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紫外線が多い時期は?効果的な紫外線対策とは
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1年を通して私たちの皮膚に影響を与える紫外線について考えてみましょう。
特に紫外線が強い時期や時間帯を知り、それに対して適切な対策を講じることが、健康で美しい肌を保つ秘訣です。
紫外線は一年中降り注ぎますが、特にその量が増えるのは春から夏、そして初秋にかけてです。最も紫外線が強い時間帯は、一般的に午前10時から午後3時までと言われています。この時間帯は紫外線の中でも、特に肌の老化を促進するUVAと、日焼けや皮膚がんの原因となるUVBが高いレベルで出現します。
UVインデックスとは
紫外線を浴びすぎると皮膚がんや白内障になりやすいことが明らかになっています。 さらに「オゾン層破壊」によって地上に到達する紫外線が増加していることから、世界保健機関(WHO)ではUVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。 UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。 国内では環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、この中でもUVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されています。
気象庁では、日々の紫外線対策を効果的に行えるように、UVインデックスを用いた「紫外線情報」を提供しています。(気象庁HPより)
UVインデックスは世界共通の指標です。
海外でも現地のUVインデックスの情報を利用することにより、適切な紫外線対策を行うことができます。
時間別紫外線の推移としては
現在7月で ‟UVインデックス1~2:安心して戸外で過ごせます”
に該当する時間帯は朝7時台までと16時以降となっているようです。
健康のためのウォーキングやランニングはこれぐらいの時間が良いかもしれませんね。
つくば | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023 | 1.9 | 3.1 | 3.7 | 5.8 | 6.5 | |||||||
2022 | 1.8 | 2.7 | 3.7 | 5.1 | 5.6 | 6.6 | 7.3 | 7.6 | 5.6 | 3.5 | 2.5 | 1.7 |
また、日最大UVインデックスの月平均値の数値データを見てみると7月、8月がもちろん最も高いですが10月ぐらいまでは中等度の3を維持しています。暑さが軽減して油断しやすい時期ですね。日焼け止めは必ず1年中使用しましょう。
今年のUVインデックスを見てみると去年の4月、5月より高くなっています。
効果的な紫外線対策は?
では、このリスクをどのように軽減すればよいのでしょうか?
以下に具体的な対策をご紹介します。
1.日焼け止めの使用:SPF値が高いものを選びましょう。また、UVBだけでなくUVAもカットする広範囲防御タイプのものが理想的です。こまめに塗り直すことを忘れずに。
2.適切な衣服:暑い日でも長袖を着る、UVカット加工された衣類を選ぶなどしましょう。さらに、帽子やサングラスも有効です。
3.日陰を利用する:直射日光を避けることができます。ただし、反射した紫外線も注意が必要なので完全に安心するわけではありません。
4.栄養と水分補給:抗酸化物質が豊富な食事と十分な水分補給は、紫外線によるダメージから皮膚を守ります。
5.定期的な皮膚チェック:異常な色素沈着や形状の変化などを見つけた場合は、早めに皮膚科医に相談することが重要です。
以上は一般的な紫外線対策として必ず守りましょう。
また、クリニックで出来る紫外線対策としては
これらの対策を行うことで、紫外線による肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
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まとめ
美しい肌を維持するためには、紫外線対策は欠かせないということをお忘れなく。
肌の健康は、全身の健康にも影響しますので、しっかりと紫外線対策を心掛けましょう。
参考:気象庁HP、環境省「紫外線環境保健マニュアル」