秋の肌荒れの原因は寒暖差!?メカニズムと対策をご紹介

投稿日:2020.11.28

朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中との気温差も激しくなってくる秋。
10月から11月は、1年を通して最も寒暖差の激しい季節です。

気温の変化についていけず疲れてしまったり、お肌の赤みやカサつきなど肌荒れが気になるという方もいるのではないでしょうか。

寒暖差は体温調整機能を乱し、お肌のバリア機能を低下させてお肌を荒らす原因に。

今回は寒暖差による肌荒れのメカニズムと、秋から冬にかけてのスキンケア方法をご紹介します。

 

 

 

秋の肌荒れ「寒暖差」が原因かも!?

秋になると空気は冷たく乾燥し始め、気温も低くなります。
すると体が冷え、血行が悪くなり、皮脂や汗の分泌が減少します。
お肌を守る皮脂膜が十分につくられなくなってしまい、お肌に赤みやカサつきなどの肌荒れが起きてしまいます。

さらに気温の寒暖差は体温調整機能を乱す原因にもなります。
体温調整機能が乱れてしまうと、冷えの原因に。
免疫力も低下してしまい、体調不良を起こしやすくなります。
臓器のひとつであるお肌も荒れやすくなってしまいます。

気温の寒暖差の影響はお肌にも及び、バリア機能と保湿機能を低下させてしまいます。
寒暖差を肌が察知すると「カスパーゼ14」というお肌のバリア機能の形成と潤いを作りだす酵素が減少。するとお肌が本来持っている、自ら潤おうとする力も不足してしまいます。

寒暖差によってカスパーぜ14が減少すると、いくら化粧水などで保湿をしても乾燥が治りにくく、結果肌荒れを起こしやすい敏感肌になってしまうのです。

 

秋は花粉や黄砂など季節特有の外的刺激も多く、お肌が敏感な状態だと外的刺激に負けてしまい、かゆみやブツブツといった肌荒れの原因にもなります。秋の肌荒れの原因は寒暖差に起因していることが多いです。気温の寒暖差に注目して、肌荒れのメカニズムを見ていきましょう。

 

 

 

寒暖差が肌荒れにつながるメカニズムとは?

寒暖差でお肌が荒れてしまう原因は、体温調整機能の乱れによるものと、カスパーゼ14というお肌の酵素が減少してしまうことによるもの。この2つの原因による肌荒れのメカニズムを見ていきましょう。

 

 

体温調整機能の乱れによる肌荒れ

私たちには気温に合わせて体温を調整する、体温調整機能があります。脳の視床下部にある「体温調整中枢」が機能を司り、体温を一定に保っています。

しかし寒暖差が激しく急に寒くなったり、暑くなったりすると、体温調整機能がうまく働かなくなることがあります。すると体の冷えや睡眠不足、便秘などを招き、体調不良が起きやすくなる原因に。その結果臓器のひとつであるお肌にも、体調不良の症状が肌荒れとして現れてしまうのです。

体温調整機能の乱れは、肌荒れ以外にも体の様々な不調に繋がります。寒暖差の激しい秋以外にも、1年を通して体温調整機能を乱さないよう対策を行っていきましょう。

秋口には脱ぎ着しやすい薄手の羽織りなどを1枚持つようにして、サッと羽織って寒暖差から体とお肌を守ってあげてくださいね。

 

 

寒暖差による「カスパーゼ14」の減少

寒暖差によって起こる肌荒れの原因の1つに「カスパーゼ14」の減少があるという研究報告があります。

「カスパーゼ14」とは、肌の角層でバリア機能と保湿機能を担っている重要な酵素です。角層とは私たちのお肌を守るため、バリア機能として重要な役割をしています。カスパーゼ14は、この角層を形成するために必要不可欠な酵素です。さらにカスパーゼ14は天然保湿因子という、お肌にもともと備わっている自ら潤う力を生み出す役割もしています。

カスパーゼ14はお肌を健康に保つための要ともいえる酵素。しかしお肌が寒暖差を察知するとカスパーゼ14は減少してしまい、角層がうまく作られなくなり、天然保湿因子の産生も妨げられてしまいます。するとお肌は自ら潤う力とバリア機能が低下し、いくら化粧水やクリームを塗っても保湿が追いつかなくなっていきます。こうしてお肌の乾燥は進み、敏感になって肌荒れが起きやすくなってしまうのです。

寒暖差はお肌にとって厄介なもの。寒暖差に負けない肌ケアを心がけていきましょう。

 

 

 

肌寒くなる時期の肌ケアは?

上着を着れば体温調整はできますが、常に外気に触れているお肌の寒暖差対策はどのようにすれば良いのでしょうか。寒暖差に対応できるスキンケアでお肌のケアを、生活習慣を改善して寒暖差に負けない体づくりをしていくことが大切です。

 

 

低刺激なスキンケア

寒暖差によってバリア機能が低下しやすくなる時期は、刺激を与えにくいスキンケアが大切です。化粧水などはお肌の刺激になりやすいアルコールや香料、着色料などが入っていないものを選ぶようにしましょう。

また化粧水などを顔につける時は、お肌をこすらないように優しくつけてあげてください。こすってしまうと物理的な刺激となり、肌荒れの原因に繋がります。

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保湿をしてお肌を寒暖差から守る

空気がどんどん乾燥してくる秋から冬にかけて、より一層の保湿を心がけるようにしましょう。しっかりと保湿をすることで、バリア機能が低下したお肌を守ることができます。

化粧水やクリームの量をいつもより少し多くする。乾燥しやすい目元や口元は、日中もこまめに保湿をするなど、少しの心がけと手間でお肌は変わっていきます。

 

 

良質な睡眠と栄養バランスの良い食事

規則正しい生活習慣も、秋から冬にかけて大切な肌ケアのひとつです。荒れてしまったお肌の修復と再生を促す成長ホルモンは、睡眠中に分泌されます。美肌のゴールデンタイムといわれる22時〜2時の間に睡眠が取れるよう、生活リズムを調整しましょう。

 

またスキンケアを徹底しても、栄養不足ではなかなか肌荒れは改善していきません。体の基となるタンパク質や、お肌の健康に必要なビタミンやミネラルをバランス良く摂取するようにしましょう。免疫力が上がり、体調不良による肌荒れを防ぐことができます。

 

 

 

まとめ

秋から冬にかけて朝晩と日中の気温差も激しくなり、空気も乾燥してくる季節です。お肌にとって厳しい季節になってきますね。

毎年秋から冬にかけてお肌が荒れやすいという方は、この時期特有の寒暖差が原因かもしれません。

空気が乾燥してくると、お肌を守る役割をしている皮脂膜が作られにくくなります。加えて寒暖差をお肌が察知すると、バリア機能と保湿機能を担う「カスパーゼ14」も減少。

寒くなってきたら普段よりも保湿を心がけ、お肌を刺激から守ってあげることが大切です。寒暖差に対応できるスキンケアをプラスするのも良いでしょう。

肌荒れが起きやすいこれからの季節。体調管理とお肌の保湿を心がけて、寒暖差に負けないお肌を作っていきましょう。

 

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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