正直に相談しておきましょう。

 

妊娠中や授乳中には向かないかも?

女性ホルモンによる影響が大きい肝斑は、妊娠・出産・授乳など女性ホルモンの増減が激しい時期に目立ちやすい傾向があります。

トラネキサム酸は妊婦や授乳婦に処方することに対し明確な記載がなく、医師によってはリスクを考慮しておすすめしないケースがあります。

妊娠高血圧症候群を併発していないか、授乳の頻度や回数はどうかによって左右される可能性もありますので、希望する人は一度相談してみましょう。

 

 

 

市販と医薬品の違いについて

トラネキサム酸は、市販品もあれば医薬品もあります。どちらも名前が同じなので変わらないのでは?と思うこともあるでしょうから、ここでは市販品と医薬品の違いを解説します。

 

市販品の場合

市販のトラネキサム酸は、トランサミンもしくはトランシーノという名称で販売されているのが一般的です。

ドラッグストアやディスカウントストアで手軽に入手でき、比較的料金も安いため、手に入りやすいのがメリットです。

しかし、市販品に含まれるトラネキサム酸は、1日の最大摂取量が750mgまでになるよう調整されています。

トラネキサム酸以外の成分も混ぜてシミや肝斑への効果をアピールすることが多く、「トラネキサム酸だけ」を服用したい場合はあまり向いていないといえるでしょう。

 

医薬品の場合

医薬品に含まれるトラネキサム酸は、1日の最大摂取量が2,000mgになるよう調整されています。

しかも下限が750mgであるため、市販品の最大摂取量と同じだと考えれば、医薬品の方がよりたくさんのトラネキサム酸を摂取できると分かるでしょう。

約2倍近いトラネキサム酸量になりますから、より高い効果が期待できます。

また、他の成分を混ぜて販売するようなこともありません。

純粋にトラネキサム酸だけの効果を試してみたい方や、余計な成分を摂らないよう取捨選択するのが大変に感じる方は、医薬品の方がおすすめです。

 

 

 

トラネキサム酸の内服をご希望の方へ

トキコクリニックでは、シミ・肝斑に有効なトラネキサム酸、ビタミンC、L-システインなど、美肌の有効成分を摂取できる「美白内服セット」をご用意しています。

クリニックの診察と処方が必要ですが、市販品と異なり医薬品であるため成分含有量が高く、基本的に1日3回内服1ヶ月分を処方しています。

トラネキサム酸の効果を実感したいひとはもちろん、それ以外にもシミや肝斑に効果的な成分があるなら積極的に試してみたい!と考えているひとに是非お勧めしたいセットです。

 

 

 

まとめ

シミや肝斑には、トラネキサム酸と呼ばれる成分が有効です。

ドラッグストアやディスカウントストアでも手軽に入手できますが、より高い効果を期待するのであれば、医薬品を頼りましょう。

診察や処方が要るものの、それだけトラネキサム酸の含有量が高く、ロスの少ない治療が可能です。

トキコクリニックでも、美白内服セットを始め、トラネキサム酸服用の相談を承っています。

気になる方は是非、お気軽にお問い合わせください。

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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