レチノールでシミは薄くなる?レチノールの作用と効果について解説!

投稿日:2021.07.07

シミ取りに興味がある人は、「レチノール」という単語を耳にした経験があるのではないでしょうか。

レチノールはビタミンの一種であり、肌のシミに効くとされています

今回は、レチノールで本当にシミが薄くなるのか、レチノールの作用や効果を紹介致します。

 

 

 

 

レチノールでシミが薄くなる作用について解説します!

まずは、レチノールに関する基本的な概要や作用・効果を確認していきましょう。

 

 

 

そもそもレチノールって何?

レチノールとは、ビタミンAのことです。

ビタミンAは食事からも摂取できますが、体の栄養バランスを整える以上のビタミンAを摂取しようとする場合、毎日大量の野菜類や果物類を食べなくてはいけません。

また、消化器官を経由して栄養分を取り入れるため接種効率が悪く、「シミを取る」という目的に対しては十分な効果が保証されない可能性が高いのです。

体調を整えるために食事からビタミンを取りつつ、肌トラブルに対処したいのであれば別の方法でレチノールを補うのが最適とされています。

 

 

 

どうしてシミが薄くなるの?

レチノールには表皮角層の細胞分裂を活性化させる効果があり、これがシミに効くといわれています

シミの原因は、肌に蓄積されたメラニン色素です。

本来メラニン色素は自然に肌の外へ排出されるはずですが、細胞分裂の機能が弱まっていた李、加齢や紫外線による影響で肌のターンオーバー機能が損なわれていたりすると、うまく排出できないようになってしまいます。

結果として肌にメラニン色素が残り、シミの原因になるのです。

レチノールは、肌にシミができてしまう根本の原因である細胞分裂機能を修復・活性化します

細胞分裂をすることでメラニン色素が排出され、しかも表皮を厚くして角質層を薄くする効果も出てきますので、トラブルの少ない透明感ある肌を演出できるのです。

 

 

 

 

レチノールはこんなシミに効果があります!

では、レチノールはどんなタイプのシミに効果があるのでしょうか。

自分のシミタイプと比較しながらレチノールによる治療をしていけばより高い効果が期待できるかもしれませんので、チェックしていきましょう。

 

 

 

老人性色素斑

老人性色素斑とは、加齢によって生じる一般的なシミです。

大きくはっきりとしたシミになることが多く、年齢と共に濃くなりやすいため顔全体の印象を損ねてしまいます。

レチノールは加齢と共に損なわれてしまう肌のターンオーバー機能を修復できますので、老人性色素斑が濃くなることを予防したり、新たなシミを予防したりする効果があります。

 

 

 

肝斑

肝斑とは、紫外線やホルモンバランスの影響によって生じるシミです。

ぼんやりと形がはっきりしないことが多く、肌の内側から染み出たようなもやもやしたシミになりやすいのが特徴です。

ホルモンバランスの崩れによって損なわれてしまったメラニン排出機能を復活させたいときや、紫外線によってメラニン色素が定着しやすいときは、レチノールで対策するのが有効と分かります。

 

 

 

そばかす(雀卵斑)

そばかすは雀卵斑とも呼ばれ、遺伝や紫外線の影響でできるシミです。

顔の中心にぽつぽつと点状に現れることが多く、子どもの頃から悩んでいる人が増えています。

そばかすは加齢とともに濃くなるため、角質層を薄くする効果のあるレチノールがおすすめです。

 

 

 

 

レチノールはシミ以外にも嬉しい作用があります!

レチノールは、シミ以外にもお肌にいい効果があるとして知られています。

シミ以外にどんな肌トラブルに効くのかピックアップしますので、参考にしてみてください。

 

 

 

ニキビの跡

頑固に残るニキビの跡にも、レチノールが効果的です。

元々レチノールは、ニキビ跡改善のために研究・開発されました

その過程でシミにも効果があると分かったものなので、ニキビ跡に悩む方にも十分おすすめできるアイテムです。

ニキビ用外用薬などに配合されていることも多いので、機会があれば薬の詳細欄をチェックしてみるとよいでしょう。

 

 

 

肌の透明感を上げる

レチノールは肌のターンオーバー機能を活性化する効果があるため、肌の透明度を上げるのにも効果的です

肌の透明感が損なわれてしまう理由は、細胞分裂が上手くいかなくなり、古い細胞や角質が目立ってしまうことにあります。

その結果として、くすんだような黒っぽい肌になってしまうのです。

ファンデーションやコンシーラーに頼らず、素の肌を白く透明感ある姿にしたいのであれば、根本を解決しやすいレチノールを試してみるのがおすすめです。

 

 

 

皮膚のハリや柔らかさを改善

レチノールには、皮膚のハリや柔らかさを改善する効果もあります

肌表面に常に新しい細胞が作れれば、古く固くなった細胞が表に出ることを防げます。

そのため、皮膚にハリができ、柔らかくもちもちとしたような手触りを楽しみやすくなるのです。

ザラザラした肌や、固く荒れやすい肌に悩んでいる人は、レチノールを使って肌の生まれ変わりを促進してみるのがよさそうです。

 

 

 

エイジングケア

レチノールを使って、これから出現するであろう肌の加齢現象にストップをかけることも可能です

エイジングケアの一種としてレチノールを活用すれば、シミはもちろん、肌のくすみ・透明感のなさ・ザラザラ感などにも高い効果が期待できます。

年を取ってシミやシワができてから使うことも可能ですが、その前の段階で「予防」に努める方法もありますので、まだ明確な悩みがない人でも検討してみましょう。

 

 

 

化粧水や美容液の浸透をよくする

レチノールを使うことで表皮が柔らかく新鮮な状態になりますので、化粧水や美容液の浸透をよくする効果がみられます

固くこわばった肌細胞では、どんないい化粧水・美容液を使ってもなかなか浸透せず、肌表面を流れてしまうことがあるでしょう。

一方、柔軟性のあるきめ細かな肌細胞であれば化粧水や美容液の成分が浸透しやすく、期待通りの効果を得やすいのです。

今持っている効果な化粧水・美容液の効果を高めたい人はもちろん、肌状態を改善することで手の届きやすい化粧水でも十分効果を得たい人にもおすすめです。

 

 

 

 

できてしまったシミは皮膚科で相談しましょう!

既にできてしまったシミを治療したい場合、専門である皮膚科医に相談しましょう。

「シミ」と一括りにしても実はその種類は多岐に渡り、老人性色素斑・肝斑・そばかす・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス、両側性遅発性太田母斑様色素斑)などさまざまです。

どんなシミにどんな治療法が効くかが異なる上、元々の体質や治療への希望を総合的に加味しながら方針を決めていくことが重要です。自己判断しないのがポイントだといえるでしょう。

 

また、レチノールの使用に当たり、1日に使う量や塗り方を正しく指導してもらう必要があります。

 

副作用が少ないものではありますが、使用方法によっては肌が赤くなったりカサカサ荒れるようになったりすることもありますので、注意しましょう。

また、紫外線との相性が悪いため、外に出る直前の使用を避け、なるべく家にいるときや夜寝る前に使うのが最適です。

 

このように、使用に関する注意点や正しいレチノール商品の選び方を指導してくれる皮膚科医に依頼すれば、副作用を抑えながら効果的に使うことができるでしょう。

 

トキコクリニックでも、レチノールやシミ治療に関する相談を承っています。

気になる方は、お気軽にご相談ください。

 

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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