秋冬に向かって乾燥が気になってくる時期となりました。ドライスキンの乾燥を感じさせているのは皮膚の最上層、角質です。角層は約30%の水分をふくんでおり、そこには角質細胞間脂質、皮脂、天然保湿因子の3つが重要な役割をしています。

この角質細胞間脂質の主成分はセラミドという成分になり、角層の水分保持に深くかかわっています。また皮脂は、セラミドのように水分子を保持する力が無いため、保湿への効果としては皮脂膜を皮膚表面に作ることにより水分の蒸散を防ぎ角質水分量を維持しています。

乾燥が気になったら放置せず、早めに対処することが肌トラブルを未然に防ぐポイントです。今回はセルフケアと美容治療の両面から、乾燥対策をまとめてみました。

乾燥対策【セルフケア】

乾燥が目立つ時に見直すべき、基本的な対策法をまとめました。

正しい洗顔

  • 乾燥がひどい場合、洗顔料は無添加・低刺激のものを選びましょう。
  • 皮脂を取りすぎないように注意しましょう。洗顔料にあった洗顔方法を守りましょう。
  • 熱すぎる水での洗顔は避け、水かぬるま湯を使用してください。
  • 洗顔の際には、肌をこすらず泡でやさしく洗うよう心がけましょう。

生活習慣の見直し

  • 室内の湿度を保つための加湿器の使用や、適切な室温の維持が重要です。
  • 長時間のエアコンやヒーターの使用は乾燥の原因となるため、適度な湿度や室温に調整することが大切です。

スキンケア製品の選び方

  • アルコールや香料などの刺激物質を含む製品は避けるようにしましょう。
  • 乾燥肌用や敏感肌用の製品を選ぶとよいでしょう。

保湿方法

  • 保湿クリームや乳液の使用: 低刺激の保湿クリームや乳液を使用して、皮膚の水分を保つことが大切です。成分としてヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸などの保湿成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。
  • 乾燥が強い時は保湿クリームを塗った後、上からラップを張ることで、保湿効果を高める方法です。寝る前に行うと、翌朝しっかりとした保湿効果を感じることができます。

適切な保湿

  • 保湿クリームや乳液の使用: 低刺激の保湿クリームや乳液を使用して、皮膚の水分を保つことが大切です。成分としてヒアルロン酸、セラミド、アミノ酸などの保湿成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。

乾燥対策【美容治療】

乾燥がひどく自己ケアだけでは改善されない場合は、美容皮膚科を受診してプロフェッショナルなアドバイスや治療を受けることをおすすめします。

トキコクリニックでご提案する潤い保湿施術の代表治療をご紹介します。

マシュマロリフト

マシュマロリフトは、ドイツの「LDM-MED」別名「水玉リフティング」の後発マシン「ウルトラデュオ」を使用した高密度超音波です。2波長の超音波で干渉波を発生させ、MMP(組織再生・炎症抑制に重要)、HSP(熱ショックタンパク質)、GAG(保湿、新陳代謝促進)をコントロールします。熱刺激を与えず、敏感肌にも使用可能で、弱った肌をトラブルを起きにくい健康な肌に導きます。

ヒアルロン酸などの保湿因子を増やして保湿力アップ。ホワイトニングにも効果があります。侵襲度の最も低い、痛みやダウンタイムがほぼないマイルドな施術です。

水光注射

もう少し頑張れそうなら、水光注射にトライしてみて下さい。

専用マシンを使用し、少ないダウンタイムでお肌に確実に注入します。

当院では水光注射専用マシン「ダーマシャイン」を使用しています。
ハンコ注射を自動的に行う機械というイメージで、美容成分のシャワーを確実に肌の奥まで届けるマシンなのです。同じ深さで均一に注入。1ミリ単位の深さ調節が可能。1ショットで一気に9本の針から注入するため施術は短時間です。

痛みの緩和のために麻酔クリームを使用しますと痛みはほぼ気にならない方が

大多数です。ダウンタイムもアレルギーなどがない限り極細針の小さな赤い点々が長くて4〜5日程度です。

ECM製剤 スネコス/ジャルプロ

多少のダウンタイムが大丈夫なら、さらに効果のある潤いヒアルロン酸として今最も人気のあるスネコス、ジャルプロなどのECM製剤がお勧めです。

ヒアルロン酸と言っても、リフトアップなどに使用するヒアルロン酸とは異なり、ボリュームを極端に出さず肌のハリツヤアップを目的とした製剤です。

例えばスネコスは、6種のアミノ酸とヒアルロン酸を配合した製剤です。

グリシン、プロピン、リジン、アラニン、バリン、アラニンの6種のアミノ酸が特殊な配合で使用されており、コラーゲンやエラスチン合成を促し、真皮の厚みやハリをもたらして肌の内側から小じわ感の改善や弾力のある肌作りを行います。ヒアルロン酸も配合することで肌の保水力もアップするといわれています。

まさに、荒れたお肌を修復し、お肌の土台を作る治療法です。注入後10日~14日後から、たるみ感や小じわ感の改善も認められます。
1回でも効果の実感が得られるケースが多いですが、2週間~1か月ごとに3〜4回目の施術を受けていただくことで肌の組織全体に働きかけることができるため、より良い美肌効果が得られます。

まとめ

上記以外にも、クリニックには様々な施術をご用意しています。

お肌やご予定にあわせた施術を医師や専門の看護師、メディカルスタッフに相談して予定を立てていきましょう。

この記事の監修医師

本城 早紀

1975年生まれ。京都生まれの京都育ち。
近畿大学医学部卒業後、京都府立医大小児科に入局。
小児のアザ治療に携わる中で、美容医療の重要性を認識し、京都市内の老舗美容外科にて美容医療の経験を積む。トキコクリニック入職。