美容コラム

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肌乾燥による悩みを解消!保湿ケアのポイントとは

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一般的に皮膚のうるおい(水分量)は、皮脂・NMF(天然保湿因子)・細胞間脂質という3つの保湿因子によって一定に保たれています。ところが、これら3つの保湿因子が何らかの原因で減ってしまうと、肌の水分と油分のバランスが崩れてしまい、カサつきやかゆみなどの症状が現れてきます。肌を外部刺激から守ってくれるバリア機能も低下しているため、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

もしもカサつきや乾きを感じるようであれば、スキンケア不足によって、肌の水分量が低下しているといえます。油断していると、気が付かないうちにますます肌が乾いて、深刻な肌ダメージを受けてしまうかもしれません。

この記事では、保湿ケアのポイントを詳しくご紹介します。

適切な洗顔方法

1. クレンジング(メイク落とし)

肌の表面では、排気ガスやほこりなどの空気中の汚れ、汗、皮脂、古い角質、メイクアップ化粧品などが混ざり合っています。この汚れた状態を放置しておくと、雑菌の繁殖や皮脂の酸化により過酸化脂質がつくられ、肌への刺激になりかねません。クレンジングはメイクを落とすために必要不可欠ですが、適切な洗顔方法を実践することが大切です。

過剰なクレンジングや洗浄力が強いクレンジングで汚れを落とすと、同時に表面を保護している皮脂膜が洗い流され、肌のうるおいを保つうえで重要な役割を果たすNMF(天然保湿因子)なども流れ出てしまう可能性があります。クレンジングはタイプによって洗浄力が異なるため、自分のメイクの濃さに応じた製品を使い分けましょう。

< クレンジングの種類 >

①     オイルクレンジング:主成分の油溶成分に界面活性剤を溶解しており、クレンジング力は強い。

②     クレンジングジェル:油性のジェル、水溶性のジェルにタイプが分かれる。油性のジェルはオイルをジェル状にしたもので、クレンジング力は強い。水溶性のジェルはクレンジング力は弱め。

③     クリーム・ペースト状:クレンジング力は普通。

④     乳液状、クレンジングミルク:クリームよりも水溶性成分が多く、使用後の感触がさっぱりしている事が多い。クレンジング力は弱め。

⑤     クレンジングローション、クレンジングシート:界面活性剤、アルコール、保湿剤の配合が多く、クレンジング力は弱め。ローションはコットンに含ませて使用するため、物理的なふきとり効果がプラスされて洗浄力が高くなるが、摩擦による肌ダメージに注意が必要。

2. 洗顔料

洗顔料は肌の天然の皮脂を取り除きすぎないように、穏やかなものを選びましょう。

また、洗い流す水の温度が高すぎると乾燥の原因になります。入浴時に使う湯温40℃前後のお湯で顔を洗うと、肌に必要なうるおい成分を洗い流してしまいます。シャワーから出ているお湯を顔に直で浴びるのもNGです。少し冷たく感じるくらいのぬるま湯(32℃~34℃)で洗うようにしましょう。洗顔料をしっかり泡立て、指ではなく、泡で洗うイメージで泡を転がすようにクルクルと優しく洗いましょう。洗顔後はタオルでゴシゴシ擦らず、肌を優しく押さえるように拭き取ります。

洗顔の頻度も肌の乾燥に影響を与えます。過度な洗顔は肌の天然の保護層を傷つけ、乾燥を引き起こす原因になります。通常、朝と夜の2回の洗顔が適切です。ただし、乾燥しすぎている場合は朝の洗顔はぬるま湯のみを使用し、洗顔料の使用は控えましょう。

3. 化粧水や保湿剤

洗顔後や入浴後の肌を長時間放置していると、過乾燥の状態になります。

お風呂から出てタオルドライした後は、肌の温度も高く湿度が一気に下がる為、肌が乾燥し始めます。入浴後や洗顔後20~30分で、入浴前よりも過乾燥の状態になると言われています。

洗顔後はなるべく早く化粧水をなじませましょう。また、化粧水をつけた後に浸透を待つ必要はありません。化粧水を構成する成分のほとんどが水(水溶性成分)です。肌表面の薄い角層に吸収できる水の量は限界があります。そのため、パンパンと肌を強くたたいたり、必要以上に何度も重ねづけする必要はありません。手のひらでやさしく押さえるようなじまで、乾燥が気になる部分にのみ化粧水を少量とり、重ねづけしましょう。

化粧水だけでは肌表面から水分が蒸散しやすいですが、乳液やクリームは人工的な皮脂膜の役割を果たしてくれるエモリエント効果があります。その結果、肌表面から水分が蒸発しにくくなります。化粧水をお肌になじませた後すぐに油分を配合した、乳液、クリーム、オイルなどでフタをするのが大切なポイントのひとつになります。

化粧水や美容液などのスキンケアアイテムを選ぶポイント

肌内部の水分を保つ成分=保湿成分を配合した美容液のケアがお勧めです。成分の種類によって、うるおいを与えたり、キープするものがあります。うるおいを与えるものに該当するのは、化粧水や美容液。キープするものは、乳液やクリームがあります。

乳液は化粧水クリームの中間で、肌に水分と油分をバランスよく与えられます。

クリームは油分を中心にあたえ、化粧水の蒸発を防ぎうるおいをキープします。

軽いテクスチャーのものは、脂性肌や混合肌に適しています。また、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど)が含まれているか確認しましょう。

朝と夜に適切な保湿剤を使用することで、肌を保湿しましょう。

スペシャルケア

日々のスキンケアに加えて、目的別に美容液を追加したりパックをすることも肌の調子を整えるのに重要です。

パックをする場合、表記されている時間を守るようにしましょう。特に不織布のシートパックは、表記時間以上肌に置いておくと、不織布が乾燥し、毛細管現象で肌の水分を奪ってしまう可能性があります。

自宅でのスぺシャルケアで、ゴマージュやスクラブ、ピーリング剤配合の美容液を使用する場合、肌状態に十分注意しながら使用しないと、かえって乾燥を助長する場合も。スキンケアを十分にしているのに、思ったような効果が得られない場合はスキンケア方法や選択しているアイテムが肌に合っていない場合もあります

まとめ

以上が、乾燥を改善する保湿スキンケアのポイントです。

過剰なクレンジングや洗顔は乾燥を悪化させてしまう原因のひとつですが、洗顔後に素早く十分な保湿をすることも大切です。

乾燥は美肌にとって大敵です。正しいスキンケア方法で乾燥を予防し、うるおいのあるお肌を手に入れましょう。

トキコクリニックでは、オリジナルコスメを開発し、ホームケアも追及しています。

約30万人の肌トラブルを診てきた中で、安全で安心してご使用いただける化粧品を開発しました。

洗顔を変えただけで肌状態に変化が生まれることもあります。

肌トラブルでホームケアの迷子になっている方がおられましたらぜひご相談くださいね。

この記事の監修者

小村十樹子

トキコクリニック 総院長
小村 十樹子
(こむら ときこ)

美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、がん予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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