ケミカルピーリングで毛穴の開きや黒ずみを改善しましょう!

投稿日:2022.04.18

ケミカルピーリングは、毛穴の開きや黒ずみを改善できる治療法です。

医療機関でしか使えない薬剤や濃度で施術するため自宅で手軽にできるピーリングよりも効果が高く、比較的ダウンタイムを抑えられる方法として注目を集めるようになりました。

 

今回は、ケミカルピーリングの効果・注意点・種類などについて詳しく解説します。

 

ケミカルピーリングについてよくいただく質問などもピックアップしているので、治療法にお悩みの方はぜひご確認ください。

 

 

ケミカルピーリングとは?

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤などを肌に塗布してターンオーバーを正常化させる治療法です。

「ピーリング」という言葉には「剥ぎ取る」という意味がある通り、角質・老廃物・毛穴の汚れ・詰まりなどを剥がすようなイメージをするとわかりやすいでしょう。

薬局やドラッグストアでもピーリング剤が販売されていますが、知識がない人が扱っても肌に深刻なダメージを与えないよう、濃度が厳しく調整されています。

一方でケミカルピーリングは、医療機関でしか扱えない高濃度薬剤を投入できるため、頻度・回数が少なくてもセルフピーリングより高い効果が実感できます。

短期間で手間なく毛穴の開き・黒ずみを解消したい人におすすめの治療法です。

 

 

ケミカルピーリングの毛穴への効果は?

ケミカルピーリングは、毛穴の状態回復に高い効果を発揮します。

毛穴に蓄積してしまっている角質・老廃物・毛穴の汚れ・詰まりなどを剥がせるため、手ごわい角質を除去しやすくなるでしょう。

それだけでも肌がすっきり清潔になるため、見た目の印象も大きく変わります。

また、ケミカルピーリングには肌はもちろん毛穴のターンオーバーを正常化させる効果があります。

角栓と共に除去された細胞を新たに生み出そうとする機能を刺激しやすく、若い細胞・新しい細胞をどんどん作って肌を生まれ変わらせることが可能です。

皮膚にとっても毛穴にとってもよい循環ができ、透明感のある肌づくりの基礎が整います。

 

 

毛穴の悩みの種類

毛穴に関する悩みは、大きくわけて下記の5種類があります。

自分の毛穴がどの状態にあるか観察しながら、症状に合った治療法を探していきましょう。

 

毛穴のつまり

皮脂の分泌過剰・クレンジング不足・汚れの蓄積などが原因で、毛穴が詰まってしまう症状です。

鼻の頭・小鼻・口周りなど皮脂分泌の多い部分に起きやすく、毛穴詰まりによる角栓が生じます。

角栓を取り切れないまま放置してしまうと酸化して黒ずむことが多く、いわゆる「イチゴ鼻」になってしまうこともあるのです。

 

毛穴の黒ずみ

前述した毛穴の詰まりが原因となり、角栓が酸化して黒くなってしまう症状です。

ほかにも、紫外線の影響を受けて毛穴の周辺にメラニン色素が生成され、黒くぽつぽつ見てしまうこともあります。

色素沈着が原因の黒ずみである場合は角栓除去などのセルフケアでは症状が改善せず、悩んでしまう人も多いです。

 

毛穴の開き

毛穴が開いて目立ってしまい、肌の表面がぽつぽつ・ザラザラしているように見える症状です。

無理に詰まった角栓を取ってしまい、毛穴が開いたまま戻らなくなってしまうことが原因のケースが多いです。

乾燥によって悪化したり、毛穴の黒ずみと併発したりすることが多く、自宅で正しい処理をすることが難しい症状でもあります。

 

毛穴のたるみ

肌のたるみと同時に毛穴もたるんでしまい、毛穴が縦長になって目立ってしまう症状です。

原因は肌の老化・乾燥・紫外線による影響であることが多く、肌のツヤ・ハリ・みずみずしさが失われると同時に現れやすいことが特徴です。

頬・ほうれい線・口元などたるみやすい部分に広範囲で出てくるため、見た目の印象を大きく左右してしまうこともあるでしょう。

 

メラニン毛穴

紫外線・乾燥・摩擦が原因で毛穴周辺にメラニンが生成されてしまう症状です。

色素沈着を起こしているため美白対策が有効ですが、前述した「毛穴の黒ずみ」との違いが一目ではわかりづらく、正確な治療法を見つけづらいことが難点です。

ぷっくり盛り上がっていることも多いため、より角栓が原因だと思ってしまいやすいでしょう。

 

