この記事の監修者
男のほうれい線の消し方
たるみ
目次
以前に比べ、男性もアンチエイジングコスメを使用したり、男性専用のコスメや髭の脱毛など男性の美容需要が増えてきました。
身なりを整えることで、清潔感が増したりいきいきとして見られるようになり周りの印象も良くなります。
今回は、意外と多いたるみの相談、特にほうれい線の消し方についてご説明していきます。
ほうれい線の原因は?
ほうれい線は、鼻の横から上唇に「ハ」の字に現れるラインで、たるみじわの一つです。医学用語では鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれます。
ほうれい線が生じる根本的な原因は肌のたるみです。私たちの顔は骨・筋肉・皮下脂肪(皮下組織)・真皮(皮膚)・表皮(皮膚)の5つの層から成り立っており、たるみは主に加齢による変化で起こります。
頬・口元の筋肉(表情筋)の減少や衰えでもほうれい線を目立たせます。皮下脂肪や皮膚を支えられず、たるみに繋がったり、上下にひっぱる筋肉のバランスが崩れてしまうと、肌が下垂したように見え、ほうれい線を目立たせてしまうのです。加齢はもちろん、口角を使う・意識することが減ると筋肉が衰えてしまう原因になります。
男性特有のリスクとして、ひげ剃りによる刺激がほうれい線をつくりやすくすることがあります。ひげ剃りは、肌の角質層や皮脂膜を削り取ってしまい、皮膚が乾燥しやすくなるためです。スキンケアや紫外線対策などの日々のケア不足や長年の髭剃りによるダメージの蓄積が、肌のハリをなくし、たるみやすくなり、深いシワやほうれい線として現れます。
また、姿勢の悪さによっても、ほうれい線を招いてしまうケースがあります。寝るときの向きが決まっている、うつむきがちである、下を向いて長時間スマートフォンを触っているなどの癖があると、ほうれい線ができやすい傾向があるといわれています。これらは全て重力が関係しており、頬についている皮下脂肪が重力で垂れることが原因です。深く刻まれてしまったホウレイ線は、自宅でのケアだけでは簡単に戻せません。
ほうれい線を消したい方は、美容治療がお勧めです。
ほうれい線を消す方法とは?
その方の皮下脂肪や骨格やお顔立ちによって大きく異なってきますが、当院でお勧めしているのは、比較的ダウンタイムも少なく短時間で受けられる「ヒアルロン酸注入」「スレッド(糸)リフト」「ハイフやポテンツァダイヤモンドなどの高周波治療」です。
それぞれ、どの施術が合っているのか、ダウンタイムが生じても大丈夫なのか、料金などの説明をしっかりさせて頂いております。少しでも不安なことやご不明点がありましたら診察やカウンセリング時にお気軽にお尋ねください。
ヒアルロン酸注入の適応な方は?
速効性が欲しい方で、お顔が全体的にやせ型で、ボリュームロスが目立つ場合はヒアルロン酸注入をお勧めする事が多いです。当院では、解剖学的に適切な部位・皮膚層に適量注入することで組織を間接的に支え、たるみを改善しメスを使用したり切開をすることなくリフトアップや輪郭形成効果をすることができます。
ほうれい線の他、ゴルゴライン・マリオネットラインなどのシワや目の下の凹みの改善にも効果的です。医師が患者様に合ったヒアルロン酸・注入箇所・量をご提案させて頂いております。
スレッド(糸)リフトが適応な方は?
速効性が欲しい方で、皮下脂肪が比較的しっかりあり、皮下脂肪をスレッドで移動させる方がたるみを改善するのに効果的な場合にご提案させて頂いております。
スレッドリフトは、コグ(突起)の付いた特殊な医療用吸収糸(溶ける糸)で、お顔のたるみを強力に引き上げ(フェイスリフトアップ)、気になるほうれい線などを改善します。糸の種類によって腫れなどのダウンタイムが変わってきますが、治療の直後より高いリフトアップ効果や小顔効果があり、効果が長期間持続するのも特徴の一つです。スレッドを挿入後、スレッドの刺激でお肌のコラーゲンの産生を促し、お肌の弾力・ハリ感がアップするなどの美肌効果も得られます。
ハイフやポテンツァダイヤモンドなどの高周波治療が適応な方は?
ダウンタイムが取れない方や、注射やスレッド治療に抵抗がある方にお勧めです。
皮下脂肪がどこに多くついているのか、たるみの原因が深い所にあるのか、表面のゆるみによるものか、肌質や気になっている部位はどこなのか、いつまでに改善をしたいかで選択するマシンが変わってきます。ハイフやポテンツァダイヤモンドの他にも、ペレヴェやサーミスムースという高周波のマシンを多数取り揃えており、その方に合ったマシンを選択しご提案しております。
まとめ
当院では、ヒアルロン酸などの注入治療の他に、スレッド(糸)を使用した治療、たるみを改善する多数の高周波機械を取り揃えています。
リフトアップの切るような手術よりも、ダウンタイムも少なく、痛みもできるだけ少なくなるように心がけております。たくさん治療の選択枝があのでご自身では、どの治療方法が最適なのか、ダウンタイムやリスク、料金が見合ったものになるのかの判断が難しくなってくると思います。
経験豊富な当院の医師、施術スタッフに是非一度ご相談いただければと思います。