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ニキビ対策に効果的な化粧品の選び方
ニキビ

目次
ニキビはたったひとつできただけでもショックですよね。それが顔全体に広がってしまうと気分も落ち込んでしまいます。今回はニキビ対策に効果的な化粧品の選び方に焦点を当てて解説していきます。ニキビに悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
そもそも、ニキビってなぜできるの?

ニキビは医学的には「尋常性ざ瘡」といって、思春期以降に発症する慢性炎症性疾患です。
ニキビができる主な原因は、①角質肥厚などによる毛穴のふさがり ②皮脂の過剰分泌 ③毛穴内でのアクネ菌の増殖 の3つです。これらはさまざまな要因が複雑に絡み合って起こります。
特に発症しやすい場所は顔、胸、背中です。90%の人にニキビの経験があると言われています。
ニキビ対策に効果的なセルフケア

適切なセルフケアができていればニキビの予防ができるだけでなく、万が一ニキビができてしまったときの早期治療にも役立ちます。
洗顔・洗浄
ニキビの原因となる毛穴詰まりは、古い角質・過剰に分泌された皮脂や汚れなどが引き起こします。毛穴をきれいに保てれば、アクネ菌が蓄積しづらく、かつ肌のターンオーバーサイクルを正常にできるため意識していくとよいでしょう。
しかし、ニキビは摩擦など外的ダメージに弱いことも特徴です。
手で直接こすらず、たっぷりな泡で優しく包み込みながらくるくる洗うなど、直接手で触れないように洗顔します。
メイクが肌に残らないようメイクの濃さにあったクレンジング剤を使うこと、髪の汚れが肌に付着しないようヘアバンドなどで髪を上げてから洗顔することもポイントです。
保湿
ニキビの早期治療・予防には保湿が欠かせません。
特に洗顔後は肌が非常に乾燥しやすくなっているため、放置せず早めの保湿を心がけましょう。このときも洗顔同様、手でこすることなく優しくプッシュするような形で保湿することをおすすめします。
化粧水だけでなく乳液やクリームも使うなど、肌にしっかり水分の蓋をするようなイメージが近道です。
遮光
紫外線により肌のダメージが蓄積すると、いつの間にかターンオーバーサイクルが乱れてしまいます。日焼け・シミのもととなるメラニン色素の排出をするだけで肌が手一杯になり、アクネ菌や皮脂の排出まで手掛けられないことが増えるのです。結果的にニキビが増えてしまうだけでなく、炎症や痛みも伴うことが多くなるため注意が必要です。
季節を問わず日焼け止めを使用し、長く外出するときはこまめな塗りなおしが効果的です。日焼け止めがどうしても体質に合わない方は、日傘・帽子・長袖などの物理的な遮光を心がけてください。
また、室内でも直射日光が当たる場所だと同じように紫外線が降り注いできますので、遮光カーテンやUVカットのガラス等を活用しましょう。
基礎化粧品の選び方

基礎化粧品の選び方は、ニキビを予防・ケアしていくためには必要な要素です。ニキビをきちんと治すためには皮膚科・美容皮膚科の治療だけではなく、日々のスキンケアが非常に重要です。
ニキビ対策に効果的な基礎化粧品の選び方のポイントを説明していきます。
低刺激なもの
ニキビが気になるときは、洗顔・化粧水・クリームなど、ニキビができにくいものを選んで使用しましょう。
日本皮膚科学会の「尋常性ざ瘡治療ガイドライン」によると、ノンコメドジェニックテスト済であり、低刺激性で保湿性のある製品の使用を推奨されています。ノンコメドジェニックとは、ニキビの元となるコメドができにくいことをコメドジェニックテストで確認した処方のことです。刺激性の少ない基礎化粧品にはこの表記がしてあることがほとんどです。
毛穴環境をよくするもの
ニキビ対策に効果的な化粧品をいいかえると、毛穴環境を整える商品ともいえます。なぜなら、ニキビができる原因を思い出してもらったらいいのですが、角質肥厚などにより毛穴つまりがニキビの原因にもなります。
洗顔料は落としすぎても落ちなさ過ぎてもダメ。皮膚のバリア機能を保つためにも肌に油分は必要です。逆に、低刺激だからといってメイクの汚れが毛穴に残ってしまうのもニキビの原因になります。トキコクリニックのクレンジングジェルとヘヴンリーソープは、低刺激であることはもちろんのこと、汚れもきちんと落としてくれる優れモノです。肌荒れしている時にも使えるように処方しているので、安心して使っていただけます。特にソープは赤ちゃんの沐浴にも使えるほど低刺激です。洗顔ネットなどを活用してしっかり泡立ててから使ってください。
ドクターズコスメの活用もお勧め
基礎化粧品を選ぶとき、ドクターズコスメも選択肢のひとつ。ドクターズコスメとは、医師が開発に関わっている化粧品のことを指します。医学的な臨床データに基づいて化粧品メーカーが製造している化粧品と、皮膚科医・美容皮膚科医などが開発する化粧品があります。それぞれ開発の段階から医師が関わって臨床試験を実施していることがほとんどであり、市販の化粧品と比較しても内容成分の質や濃度などが高い傾向にあります。
ドクターズコスメは市販されておらず、取り扱いのある医療機関のみで販売されています。
トキコクリニックで取り扱うドクターズコスメは?
トキコクリニックにもオリジナルの基礎化粧品があります。先ほどご紹介したクレンジングジェルやソープ以外にも、化粧水や美容液など、お悩みに合わせた製品を揃えています。

ニキビ対策に効果的な美容液は「ファインC + E + N」という商品がお勧めです。ビタミンC、ビタミンEを配合しているので、強い抗酸化力、抗炎症作用でニキビを抑えてくれます。それに加え、ナイアシンの「皮脂産生抑制効果」もあるためニキビに効果的です。
また、「CBDAジェル」もニキビに効果的。この商品に配合されているCBDには、抗炎症・鎮痛・鎮静・抗酸化・抗菌・免疫システムの調整・皮脂抑制などの様々な効果があるため、ニキビだけでなく様々な肌トラブルにも対応できます。ほかにもいろいろなドクターズコスメを揃えているので、Instagramもよければチェックしてみてください。
まとめ

ニキビ対策には、皮膚科・美容皮膚科での直接的な治療だけでなく、実はおうちでのケアが治療効果を左右するといっても過言ではないほど重要です。ニキビ対策に効果的な化粧品は、低刺激でノンコメドジェニック、保湿性のある製品がお勧めです。
また、自分にあったコスメを見つけることが一番大切です。トキコクリニックでは、診察やカウンセリングの時に適切な基礎化粧品までご提案しております。お悩みの方は一度ご相談くださいね。