 

ケミカルピーリングの治療頻度

ケミカルピーリングの治療頻度は、どんなケミカルピーリングをするかにより異なります。

例えば、比較的マイルドでアトピー性皮膚炎のある人でも使いやすいケミカルピーリングであれば、3週間~1ヶ月に1回程度が理想です。

今回特にピックアップしている毛穴の詰まりや黒ずみに対処しやすいケミカルピーリングであれば、2週間置きに4~5回施術するのがよいでしょう。

さらに高い効果があり肌質やキメまで含めて根本的な改善をしたいときは、まず2週間置きに4~5回のピーリングをおこない、その後は肌状態に合わせて1ヶ月に1回程度実施するのが効果的です。

悩み・理想・予算などに合わせて柔軟に変更できるのが、ケミカルピーリングの利点でもあります。

かかりつけの医師と相談しながら、自分に合ったペースを探していくとよいでしょう。

 

 

ケミカルピーリングの治療リスク・注意点

ケミカルピーリングの注意点として、1回の治療で即日効果が出るとは限らないことが挙げられます。

濃度や症状によってはその日もしくは2~3日中に効果が見られるケースもありますが、1回限りの治療で完結することはほとんどないでしょう。

平均して半年から1年程度かけて治療することが多く、その後も肌のターンオーバーサイクルを整えたり肌トラブルを予防したりしたい方は定期的に通院いただくことが多いです。

 

また、ケミカルピーリングは比較的ダウンタイムが少ない治療法ではありますが、施術中にぴりぴりした感覚が生じることがあります。

数日赤みや火照りが出ることもあるため、あらかじめリスクのひとつとして知っておきましょう。

また、施術後は保湿と紫外線対策が欠かせません。

角質層が剥がれ落ちているため紫外線・摩擦・乾燥など外的なダメージを受けやすい肌になっています。

しばらくは入念にケアをおこない、夏場でなくとも紫外線対策をするよう意識しておきましょう。

 

 

よくいただくご質問

ここからは、ケミカルピーリングに関する「よくある質問」を紹介します。

施術前に疑問や不安を覚えやすいポイントを中心にピックアップしますので、参考にしてみましょう。

 

Q1.スクラブケアとの違いは?

スクラブケアは、「ごしごし洗う」という意味がある通りクリームに含まれている粒状のスクラブで肌を磨き上げる方法です。

物理的な摩擦によって角質を落とすことができ、肌表面の汚れを取るのに向いています。

ただし、肌本来が持つターンオーバー機能を促進したり肌の奥にある角質・老廃物を取り除いたりすることはできません。また、肌への摩擦が刺激になり、乾燥の原因になる事もあります。週に1回程度にとどめることをお勧めします。

 

Q2.治療に痛みはある?

ケミカルピーリングをしている際、ぴりぴりとした刺激感が出ることがあります。

肌表面の角質や老廃物が剥がれているサインでもあるため、心配する必要はありません。

基本的に施術が完了し次第すぐ、もしくは数時間で刺激感はなくなります。

以降は多少の赤みや火照りが生じる可能性がありますが、痛みが続くことはないでしょう。

どうしても気になるときは濃度などを調整することもできるため、相談しておくことをおすすめします。

 

Q3.ピーリングのデメリットは?

ケミカルピーリングのデメリットとして、施術後しばらくは手厚いケア・保湿・紫外線対策が必要なことが挙げられます

それまで肌に蓄積していた角質がなくなっているため、肌表面が薄くなっているようなイメージをするとよいでしょう。

外的な刺激に弱くなっていることが多く、バリアをするようなイメージでケアしてあげることが欠かせません。

ターンオーバーが正常化すればむしろ肌本来が持つバリア機能が働きますので、それまでの期間だけの辛抱です。

また、ケミカルピーリングはやりすぎると逆効果になることがあります。

健康な細胞も剥がしてしまい肌表面が傷ついてしまったり、ターンオーバー機能が活性化するメリットよりも外的刺激に弱くなってしまうデメリットの方が勝ってしまったりする可能性があるため、あらかじめ施術頻度を計画しておくことがおすすめです。

 

 

