美容コラム

Beauty column.

乾燥肌を改善するためのNG習慣をやめましょう

乾燥

美肌

秋も深まり、朝晩はすっかり冷え込むようになってきましたね。秋冬は特に乾燥を感じる季節。乾燥肌で悩んでいる方は多いかと思います。

今回は乾燥肌を改善するためにはNGな習慣がありますので、詳しく解説していきます。

乾燥肌を悪化させるNG習慣

ゴシゴシと顔をこするように洗顔したり、ついつい夜更かしをして寝不足になったり。何気ない行動が、乾燥肌を悪化させているかもしれません。いつものお手入れや生活習慣を振り返ってみましょう。

①クレンジング

美しい肌は、ターンオーバーが正常で、肌のバリア機能がきちんと保たれています。みずみずしい肌というのは小さな傷や花粉やPM2.5などの外部刺激にも強く、またダメージを負ったとしても比較的短時間で修復されるという特徴があります。

肌をゴシゴシこすることは、バリア機能を失う原因のひとつ。メイク汚れをしっかり落とすことは、肌のバリア機能を保ち潤いのある肌を導くためには重要です。しかし、必要以上に落としすぎてしまうと、乾燥の原因となってしまいます。オイルクレンジングは洗浄力が強い物が多く、乾燥肌の人には向きません。ミルクタイプやジェルタイプがお勧めです。

また、クレンジングシートやティッシュオフするタイプの「洗い流さないクレンジング」も乾燥肌にはNGです。クレンジング成分が肌に残ったままになるため、そのあとにつける化粧水や乳液が浸透しにくくなります。さらに、雑菌が繁殖しやすくなったり、毛穴つまりをひきおこして、ニキビや毛穴の黒ずみ、肌荒れの原因となってしまいます。

②洗顔

クレンジングと同様に、肌をゴシゴシとこすって洗ってしまうと肌に摩擦が起こります。摩擦による刺激で肌表面のバリア機能が破壊されてしまい、乾燥を引き起こします。洗顔料をしっかりと泡立てて、お顔には手や指が直接触れないように、泡を転がすように優しく洗うのがポイントです。

また、洗い流すお湯の温度にも気を付けないといけません。熱いお湯を使うと、肌の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。適温は36~38℃のぬるま湯です。すすぎ残しがないように、生え際やもみあげ等にも丁寧にぬるま湯をかけて洗い流しましょう。

「朝は水だけで洗顔」という考え方があります。洗いすぎによって乾燥を引き起こすことから言われたのだとおもいますが、洗わなさすぎるのも問題です。夜に洗顔をしたあと、寝ている間に皮脂が分泌されて時間とともに酸化していきます。その酸化した皮脂は水では落ちません。水だけ洗顔で済ませて、そのあと、日焼け止めやメイクに進んでいくのは、肌にかえって負担をかけてしまいます。肌荒れの原因にもなりますし、それによっていっそう乾燥することも起こりえます。朝も洗顔料を使って洗顔することをお勧めします。

③日焼け止めを塗らない

紫外線は、肌の水分を奪ったり、ターンオーバーを乱したりします。ターンオーバーが乱れると、NMFと呼ばれる天然保湿因子や細胞間脂質などの保湿物質が減少し、乾燥肌を招きます。

真夏は比較的紫外線対策を行うことができるのですが、涼しくなってくると忘れがち。ただ、紫外線は365日降り注いでいます。晴れの日はもちろん、雨の日も曇りの日も雪の日も、紫外線対策が必要になります。

紫外線にはUVAとUVBがあり、特にUVAはコラーゲンを破壊することが解明されています。UVAは季節による変動がなく、窓ガラスを透過します。室内にいても影響を受けるため、外出する予定がなくても日焼け止めを塗る習慣をつけましょう。

④肌に合っていないスキンケア

乾燥対策で重要なのは「年齢や肌に合ったスキンケア」を実践することです。

加齢とともに肌の保水力は低下します。40代では赤ちゃんの頃に比べると半分くらいしか水分量がないのです。これは、加齢とともにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの保湿因子が減り、肌の水分保持力が低下します。個人差はありますが、一般的には30代で肌が刺激に弱くなり、40代で肌の保水力が低下し、50代ではターンオーバーが遅くなるといわれています。年齢に応じてスキンケアを見直す必要があります。

また、刺激の強い化粧品はNGです。乾燥肌の人にはアルコールやエタノールフリーの製品がおすすめです。洗顔料・クレンジングも合成界面活性剤を極力使っていない商品を選ぶようにしましょう。

あとは、防腐剤などの添加物にも注意が必要です。「パラベンフリー」「保存料不使用」「保存料フリー」などと明記してある化粧品が安心です。

長時間のシートパックはかえって肌をさせてしまうので絶対NGです。表記してある使用時間を必ず守ってください。

また、化粧水のパッティングもあまりお勧めしません。叩くような強いパッティングは肌負担になります。優しく手のひらで押し込むように浸透させましょう。

⑤生活習慣

当たり前ですが、カラダは食べたもので作られます。ですので乱れた食生活はNG。スキンケアと同様、食事にも気を遣うことが乾燥肌対策になります。

インスタント食品、ファーストフード、コンビニ食、スナック菓子など、これらは栄養素が少なく、糖分や塩分、脂質が多いため肌のターンオーバーを遅らせてしまいます。

乾燥肌だけでなく、ニキビや肌荒れの時にも重要なのは栄養バランスの取れた食事をすることです。しかし、食べ物だけですべての栄養素を補うことは難しいため、サプリメントやプロテインなどを効果的に取り入れましょう。栄養療法という血液検査で、ご自身の足りない栄養素を調べてみるのもおすすめですよ。

また、睡眠不足も肌荒れの原因になるので絶対NGです。「睡眠は最高の美容液」ともいわれており、美肌作りには睡眠時間の確保は必須です。睡眠が不足していると、肌のターンオーバーを遅らせてしまい乾燥肌の原因になってしまいます。また、肌だけでなく身体の修復は寝ている時に行われます。睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になり、日中にダメージを受けた細胞を修復・再生させてくれるのです。そのため睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、バリア機能を低下させる大きな原因になります。

他にも喫煙は身体を酸化させてしまいます。過剰な活性酸素は角質層の形成を阻み、肌を乾燥させてしまいます。

乾燥肌のスキンケアはドクターズコスメがお勧め

クレンジングや洗顔料を見直すだけでも、乾燥肌の改善につながります。当院では、お顔のケアをされる全ての方に洗顔方法を確認させてもらっています。過剰にこすっていないか、洗い残しはないか、泡立て方法は?など、普段何気なくやっている洗顔でも、ひとつひとつポイントを押さえるだけでも大きく変わります。トキコクリニックオリジナルのクレンジングジェルヘブンリーソープは敏感肌や肌荒れの時にも使える優しい処方になっています。

毎日使う日焼け止めもこだわりたいところ。お勧めはセリュラーデイリーローション。天然ミネラルによる紫外線防止と、美容成分による保湿のダブル保護効果で、紫外線やブルーライトから肌を守ります。DNA修復酵素やビタミン類も配合し、紫外線対策をしながら美肌になれる優れモノなのです。

まとめ

一言に乾燥肌といっても原因はさまざま。何が原因で乾燥肌を引き起こしているのかを知ることと、NG習慣をなくして潤いのある肌をめざしましょうね。

この記事の監修者

小村十樹子

トキコクリニック 総院長
小村 十樹子
(こむら ときこ)

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