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ニキビ跡の凹みは治療できる？おすすめ施術を解説
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ニキビが治っても、ニキビ跡がクレーター状になってしまい目立つことがあります。肌の窪みが気になるクレーターは、セルフケアで治すことが難しく、治療には数カ月から数年と、症状によっては長い期間が必要になることもあります。ニキビが酷くなる前の早い段階で、治療をはじめるのがおすすめです。今回はニキビ跡の凹み、クレーター治療方法、最新治療について解説していきたいと思います。
まず初めに…ニキビ跡クレーターができる原因は？
ニキビの炎症が皮膚の真皮深層まで達し、周辺の組織が破壊されることで、コラーゲンの過剰修復が起こります。真皮層ではターンオーバー機能がないため、破壊され変形したダメージはクレーター（凹み）という形で残ってしまいます。凹みはアイスピック型やボックス型など、さまざまな種類があります。クレーター（凹み）になってしまうと、皮膚が硬くしこりのようになってしまうこともあります。皮膚深部までアプローチできる適切な治療を行うことが大切です。
ニキビ跡クレーターの種類と治療法
ニキビ跡のクレーターは、以下のような種類があります。
① アイスピック型
深くて狭い穴のような形状で、クレーター自体は小さく見えますが、皮膚表面から深層部まで到達している深めの凹みです。
② ボックスカー型
箱のような形状で、広くて深いクレーターです。ボックスタイプは、水疱瘡の跡のような円形や楕円形で辺縁がはっきりとして垂直に凹んだニキビ跡です。大きいものから小さいものまでさまざまです。クレーターのニキビ跡として、よく見られるタイプです
③ ローリング型
ボックス型のように直角ではなく、辺縁がなだらかに凹んでいて、表面は比較的滑らかです。真皮層の深い所まで線維化されているため、表皮が引っ張られている状態になっています。
クレーターのタイプによって治療方法の選択が変わってきます。
深く垂直なボックス型のクレーターやアイスピック型のクレーターが目立って見える原因は、凹み部分と周囲の正常な皮膚との境目に影ができて陰影がつくためです。
ボックス・アイスピック型クレーターではこの陰影をできるだけ目立たなくさせることが重要になります。
陰となるクレーターの角をなだらかにして凹みを盛り上げる治療として、当院ではポイントハードピーリング（TCAクロス）、CO2フラクショナルレーザー、ダーマペンの他に、最新のクレーター治療POTENNZA（ポテンツァ）を使用した治療を行っています。
クレーターは表皮のみならず、真皮層まで到達している事が多いため、真皮層までしっかりアプローチできる施術が複数回必要です。
おすすめの治療法をさらに解説！
ここでは特に効果的な、ポイントハードピーリングとポテンツァについて説明していきます。
ポイントハードピーリング（ＴＣＡクロス）は、高濃度のトリクロロ酢酸（ＴＣＡ）をクレーターの凹み部分にピンポイントに塗布し、強力なピーリング作用でニキビ跡の凹みの部分にダメージを与えます。
軽い火傷を起こさせ、その火傷が治る過程を利用してコラーゲン生産を促します。
１週間～10日程度カサブタができ、カサブタが取れた後は一時的にニキビ跡が拡大したように見えますが、ピーリング後のコラーゲン産生促進効果により徐々に凹みの部分が目立たなくなっていきます。
ダウンタイムがやや長めですが、ポイントハードピーリングは、ボックス型、アイスピック型、ローリング型全てに対応できます。主にクレーターの角のエッジ強く深いタイプのクレーターに対してご提案することが多い治療法です。
＜リスク・副作用＞１週間～10日間カサブタが出来ます。カサブタが剝れた後、１～数ヶ月間の赤みが続きます。赤みが治まった後、６ヶ月程度の色素沈着が起こる可能性があります。
＜料金＞おためし（３個まで）￥11,000 顔全体１回（1ヶ月間 ビタミンC導入付き）￥66,000 両頬１回（1ヶ月間 ビタミンC導入付き）￥49,500
ポテンツァはRF（高周波）とマイクロニードル（細かい針）を組み合わせた施術で、傷の創傷治癒過程と熱刺激によるコラーゲン再生でクレーターの改善を図ります。
肌の深部から表面まで均一に刺激することができるメリットに加え、ドラッグデリバリーシステムに長けているため、有効成分を肌の奥に送り込むことができます。
クレーター治療の際には、PLLAと呼ばれるコラーゲンブースター製剤を使用してコラーゲン生成をさらに高めます。
ポテンツァはダーマペンと比較されることが多いですが、ダーマペンの効果に高周波＋ドラッグデリバリー効果が加わっているものがポテンツァとお考え下さい。
ポテンツァは他のクレーター治療よりもダウンタイムが少なく、赤みや色素沈着が出現しにくいというメリットがあります。ボックス型、アイスピック型、ローリング型全てのクレーターに対して有効です。
ローリング型のクレーターに関しては、、真皮層の深い所まで線維化して表皮が引っ張られている状態なので、下に引っ張られている癒着している組織を剥離することが必要になる場合もあります。
サブシジョンと言って、医療用の針を使用して表皮と筋膜の癒着を剥がすことで、ポテンツァの効果をさらに高めることができます。
＜リスク・副作用＞赤み、ひりつき、点状出血、内出血、火傷
＜料金＞ポテンツァスカー１回 ￥88,000
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まとめ
クレーターの凹みは真皮の深い所まで到達することが多く、治療に関しては自己判断やホームケアでは改善が難しい場合がほとんどです。
そのため、クレーターを改善してきれいな肌を目指したい方は、肌の深部までアプローチすることができる専門のクリニックでの治療をお勧めします。
ニキビ跡クレーター改善の施術では、それぞれに異なるメリットと効果があるため、その方の皮膚状態やクレーターの状態に応じて最適な治療法を選ぶことが重要です。
クリニックなら早い改善が期待できるため、クレーターで悩んでいたら一度クリニックに相談してみるのもいいでしょう。
