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いちご鼻にバイバイしよう!原因と治し方について
毛穴
目次
【いちご鼻】は大半の女性、男性共に悩みの種であり、それを隠すためについつい化粧が厚くなったり、スクラブ洗顔をしてより黒ずみになってしまっている人が多くいます。いちご鼻というのは、白や黒の角栓が毛穴に詰まりいちごの種のようになってしまった鼻のことです。
コロナ禍における長時間のマスク着用は毛穴状態を悪化させ、いちご鼻に悩む方が増加しています。
いちご鼻が一生治らないかも・・・と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、いちご鼻の原因と効果的にケアする方法についてご紹介します。
いちご鼻の原因とは?
鼻の毛穴に皮脂や古い角質などが詰まって角栓となった状態がいちご鼻の初期症状です。最初は白色の角栓ですが、毛穴の中に長期間とどまり、紫外線などの影響で酸化して黒く変色します。これが【いちご鼻】の原因になります。
いちご鼻の中でも種類があり、種類別によってお手入れの仕方が違うので種類別でご紹介します。
いちご鼻の種類
①角栓
②メラニン(色素沈着)
③産毛
①角栓
毛穴に詰まった角栓が酸化して黒ずみのポツポツといちごの種のように目立っている状態です。角栓が詰まった状態が続くと、皮脂が酸化して黒ずみます。主にTゾーンに多く、触るとザラザラと盛り上がりを感じる黒ずみの場合は、たいていが角栓の酸化によるものです。
②メラニン(色素沈着)
毛穴周辺の炎症による過剰なスキンケアや紫外線の刺激からメラニンが過剰に生成されることで、毛穴周り(毛穴ろうと分)が色素沈着を起こし、黒くシミのようになってしまっている状態です。触るとつるつると滑らかな手触りが特徴のメラニン毛穴です。
③産毛
いちご鼻にも毛が生えることがあります。
毛が細くて短いといっても、日本人の毛の色は黒なので目立つこともあり、1つの毛穴から複数の産毛が生えてきて、より太く濃く見える場合もあります。
中にある産毛はメイク汚れや皮脂、老廃物と混ざり合って毛穴を塞いでしまうこともあるので、毛穴が気になる方はムダ毛ケアをしましょう。
いちご鼻の治し方
①正しい洗顔
刺激の強い洗顔料でゴシゴシ洗うと、いちご鼻を悪化させるおそれがあります。うるおいを補うために過剰な皮脂が分泌されて、毛穴の詰まりを悪化させるリスクが伴うためです。洗顔はたっぷりの泡で洗ってください。洗浄力の強いオイルやシートタイプのクレンジングも乾燥を悪化させる要因で、皮脂分泌過剰を招くリスクがありますので注意が必要です。
②美容皮膚科での治療 <ケミカルピーリング・ハイドラフェイシャル>
いちご鼻になるとスキンケアだけでは改善するには時間がかかります。間違ったスキンケアを続けていくと角質層が分厚くなりいちご鼻の原因に。ケミカルピーリングは余分な角質を除去して肌のターンオーバーを正常に戻すことで毛穴に皮脂がつまりにくくなり、いちご鼻が改善していきます。またターンオーバーが正常になると、蓄積している色素沈着も改善し、メラニン毛穴にも効果的です。
当院のピーリングは院長が配合を考えたオリジナルピーリングです。肌に合わせた濃度で行うので様々な肌の方への施術が可能です。オリジナルピーリングはグリコール酸・サリチル酸を使い分けて肌に合わせて調合して施術をしています。
また毛穴の角質を除去するハイドラフェイシャルもいちご鼻にお悩みの方におすすめ。クレンジング、ピーリング 、吸引、保湿及び抗酸化を同時に組み合わせ、最小限のダウンタイムでより透明感のある美しい肌に導くことができる施術です。
水流を利用することで、洗顔では落としきれない毛穴の汚れや余分な皮脂・古い角質を取り除くことができ、高いピーリング効果が期待できます。また、保湿と吸引を同時に行うことができるため、刺激により真皮のコラーゲン増生を促す効果も期待でき、肌にハリやツヤを与えます。乾燥肌・オイリー肌・ニキビ肌、毛穴のつまりやくすみなどのさまざまなお肌のトラブルに対応できます。
③保湿ケア
保湿を徹底することでいちご鼻は改善します。乳液やクリームには、化粧水や美容液で補ったうるおいを内部に閉じ込め、バリア機能を強化する働きがあります。油分と水分のバランスを整えると過剰な皮脂も減り毛穴が詰まらなくなるといちご鼻が改善していきます。
④医療脱毛
医療脱毛とは、レーザー照射によって毛根組織(毛母細胞・毛乳頭)やバルジ領域(発毛を促す領域)を破壊する、永久脱毛のことです。
医療脱毛することで、中に生えている産毛が減り毛穴の黒ずみが改善されていきます。顔の毛は産毛なので回数はかかりますが、顔全体のトーンアップやメイクのりも良くなります。
NGなこと
*過剰なクレンジングや洗顔
いちご鼻を改善しようとクレンジング・洗顔時にゴシゴシと肌を思いっきり擦って過剰に刺激を与えていませんか?毛穴を引き締めるために冷水で顔を洗っていませんか?何度も洗顔していませんか?
誤った洗顔方法は肌に強い刺激となり角栓の悪化へと繋がり、よりいちご鼻になります。
クレンジングや洗顔をする際はたっぷりの泡で肌を優しくなでるように、また38度前後のぬるま湯でやさしくしっかりと洗い流します。
*無理やり角栓を出す
いちご鼻が気になるからと言って無理やり角栓を押し出すのは絶対NGです!
ピンセットや剥がすタイプのケアパックなどで無理やり角栓を引き抜くケアは毛穴を痛めてしまい、その刺激がメラニン色素の沈着となり黒ずみが定着してしまう可能性も…
*メイクの厚塗り
鼻の黒ずみを隠そうとついついベースメイクの厚塗りしてしまっていませんか?
これもNG行為のひとつです!ベースメイクは過剰に塗ってしまうとクレンジングでも落としづらく、メイク汚れ残しの原因となってしまいます。その汚れが毛穴に詰まり蓄積することで角栓を悪化させ、いちご鼻に繋がります。
まとめ
今回はいちご鼻の原因と改善方法についてご紹介してきました。
いちご鼻といっても人によって様々な原因と解決方法があります。
一生治らないかも・・・なかなか改善しない・・・と思っている方もいますが、一体なぜいちご鼻になったのか、原因をしっかり見極め一人一人に合った適切なケアをしていくことがいちご鼻を改善する近道です。
NGな行動は今からストップしてつるつるお肌を目指しましょう。