この記事の監修者
昔より顔が大きくなった?原因と治療法は?
小顔
目次
いつまでも若々しくいたいと願うのは、誰しも共通の願いだと思います。しかし、以前は平気だったのに、年齢を重ねていくにつれて「顔が大きくなった」「以前より顔が伸びた気がする」「昔より顔が四角くなった」などの変化を感じることがあります。
これらは加齢にともなう変化で起こる症状のひとつです。他にも原因がありますので、詳しく説明していきます。顔の大きさが気になり始めた方はぜひ参考にしてくださいね。
顔が大きくなる原因は?
顔が大きくなったり四角く見える原因には下記が挙げられます。
・加齢に伴うたるみ
・噛みしめによるエラ張り
・肥満による脂肪の蓄積
特に、加齢に伴う変化によるたるみは、顔が大きくなる原因を大きく占めます。それぞれについて詳しく説明します。
加齢に伴う変化
一般的に、加齢により土台となる骨の損失・後退が進み、それに伴って顔の骨格も小さくなります。
骨格が変化すると、骨を土台とする皮膚や皮下組織が影響を受け、皮膚が垂れさがったり凹凸が形成されたりします。具体的には、こめかみがくぼんだり、頬が垂れてコケたり、フェイスラインが不鮮明になります。顎の骨も小さくなるため、ほうれい線やマリオネットラインが深くなったり、フェイスラインのシャープさが失われて、顔が四角く見えてしまいます。
また、加齢により皮膚のコラーゲンやエラスチンが失われて、肌の弾力性が低下したり、ボリューム減少が生じます。皮下組織の位置の移動や下垂もおきます。皮下組織は複数のパーツに分かれているため、その境界では深いしわや溝が形成されやすくなります。
このように、加齢による変化に伴い、顔はだんだんと四角く伸びた印象に変化してしまうのです。
噛みしめによるエラ張り
エラ張りの原因はもともとの骨格によることもありますが、エラの筋肉(咬筋)の発達によりエラ張り顔になることが多くあります。若いころは気にならなかったのに、30代や40代になって顔が四角くなってきたと感じる場合、咬筋の発達も原因のひとつです。加齢とともに筋肉が収縮した状態で固定されやすくなるため、より顔が大きくみえてしまいます。
脂肪の蓄積
単純に脂肪の蓄積により、顔の体積が増えて顔が大きく見えることがあります。思春期に急に顔が大きくなったと感じる場合の多くは、脂肪によることが多いです。また、中年期以降の肥満によるものがあります。特に、中年期以降は加齢に伴う変化と組み合わさって、より顔が大きく見えたり、四角く見えたりする原因となります。
このように、さまざまな原因によって昔と比べて顔が大きくなったと感じてしまうのです。
治療法は何があるの?
先ほど述べた通り、顔が大きくなる原因は、加齢に伴う変化、咬筋の発達、脂肪があり、それぞれの原因が組み合わさっていることが多くあります。
顔が大きくなってしまうことを防ぐために一番重要なことは、たるまないように予防をすることと、減ったもの(くぼみやコケ)は補正する、増えたもの(脂肪や筋肉)は減らすことです。
このような症状に対して適切な治療はどのようなものがあるのか説明していきます。
①頬のコケ・くぼみ・あご
頬のコケやこめかみのくぼみは、一度起きてしまったら何もしなければ元に戻ることはありません。頬やこめかみのくぼみを補正することで、顔の形が整い顔も小さくみえるようになります。
具体的には「ヒアルロン酸注入」が一般的で即効性がある治療です。
ヒアルロン酸注入は、頬のコケやこめかみのくぼみに直接注入することだけでなく、加齢に伴って減少してしまった土台の変わりにもなってくれます。頬骨あたりに注入することで、テントの柱のようなイメージで皮膚を持ち上げてくれます。また、小さくなった顎にもヒアルロン酸を注入することで、シャープなフェイスラインを手に入れることができ、視覚的に小顔効果が狙えます。
トキコクリニックのヒアルロン酸注入は豊富な経験があります。
②皮膚のたるみ
加齢に伴いコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力性をつかさどる成分が減少することで、みずみずしさが失われて、弾力性も低下し、皮膚のたるみにつながります。
肌の引き締めには「HIFU」や「ポテンツァダイヤモンド」などのマシンでの治療がオススメです。超音波や高周波による熱刺激を与えることにより、加齢により失ってしまったコラーゲンの産生を促し、肌の弾力を取り戻します。特に、トキコクリニックはポテンツァの症例数が日本一ですので、自信をもってオススメできます。
③エラ
咬筋の発達に伴うエラの張りに対しては「ボトックス注射」が有効です。ボトックス注射は、筋肉の動きを制限する働きがあるため、発達した咬筋に直接注射することで、筋肉の発達を防ぎ、瘦せさせることができます。
④脂肪の蓄積
増えてしまった脂肪は減らす、もしくは糸リフトで脂肪を引き上げることが効果的です。脂肪を減らすには「脂肪分解注射」が有効です。もしくは、当院では行っておりませんが、脂肪吸引などの外科的手術が適応となる場合もあります。
脂肪の重さによって皮膚のたるみがある場合、「スレッドリフト」を併用することで、脂肪を元の位置に移動させます。たるみや脂肪の程度にもよるので、まずは診察にて適切な治療をきいてみてください。
まとめ
顔が大きくなる原因には、脂肪・筋肉・骨・皮膚と、さまざまな要因が絡み合っていることが多いです。それぞれの原因に応じて適切な治療方法があるため、まずは何が原因なのかを診察にて詳しくみてもらってください。