ケミカルピーリングの種類

最後に、ケミカルピーリングの代表的な種類を紹介します。

悩み・理想・自分の肌状態に合わせて理想的な施術ができるよう、まずは肌のチェックやカウンセリングから実施するのがよいでしょう。

 

トキコオリジナルピーリング

トキコクリニックでは、トキコオリジナルピーリングを実施しています。

主な成分は、油溶性で毛穴への浸透力が高い「サリチル酸配合」と、水溶性で肌をなめらかにと整える効果がある「グリコール酸配合」の2種類です。

これをひとりひとり異なる肌状態に合わせて細かく調合し、濃度・反応時間も含めて計算してお作りしています。

ホームケアや他院でのケミカルピーリングで効果が得られなかった方・トラブルに遭った方でも対処しやすく、施術中のぴりぴり感がどうしても心配な場合は弱濃度から試していくことも可能です。

顔はもちろん、首・デコルテ・二の腕・お尻・背中など全身に使用することもできるため、ご相談ください。

パーソナライズされたケミカルピーリング体験をしたい人におすすめのプランです。

 

コラーゲンピーリング

TCA(トリクロロ酢酸)を用いながらも、過酸化水素で肌表面への刺激を最小限に抑えたピーリングです。

真皮層へ刺激を与え、コラーゲン生成を促す作用もあるので、毛穴の開き・黒ずみはもちろん、重症化したニキビ・ニキビ跡・肝斑や老人性色素斑などのシミにお悩みの方からのお問い合わせも多くなっています。年齢が出やすい首まわりのアンチエイジングに使う方も多く、時間が経過する度に少しずつ美しくなっていう感覚を追及できます。

 

ポイントハードピーリング

ポイントハードピーリングは、一般的なケミカルピーリングよりも強い酸を使うことが特徴です。

かさぶたができたり赤みが生じる時期が長かったりしますが、その分治療効果が高いことで注目されました。

特にニキビ跡やクレーター状になってしまったお肌など、従来の治療法ではなかなか効果が得られにくいとされていた症状と相性がよいです。

ポイントハードピーリングを実施しているクリニックはまだまだ少ないですが、トキコクリニックでは開院当時から治療を実施してきたノウハウがあります。

濃度と調整しながら少しずつピーリング範囲を広げていくこともできるため、ご相談ください。

 

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、マイルドなケミカルピーリングです。

有効成分が豊富な水流をマシン周辺に作り出し、水分補給しながら角質を剥がしていけることが特徴です。

角質だけでなく皮脂や汚れも浮かせられるため、毛穴の奥まで洗浄したい人に向いているでしょう。

アメリカのセレブや芸能人からの評判がよく、海外では一般的な手法として確立しています。

 

ミルクピーリング

ミルクピーリングは、フランスのDERMACEUTIC社が提供しているケミカルピーリングです。

グリコール酸・乳酸・サリチル酸が配合されており、ニキビ・くすみ・乾燥などさまざまな肌トラブルに対応できます。

赤みやかさぶたなどのダウンタイムもなく、効果を実感できるまでが早いため初心者でも挑戦しやすいケミカルピーリングだと言えるでしょう。

 

EasyTCAピーリング

EasyTCAピーリングは、比較的濃度の濃いピーリング剤を使用した治療です。施術の数日後から皮がべりべりに捲れてダウンタイムが見られる場合もあります。

その点、施術3日から数日後にかけて日焼け後のような皮むけが起き、すべて剥け終わるとゆで卵のようにつるつるした肌触りを体感できます。効果をしっかりと実感したい方にはおすすめの治療です。

 

トックスピーリング

トックスピーリングは、主にヨーロッパで人気のケミカルピーリングです。

肌細胞の若返り効果を促進させる成長因子(EGF・FGF・ナイアシンアミドなど)が配合されており、透明感の高いみずみずしい肌を手に入れられます。

 

 

まとめ

毛穴の開きや黒ずみは一気に進行することがなく、毎日鏡を見ている本人では気づきにくいことが難点です。

しかし久しぶりに人に会ったときや写真に映ったときなど、ふと振り返ってみると毛穴のトラブルが目立ってしまっていることがあるでしょう。

ケミカルピーリングなどで日常的に肌のコンディションを整え、改善と予防に努めていくことが効果的です。

トキコクリニックではさまざまなケミカルピーリングプランを用意しているため、肌に合った治療法を探してみたい方はお気軽にお問い合わせください。

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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