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HIFUは本当にたるみに効果ある?ダウンタイムや副作用についても紹介!
たるみ

目次
たるみ治療の方法は複数あり、切開や手術を伴いながらリフトアップしていく「美容外科(形成外科)法」と、ヒアルロン酸やボトックスを注入していく「注入治療」、マシンを使って超音波や高周波温熱を肌に当てていく「マシン治療法」とに分かれます。
今回は、マシン治療の一種であるHIFUに焦点を当て、その特徴や気になる副作用について紹介致します!
次世代のたるみ治療!?「HIFU」とは
HIFU(ハイフ)とは、「肌を切らないフェイスリフト」として有名なリフトアップ治療法です。密度の高い超音波を肌に当てることで皮下組織をギュッと引き締めることができるため、肌のたるみやシワ・ハリのなさに悩んでいる人から人気を得ています。
頬・おでこ・顎など面積が広い部分はもちろん、目の周りや口元など比較的皮膚が浅いところにも当てられます。また、照射レベルを変えれば、肌の表皮・真皮・皮下組織・更にその下にあるSMAS筋膜に至るまで効果を届けることができるため、「次世代のたるみ治療法」として注目が高まっています。
HIFUはたるみに効果があるの?
では実際に、HIFUはたるみに効果があるのでしょうか。いくつかポイント別に確認していきましょう。
〇HIFUの効果
HIFUの効果として主に挙げられるのは、たるみ・シワ・ほうれい線・フェイスラインの崩れ・二重あご・口角やマリオネットラインの下がり・目元のゆるみ・たるみ毛穴・顔全体のハリのなさ等です。
どうしても避けられない加齢による悩みはもちろん、乾燥・ストレス・急激なダイエットによるたるみにも対応できるのが特徴です。
〇どんな人に向いているの?
HIFUは、照射の到達深度を細かく変えていくことができるため、肌表皮に出る細かいシワから皮下組織から改善が必要な深いシワまでトータルコーディネートすることができます。
自分のたるみやシワがどの層から起きているのか分からない…という人であっても、相談しながら治療できるのです。
また、注入治療や切開を伴う手術に抵抗がある人・副作用やダウンタイムを抑えながら治療をしていきたい人にもおすすめです。
〇目元や瞼の治療もできる!
HIFUの特徴として、目元・口元・瞼など、皮膚が薄くてデリケートな部位にも照射できるというポイントが挙げられます。
たるんで重くなり、怖そうになってしまった目の印象を変えたい!
口角が下がって常に不機嫌そうに見える表情を直したい!
という方からの相談も多く、ポイントを絞って施術するケースもあります。
気になるHIFUの副作用・ダウンタイムは?
HIFUを使用するに当たり、副作用や痛み、ダウンタイムはどの程度あるのでしょうか。実際の治療をイメージしながら解説します。
〇副作用は比較的軽め
HIFUによる副作用は、完全にゼロではありません。人によっては肌の赤み・ほてりが出るケースがありますが、数十分~1日程度で収まることがほとんどです。
ごく稀に、むくみやライン状の膨疹が最大1週間程度出ることがありますので、心配な症状があれば早めに相談しましょう。
〇施術中の痛みも軽め
照射中やその直後に、チクチクするような痛みが生じることがあります。
従来のHIFUマシンと比較し「ウルトラセルQ+」というマシンであれば痛みを抑えやすく、ほとんど実感しないままに完了できます。
〇ダウンタイムはほとんどなし!
肌の表皮にダメージを与えず照射できるためほとんどダウンタイムがなく、肌の状態をチェックしてOKであれば治療直後からメイクも可能です。
これまで以上に軽い負担で、短期間・短時間で治療しやすい方法であることが分かります。
〇ウルトラセルQ+とは?
HIFUマシンにも、実はいくつか種類があります。トキコクリニックで扱っている「ウルトラセルQ+」は、従来のマシン以上に痛みや副作用を軽減し、効果が長続きするよう考案されたマシンです。
また、従来のマシンで照射可能であったSMAS筋膜と皮下組織に加え、真皮上層から下層にも対応できるようになりました。
これまで施術不可能であった層にまで照射できるようになったことで、たるみへの効果が出やすくなっています。
HIFUを使用する場合は、どのマシンを使っているか確認するのがおすすめです。
たるみ治療をご希望の方は美容皮膚科へ
たるみや肌トラブルへの悩みが根深いと、鏡を見たりスキンケアをしたりする時間が憂鬱になってしまいます。どんどん自分の顔が嫌いになり、表情が暗くなったりキレイな人が羨ましくなったり、気持ちにも影響してしまうものです。
一見同じたるみに見える症状でも、人によって原因や対処法は異なります。HIFUはもちろん、さまざまな治療法を比較・検討しながら満足できる効果を実感するためにも、まずは美容皮膚科の医師にご相談ください!