美容コラム

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ACRS療法とPRP療法の違いって?

再生医療

美肌

再生医療に興味のある方は”ACRS療法”と”PRP療法”という言葉をお聞きになったこともあるのではないでしょうか。
美容皮膚科領域では肌再生治療として有名なこの2つの治療ですが、それぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか。
この記事ではサイトリッチACRS療法の特徴や適応、期待できる効果について説明しています。またPRP療法との違いについても説明していますので是非ご覧ください。

サイトリッチACRS療法とは

サイトリッチACRS療法とは血液の中にある抗炎症性サイトカインと成長因子を用いて肌治療を行う施術のことです。
正式名称は”Autologous Cytokine Rich Serum(自分のサイトカインが豊富な血清)”、略してACRS療法と呼ばれます。特徴としては患者様自らの血液を用いた製剤を使用するため、アレルギー等のリスクが低くなっています。
サイトカインとは細胞から分泌されるタンパク質でできたシグナルのことです。
肌に慢性的な炎症が起きている時は、炎症を引き起こすサイトカインと炎症を抑えるサイトカインのバランスが崩れ、炎症性サイトカインが優位になっていると考えられます。肌荒れを抑えるためにはこのバランスを整えることが重要になります。

ACRSでは炎症性サイトカインを可能な限り除去して抗炎症性サイトカインを増やした製剤ですので、効率よくサイトカインのバランスを整えることができます。このため、高い抗炎症作用が期待できます。
また、ACRSには成長因子も含まれているためコラーゲンやエラスチンの元となる線維芽細胞を刺激して肌のハリ感を出すことも期待できます。

PRP療法とは

それではサイトリッチACRS療法と比較されるPRP療法とは一体どんなものなのでしょうか。
PRP療法は正式名称を”自己多血小板血漿(Platelet Rich Plasma)”と言います。
文字通り血小板を多く含む血漿を用いた治療方法となります。
血小板とは血液の中に多く含まれる細胞です。血小板の主な働きは”止血”です。軽い怪我をしても自然に血が止まるのは血小板のおかげでもあるのです。
怪我などをして血管に傷がついた際に、速やかに傷の部位に血小板が集まってきます。傷を塞ぐことでそれ以上血が出続けるのを止めます。また、成長因子を分泌することで周辺組織を活性化し、傷の修復を行います。
PRP療法ではこうした血小板の性質を利用します。
患者様の血液を採取し、血小板を濃縮した製剤を用います。この際、豊富な成長因子も利用することができます。そのためPRP療法では肌再生が期待できます。

PRP療法とACRS療法の違い

細胞を含む自分の血を使う期待できる効果
PRP療法肌のハリを出す
ACRS療法X抗炎症作用、肌のハリを出す

サイトリッチACRS療法は何に効果がある?

・ニキビ、肌荒れ

サイトリッチACRS療法は何と言っても抗炎症作用が期待できます。そのため、ニキビの炎症や肌荒れに伴う赤みの改善が期待できます。
特に春は花粉症やアレルギーで肌が非常に揺らぎやすい時期になっています。痒みや赤みが気になる方は非常に良い治療となります。

サイトリッチACRS療法 Before
サイトリッチACRS療法 After
回数:2回 
<料金>
1回 ¥176,000
2回目冷凍分使用 ¥55,000 
リスク・副作用:内出血、赤み、ぼこつき、針跡、ひりつき等

・薄毛

薄毛の原因は様々ありますが、そのうちの一つが毛根部分の慢性炎症と言われています。炎症性サイトカインの1つであるIL-1は毛の根元にある毛包と毛根の萎縮を促します。抗炎症性サイトカインを豊富に含むACRSを頭皮に直接注入することで、毛根や毛包の炎症を抑え、育毛効果が期待できます。

・たるみ

ACRSには成長因子も多く含まれております。成長因子が組織の修復や肌のコラーゲン・エラスチンの元となる線維芽細胞の造成を促します。ACRSをほうれい線や目の下をはじめとした肌に注入することによりハリのある肌を目指すことができます。

サイトリッチACRS療法の効果はいつから実感できる?

ACRSを打ってどのくらいで効果が出るの?というのはよく頂く質問の一つです。
個人差はありますが、サイトリッチACRS療法を受けていただいてから大体1週間から2週間程度で効果は現れはじめます。
2週間から4週間程度の間隔で約3回程度の治療を行った後は1ヵ月から数か月間隔で定期的にメンテナンス治療を行うことをおすすめしています。
また、一度作成したACRSは冷凍保存が可能となっております。そのため、1度で作成したACRS製剤を2度に分けて注入することも可能です。

大阪でサイトリッチACRS療法を受けるなら

サイトリッチACRS療法は安全性の高い施術ではありますが、肌状態によっては施術が受けられない場合もございます。
また、サイトリッチACRS療法が適応になるかどうかきちんと医師による判断を経た上で施術を受けていただく形となります。
慢性的な肌の炎症が続いて赤みが引かない方や、花粉症による肌荒れに悩まれている方は是非トキコクリニックに一度ご相談ください。

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