お顔のシワの相談で多いのがほうれい線です。

年齢が上がるにつれシワの相談は増えてくるのですが、ほうれい線は例外です。

10代や20代でもほうれい線に悩まれる方は多く、比較的若年の方からもほうれい線を何とかしたいとご相談いただくこともあります。

なんと赤ちゃんでもほうれい線はできます!生まれつきほうれい線が目立つ人も居るからです。

シワというのは一般的には年齢を重ねるにつれて増えるもの。若いのにどうしてほうれい線が寄るのか…不思議に思われる方も多いですよね。

この記事では若い人も悩まれることが多いほうれい線の原因、ほうれい線が目立ちやすい方の特徴、ほうれい線への対策について書いています。

若いのにほうれい線が気になる…という方は是非ご一読ください。

ほうれい線の原因

ほうれい線ができやすい人・できにくい人にそれぞれ特徴があります

①骨格、顔立ち

頬骨が発達している方はほうれい線が目立ちやすい顔立ちになることがあります。

逆に、頬骨があまり発達していない頬が丸い顔立ちの方はほうれい線が目立ちにくいことがあります。

②脂肪

ほうれい線の横にある脂肪が元々厚い方は、ほうれい線が目立ちやすい傾向にあります。

また、加齢とともに脂肪が下へと垂れてくるにつれてほうれい線が深くなっていきます。

③筋肉

ほうれい線の原因の1つに顔の表情筋があります。

鼻から口にかけて上唇鼻翼挙筋や上唇挙筋などの筋肉があります。唇を持ち上げて笑顔を作るのに役立つ筋肉です。この筋肉がしっかりと発達している人や凝り固まっている人はほうれい線が目立ちやすい傾向にあります。

④たるみ

脂肪が痩せてくることで本来あるべき位置から動いてしまい、ほうれい線が目立ちやすくなることは述べさせて頂きました。

実は脂肪より浅い層の皮膚自体もたるみやすくなってきます。

表皮、真皮と言われる層がたるむと柔らかく延びやすい皮膚になりシワ感が目立ちやすくなります。

たるみの原因の一つは紫外線です。

紫外線が当たると活性酸素が発生し、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった肌をしっかりと支える働きをするものたちが傷つけられてしまいます。それに伴い、肌を十分に支えることができずたるみやすいお肌になってしまいます。

紫外線による肌ダメージは蓄積されるため、日焼け止めを塗るなどの紫外線対策をせずにいると徐々にたるみは目立ちやすくなってきます。

たるみの原因の2つ目は乾燥です。

皮膚の一番浅い層は表皮と呼ばれており、外から異物が入るのを防ぐバリアの役割も果たしています。表皮の中でも一番外側にある角質層と呼ばれる部分が肌の潤いを保つ部分の一つです。

角質層には角質細胞、その中にあるアミノ酸等が主成分の天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質などが存在しています。さらに角質層をコーティングするように皮脂膜が存在しています。それらの働きにより皮膚表面から水分が逃げていかないようにしています。

また、表皮より深い層にある真皮層にはコラーゲンが豊富に含まれています。コラーゲンは水分を蓄える役割があります。

肌の水分量が減ると肌全体のハリ感が失われ、たるみが目立ちやすくなります。

比較的若年の方でも乾燥が目立つ方はいらっしゃるので、乾燥によりたるみ感が徐々に目立ちやすくなってくることがあります。

日々の姿勢などもたるみやすさに関わってきます。

パソコン作業やスマホ操作で下を向いている時間が長いとたるみにつながりやすくなり、ほうれい線が目立ちやすくなります。

対策

①スキンケア、マッサージ

しっかりと保湿をすることでたるみの予防効果があります。

上唇鼻翼挙筋や上唇挙筋などの筋肉をほぐすことでほうれい線を目立ちにくくすることが期待されます。擦り過ぎはたるみの原因になるため、優しく筋肉をほぐすのがポイントです。

②美容医療

・脂肪分解注射

ほうれい線横の脂肪が目立つ方の場合、脂肪分解注射で脂肪を減らす方法があります。

何度か繰り返して注射を行うことで、ほうれい線外側にあるメーラーファットを少なくし、ほうれい線を浅くすることを目指します。

・ボトックスリフト

ほうれい線を形作る筋肉をボトックスリフトで緩めることでほうれい線が浅くなります。

さらに、顔全体のリフトアップ効果も期待できるためほうれい線が改善されます。

・POTENZAダイアモンド

表皮、真皮などの比較的浅い層の皮膚の引き締めを行うことでたるみにくい肌を目指します。脂肪を減らすだけでは皮膚のたるみ感自体は解消されきらないことがあるため、脂肪層だけでなく表皮・真皮層といった比較的浅い層の引き締めを併用するのがおすすめです。

・ヒアルロン酸

ほうれい線の根元である小鼻付近にヒアルロン酸を注入することでほうれい線を浅くすることができます。また、ほうれい線自体にヒアルロン酸を入れるだけでなく周囲の骨や脂肪をヒアルロン酸で補い全体的なリフトアップをしっかりとかけることでヒアルロン酸の効果が長持ちします。

・スレッドリフト

ほうれい線の原因となる脂肪層を糸リフトでリフトアップさせる方法があります。

また、ショートスレッドをほうれい線の原因となる脂肪付近に挿入することで脂肪燃焼効果や皮膚の引き締め効果を狙うことができます。

比較的若年の方であってもご相談が多いほうれい線。

お気軽にトキコクリニックへご相談ください。

この記事の監修医師

小村 菜緒

兵庫生まれ大阪育ち。
鳥取大学医学部卒業後、大阪に戻り大阪府済生会千里病院にて内科、外科、救急にて経験を積む。診療に当たる中で予防医療の重要性を実感し、美容とインナーケア実践すべく、トキコクリニックに入職。2021年4月梅田院院長に就任。2022年7月より菜のはなインナーケアクリニックに名称変更し、「健康だからこそ美しい」を追求すべく、日々奮闘中である。