美容コラム

Beauty column.

正しい紫外線対策

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美肌

暑さと共に気になるのが紫外線。 

紫外線への対策をきちんと行うことで肌へのダメージを最小限に抑えることができます。

この記事では紫外線に対する正しい対策を解説しています。是非ご一読ください。

紫外線とは

太陽の光には、目で見ることができる光(可視光線)の他に目で見ることができない赤外線や紫外線が含まれています。紫外線は地表に届く光の中で最も波長の短い(約100nm~400nm)もので、波長の違いによってUVA、UVB、UVCの3種類に分類されます。UVCはオゾン層によって吸収されるため地上には到達しません。ですから一般的に紫外線と言えば、UVAとUVBの事をを示します。

紫外線の肌への影響は

UVAは雲や窓ガラスなども通過して、肌の奥深く真皮まで届きます。肌の張りを保つコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやタルミなど肌の光老化を促す原因となります。また、身体を防衛する為にメラニンを作らせます。しかし、メラニンは結果的にシミやくすみの原因となってしまいます。日焼けしてすぐに肌が黒くなるのはUVAが原因です。

一方、UV Bは主に表皮に強く作用して、日ざしを浴びた数時間後に、肌に赤く炎症を起こす原因となります。また、メラニンを増加させてシミ・ソバカスの原因を作ります。

つまり、肌の美白とアンチエイジングを求める方にとって紫外線対策は必須なのです。

紫外線対策はいつからするべき?

紫外線は一年中降り注いでいます。照射量は地域や季節によって異なりますが、

1年の中では4月から9月頃までが最も強くピークを形成しており、年間紫外線照射量の7割~8割に当たります。その照射量は4月頃から増加し、8月にピークに達しています。

また、紫外線量はμw/cm2で表示され、人間の肌は500μw以上から日焼けすると言われていますが、

4月の日中の紫外線量は4,000μwであり、これは5分で日焼けが始まる数値です。

7月は5,500~6,000μwで、たった3分で日焼けが始まると推測されています。

ですから理想としては一年中紫外線対策をするべきですが、特に4月から9月にかけてはいつも以上に気を付ける必要があると言えるでしょう。

また、曇りの日でも紫外線対策は必須です。気象庁によると、快晴の時の紫外線量を100%とすると、

薄曇りの時は約 80~90%、曇りの時は約 60%、雨の時は約30%というデータが出ていますので、曇りの日も紫外線対策を怠らないようにしましょう。

紫外線どうやって防ぐ?

紫外線のダメージを避けるために最も効果的なことは、紫外線を浴びないことです。しかし日常生活で私たちが紫外線を100%避けるのは不可能ですから、紫外線防止用化粧品(日焼け止めなど)を活用すると同時に、つばの広い帽子をかぶる、日傘をさす、長袖の羽織を着るなど、できる限り紫外線を浴びない工夫をし、紫外線から肌を守りましょう。

日焼け止め

一番手軽でポピュラーな紫外線対策ではないでしょうか。日焼け止めを選ぶポイントとしては、SPF、PA、UV、耐水性表示を確認し、シーンに合わせた製品を使うことが大切です。SPFとは、短時間で肌に赤みや炎症を起こし、黒化につながりやすくなるUVBを防ぐ効果指数のことです。1〜50+までの数値は、何も塗らなかった場合に比べてUVBによる炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、数値が大きい方がUVB波に対する防御効果が高いことを表しています。次に、PAとは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVAを防ぐ効果を表す目安です。4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表しています。また、日焼け止めは塗り方や使用量も重要です。紫外線対策の試験で使われる基準量は1cm²あたり2mgとなっており、日焼け止めに表示されているSPFやPAなどは、この量を使わないと数値分の効果は出せないのです。具体的には顔全体で約0.8gが必要で、クリームタイプの製品だとパール約2粒分、ローションタイプですと1円玉2枚分ほどになります。少ない量だと効果が落ちてしまうため、十分な量を肌にムラなくのばすこと、汗をかきやすい夏場は少なくとも2~3時間おきを目安に塗り直すこと、また水に濡れた後に塗り直す時は水気を取り乾いてから塗り直して下さい。

サングラス

紫外線対策の基本は直接肌に紫外線を受けない事ですが、サングラスも紫外線対策に有用なのです。その理由は、瞳から得た情報によって働く、脳のメカニズムにあります。私たち肌は、紫外線が当たるとその防衛反応としてメラニン色素を生成します。このメカニズムは目から紫外線が入ったという情報を受け、脳がそれを認識することによってもメラニン色素が生成されることが明らかになっています。そのため、紫外線対策にはサングラスが必須アイテムですが、サングラス選びにも重要なポイントがあります。レンズの色味は目が分からないような濃い色ではなく、透けて見えるような淡い色を選ぶことです。これには、光の量と瞳孔の収縮が関係しています。

暗いと感じたときに瞳孔は光をより取り込むため大きく開きます。つまり、黒っぽいサングラスをかけた場合、瞳孔がおおきく開き、紫外線をたくさん吸収してしまうということです。また、最近ではレンズにもUVやブルーライトカット加工を選べる製品もありますので購入の際は是非チェックしてみて下さい。

飲む日焼け止め

日焼け止めだけでは防ぎきれない紫外線を内側から防御し、内服なので効果は全身に及びます。当院ではヘリオケア360という商品を取り扱っており、主成分は亜熱帯に生息するシダ植物から抽出されたFernblock®+という特許成分です。UV-B、UV-A、可視光線、赤外線の4種類の光線に対する有効性が示されています。飲み方は、日光を浴びる30分前に1カプセルを服用します。UV-B,UV-Aに4時間の効果があり、可視光線やIRには1錠で1日効果があります。ですから、長時間日光を浴びる場合は、4時間後に1カプセル追加服用するのが望ましいです。また、Fernblock®+以外にも、N-アセチルシステイン、ナイアシンアミド、FOS/GOS、ニコチンアミド、ビタミンC、ビタミンEなど、抗酸化力を高めて紫外線からDNA損傷を防ぐ様々な成分が入っています。

まとめ

紫外線対策は日々の積み重ねが大変重要です。例えば毎日たった10分ほどの外出であったとしても、一年では約60時間に相当します。また美容面のデメリットだけではなく、皮膚癌も紫外線が原因になるのです。ですが、紫外線は体内のビタミンD合成(骨形成や肝臓、肺がんなどの予防効果)に必要なため一定量は浴びる必要がありますから必要以上に恐れなくても大丈夫です。正しい知識を身に着け、適度な紫外線対策で心身ともにヘルシーな美肌を目指していきましょう。

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