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NK細胞療法(免疫療法)

Natural Killer Cells.

自分の免疫細胞でガンやウイルス感染症から体を守る免疫療法

 

NK細胞とは、白血球の中のリンパ球の一種として分類されている細胞で、常に体内を巡り、パトロールしている免疫細胞です。ガン細胞やウイルスをみつけると即座に攻撃して除去し、私たちの体を守っているのです。
生まれながらに備わっている自然免疫で、単体で直接攻撃が出来るため「生まれつきの殺し屋(Natural Killer)細胞」と呼ばれています。
NK細胞療法とは、ご自身のNK細胞を培養・活性させて、再び体内に戻し、ガンやウイルス感染症のリスクを下げる治療法です。

この記事を監修したドクター

渡邉 麻耶

心斎橋院 院長
渡邉 麻耶
(わたなべ まや)
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クリニックの“健康だからこそ、美しい”という考えに共感しており、外面からのアプローチのみならず、内面から美しく生きる事こそが究極のアンチエイジングに繋がってゆくと信じています。

経歴
2018年 近畿大学医学部卒業
2018年 近畿大学医学部奈良病院勤務
2020年 大手美容外科勤務
2022年 トキコクリニック勤務
所属
日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会
講演実績
名医のチョイス「アセスメント(分析)の名医」
資格
ボトックスビスタ認定医
ヒアルロン酸バイクロスシリーズ注入認定医

Natural Killer Cells Effects

  • ガンの発生・増殖を予防する
  • ガン細胞を攻撃し、ガンの縮小・消失を狙う
  • 自己免疫力をあげて健康を維持する
  • インフルエンザ、コロナウイルス感染症などのウイルス感染症を予防する

Recommended for

  • ガン予防をしたい方
  • 標準的癌治療も副作用を軽減させたい方
  • ガンの転移・再発を予防したい方
  • ガンの進行遅延、QOLを維持しながら寛解期を延長させたい方
  • 癌の代替治療を希望される方
  • ウイルス感染症の発生を予防したい方
  • 病気の予防をしたい方

Features of Natural Killer Cells

POINT.1

免疫細胞の中でも、ガン細胞やウイルス細胞に対しての障害活性が最も高い。

NK細胞は白血球に存在するリンパ球の10~30%を占め、活性型レセプターと抑制型レセプターという2種類のアンテナを持っています。
ウイルス感染細胞やガン細胞を見つけると、活性型レセプターからのシグナルを受け取り攻撃をします。
逆に、正常細胞に対しては抑制型レセプターからのシグナルが優勢となり、正常細胞を攻撃することはありません。
特にガン細胞に対しての障害活性が最も高く、他の免疫細胞の中でも殺傷能力が高い特徴があります。

NK細胞は、20歳をピークに年齢とともに細胞数、活性ともに低下します。特に60歳を越えると下降スピードが早まります。

健康な人でも毎日5000個以上のガン細胞が生じることが研究で明らかになっています。通常は、NK細胞が体内をパトロールしていて、発生したガン細胞を攻撃・殺傷して駆除しているため、ガンを発生することなく過ごせていますが、NK細胞の駆除から逃れたガン細胞が増加するとガンが発生してしまいます。

つまり、ガンやウイルス感染を予防するためには、NK細胞の数を減らさず、活性を高めておく必要があるということです。

POINT.2

NK細胞療法で期待できること

NK細胞療法は、自分のNK細胞を数百~数千倍に増殖・活性させて、点滴投与により再び体内に戻す治療法です。自身の細胞を使用するので、アレルギーなどのリスクや負担が少なく、ガンやウイルスに対してアプローチできます。免疫力を高め、ガンやウイルス感染症の発症リスクを低くすることが期待できます。

抗がん剤や放射線などの標準的癌治療との併用も可能です。

健康時

  ◆ ガンやウイルス感染の発生予防

  ◆ 免疫力向上による健康増進

ガン治療中

  ◆ 標準的ガン治療の副作用軽減

  ◆ 相乗効果による治療効果の増強

ガン治療後

  ◆ ガンの再発予防

  ◆ ガンの転移防止

緩和医療

  ◆ ガンの進行遅延

  ◆ QOL(生活の質)の改善

調査によると、NK活性が低い人は、高い人に比べて発がんリスクが70%増加する結果が出ています

POINT.3

血液検査で、自分のNK活性を測定することもできます。

NK活性とは、リンパ球が一定時間内にガン細胞を破壊する能力を測定した値です。
NK活性は加齢と喫煙・偏った食生活・運動不足・睡眠不足・ストレスなど生活習慣の乱れで低下し、ガンやウイルス感染症に対する抵抗力を低下させます。
検査は血液検査のみなので、気軽に受けることができます。まずは検査をして、自分のNK活性を知ることからスタートすることも可能です。
(NK細胞療法を受ける方は、もれなくNK細胞数・活性測定を行いますので、追加で検査は不要です)



Flow of treatment

  • STEP1

    採血

    step1

    細胞培養・免疫機能試験(NK細胞数・NK活性測定)のための採血(30~50ml)を行い、培養加工施設に送ります。


  • STEP2

    培養

    step2

    約3週間の期間をかけて、リンパ球を分離してNK細胞の増殖と活性能力強化を行い、高純度活性化NK細胞に培養します。安全性試験や細胞の品質管理試験を行った後、患者様のご来院に合わせてクリニックに届けられます。

  • STEP3

    点滴

    step3

    ご来院いただき、高純度活性化NK細胞を点滴にて投与します。同時に、次回分の採血を行います。

施術時間 <点滴投与>30分程度
リスク・ダウンタイム <点滴投与>重篤な副作用はありませんが、一過性の発熱が見られることがあります。
再生医療提供の認可について 当クリニックは、厚生労働省より再生医療第二種・再生療法第三種の認可を受けています。

Notes

培養には約3週間の期間が必要です。
免疫チェックポイント阻害剤との併用は、重篤な副作用を起こす可能性があるため治療を受けることができません。

培養工程で十分な数量に満たなかった場合や、何らかの理由で予定投与内に点滴投与が出来なかった場合、改めて採血・培養が必要になることがあります。
治療効果は絶対のお約束が出来るものではなく、効果に差が合ったり、状態によってはまったく治療効果が認められない可能性があることをご理解ください。

Price

対応院:

施術名回数料金
NK細胞療法1回308,000円
感染症血液検査初回、以降は1年ごと11,000円
NK活性測定のみ1回55,000円

*何らかの理由で点滴投与が出来なかった場合も、培養が開始した後の返金はできません。

Questions

副作用はありますか

重篤な副作用は認められていませんが、患者様によっては一過性の発熱(37~38℃)を認めることがあります。


どんな癌に効果がありますか

一部の白血病を除く、ほぼ全てのガンに適用します。難治性がんや希少がんの治療にも有効とされています。


抗がん剤や放射線治療と併用できますか

併用可能です。併用により、相乗効果による治療効果の増強が期待できます。また、抗がん剤や放射線治療の副作用の軽減も期待できます。


ただし、免疫チェック阻害剤との併用は、重篤な副作用の可能性があるためお勧めできません。


保険対象になりますか

NK細胞療法は、自由診療です。保険の対象ではありません。


何回の治療が必要ですか

目的やガンの状態によって異なります。お話を伺い、治療方針をご相談します。


ご心配な事がある方はこちらのご相談メールにて
ご質問などを受け付けております。

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