
ニキビの原因の一つに偏った食生活や栄養不足が挙げられます。
肌荒れすると分かっていても、ついつい甘いものや揚げ物を食べてしまう…そんな方も居るのではないでしょうか。逆に肌に良い食べ物を積極的に頑張って摂取するという方法もあります。
この記事ではニキビやニキビ跡に悩む方に特にお勧めしたいビタミンをご紹介しています。是非ご一読ください。
ニキビと栄養素の関係

ニキビは様々な原因が組み合わさって出来ます。そのうちの一つにターンオーバーの乱れがあります。
皮膚は基底層と呼ばれる部分で日々新しい細胞が生まれています。細胞たちは少しずつ表層へと移動し、最終的には角質になり剥がれ落ちていきます。これを肌のターンオーバーと呼びます。通常は1か月程度で肌は新しい細胞へ入れ替わるのですが、不規則な生活や栄養の偏りが続くと皮膚の入れ替わりが遅くなってしまいます。その結果、皮膚の表面に角質が溜まってしまい毛穴つまりやニキビの原因になります。
皮膚のターンオーバーを正常な状態に保つためにも、適切な栄養素を摂取することは重要です。
また、ニキビが治った後もニキビ跡が肌に残ることがあります。
炎症後色素沈着という黒っぽい痕や、炎症に伴う赤みが残ったり、クレーターが出来てしまうことがあります。これらのニキビ跡の改善には外からの治療も必須ではありますが、適切な栄養素を摂取することで改善のスピードを速めることができます。
ニキビ・ニキビ跡におすすめのビタミン

ビタミンB
ビタミンBはニキビの方に特におすすめのビタミンです。その理由は皮脂のコントロールを行うからです。ニキビ肌の方は皮脂の過剰な分泌にお悩みの方が多いです。過剰な皮脂は毛穴詰まりの原因になり、そのまま放置すると白ニキビの原因になります。ビタミンBをしっかりと摂取することで、皮脂分泌コントロールの助けになります。
また、ビタミンBは糖質を始めとする栄養素の代謝にも必須です。甘いものやパン、お米やパスタが大好きな方は特に積極的に摂ってほしい栄養素です。
食べ物ではささみやバナナ、玄米などに多く含まれています。
サプリで摂取する時はビタミンB1だけ、B6だけ…ではなく、ビタミンB群としてまとめて摂取するのがおすすめです。
ビタミンC
肌に良いビタミンと言えばビタミンC!と思われている方も多いのではないでしょうか。
実際にビタミンCをサプリメント等で日常的に取り入れられている方も多いと思います。
ビタミンCが肌にいい理由としては皮脂の分泌コントロール効果、メラニン産生抑制効果、コラーゲン造成などが挙げられます。
皮脂のコントロールが重要な理由はビタミンBの項目でも挙げた通りで、ニキビの予防のために重要です。
ニキビ跡の色素沈着や赤み改善のためにもビタミンCは重要です。そのため、今できているニキビだけでなく、ニキビの痕にもお悩みの方には特にお勧めのビタミンです。
食べ物ではアセロラやブロッコリー、キウイなどに多く含まれています。
口からの摂取だけではなく、点滴や美容液など様々な摂取方法があるのが特徴です。
ビタミンD
ビタミンDの働きは大きく分けて2つあります。
1つは骨を強くすること、そしてもう1つは免疫力を上げることです。
古い皮膚や角質が毛穴を詰めてしまい白ニキビができた後、皮膚の常在菌であるアクネ菌の感染がおこります。アクネ菌の感染が悪化すると赤ニキビや黄ニキビにまでなってしまいます。つまり、自身の免疫力を強くして抗炎症作用を高めることでニキビの悪化予防を期待できます。
ビタミンDは紫外線を浴びることで皮膚でも産生されます。ただし、近年では紫外線対策をきちんと行っている人も多いためほとんどの方はビタミンDが不足している状態です。
食べ物ではいわしやしいたけなどに含まれています。
また、ビタミンDは体に留まりやすい性質があります。そのため、日常的にビタミンDを摂りすぎていると体の中に蓄積し”過剰症”と呼ばれる状態になることがあります。十分な量を摂るのはもちろん大事ですが、摂りすぎないようにするのも大切です。
まとめ

ピーリングなどの外からの治療だけでなく、必要な栄養素をバランスよく摂ることでニキビが出来にくい肌を目指すことができます。
ただ、サプリメントを摂るうえで注意したいのが、自己流でたくさん飲むと逆に体に悪いこともあるということです。栄養のために…と思って摂っていたサプリが逆に体に悪かった!なんてこともあります。自分には何の栄養が必要かよく分からないという方は、検査・カウンセリングを行ったうえで必要なもののみ処方することも可能です。是非一度お気軽にお問い合わせください。
この記事の監修医師

梅田院院長
小村 菜緒
兵庫生まれ大阪育ち。
鳥取大学医学部卒業後、大阪に戻り大阪府済生会千里病院にて内科、外科、救急にて経験を積む。診療に当たる中で予防医療の重要性を実感し、美容とインナーケア実践すべく、トキコクリニックに入職。2021年4月梅田院院長に就任。2022年7月より菜のはなインナーケアクリニックに名称変更し、「健康だからこそ美しい」を追求すべく、日々奮闘中である。



