【その症状、花粉症かも?】意外と知られていない秋の花粉症

投稿日:2020.11.24

朝晩冷え込みが強くなる秋は風邪を引きやすい季節。熱はないのに咳や鼻づまりの症状が続いていたら、もしかすると秋の花粉症かもしれません。

風邪に良く似た症状の秋の花粉症は、ブタクサやヨモギなどが主な原因。春の花粉症と違って喉や気管支に違和感を感じたり、喘息のような症状が現れるのが特徴です。

マスクをして花粉を吸い込まないようにし、秋にも花粉症対策を行って症状を楽にしていきましょう。

 

 

「毎年同じような症状がある・・・」もしかすると秋の花粉症かもしれません

秋の花粉症は風邪が流行り出す秋から冬にかけてピークを迎えます。あまり知られていない秋の花粉症は、症状も風邪とよく似ているため、花粉症だと気づいていない方もいます。

毎年のようにサラサラした鼻水や乾いた咳が出ていたら、秋の花粉症を疑いましょう。

 

秋の花粉症にみられる症状と特徴

秋の花粉症の主な症状は乾いた咳や喉の違和感、喘息のような症状です。春の花粉症と同じように、鼻づまりやサラサラした鼻水が出る、くしゃみなどの症状もみられます。

秋の花粉症は風邪の症状と良く似ていますが、風邪の場合発熱があり、喉の痛みや粘り気のある黄色い鼻水が出るなどの症状がみられます。また風邪はおおよそ10日ほどで回復するため、症状が長引くなと感じたら秋の花粉症の可能性があります。

 

秋の花粉症と春の花粉症の違い

秋に飛散するブタクサなどの花粉は粒子が小さく、鼻の粘膜を通りこし喉の奥に入り込んでしまいます。そのため鼻づまりや鼻水などの症状の他に、喉の奥にイガイガと違和感を感じたり、気管に入り込んで喘息のような症状が現れます。

かたや春に飛散するスギやヒノキなどの花粉は粒子が大きく、鼻の粘膜でとどまります。そのため症状はくしゃみや鼻づまり、サラサラの鼻水が出るなどが中心で、咳や喉の違和感などの症状はあまりみられません。

 

見落としがちな秋の花粉症

秋の花粉症は風邪の症状と良く似ていますが、花粉症と風邪の治療法は全く異なるため、自己判断で市販の薬などを服用しても改善されません。

また花粉症の症状として、口腔内のアレルギーを引き起こす場合があります。アレルゲンとなる食べ物を食べると、口の中や唇、舌がかゆくなったり腫れてしまうなどの症状が表れます。

口腔内のアレルギー症状が酷い場合、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。命の危険が生じることもありますので注意が必要です。

 

風邪かな?と思っても自己判断せず、医療機関を受診して症状を診てもらうようにしましょう。自覚のない方も、秋の花粉症に気づくきっかけになるかもしれません。

 

 

秋の花粉症の主な原因は?

秋の花粉症の主な原因はブタクサ、ヨモギ、カナムグラなど。住宅街やオフィス街など私たちの身近な場所に生息している植物です。それぞれの特徴と注意すべきことをご紹介します。

 

ブタクサ

花粉の飛散時期は8月〜10月、ピークは10月に迎えます。関東では12月まで花粉が飛散することもあり、秋の花粉症の原因の大半を占めているのがブタクサです。

ブタクサ花粉症の症状には鼻炎や喘息のような咳の症状がみられます。またブタクサは瓜科の食べ物(スイカやメロン、きゅうりなど)とアレルゲン構造が似ているため、口腔アレルギーを引き起こす可能性もあります。

道端や河川敷など私たちの生活圏に広く生息しているため、ジョギングや散歩中に花粉を吸い込んでしまわないよう注意しましょう。

 

ヨモギ

花粉の飛散時期は8月下旬〜10月上旬。ピークは9月に迎えます。ヨモギ花粉症もブタクサ花粉症と同じように、鼻炎や喘息のような咳の症状がみられます。

ヨモギ花粉症も口腔アレルギーを引き起こす可能性があり、人参やセロリなどを食べる際には注意が必要です。

道端や公園、川沿いの草むらなどに生息していて、繁殖力が強いのが特徴。飛散時期には草むらには近づかないようにしましょう。

 

カナムグラ

花粉の飛散時期は8月〜10月。ピークは9月に迎えます。カナムグラ花粉症もブタクサ、ヨモギ花粉症と同じように鼻炎や喘息のような咳の症状がみられます。

またカナムグラも口腔アレルギーを引き起こす可能性がありますので、スイカやメロン、人参、セロリなどを食べる際は注意をしてください。

カナムグラは非常に成長力のある植物で、ツルを伸ばして電柱やガードレールに絡みついてどんどん伸びてしまいます。庭に一度生えてしまうと駆除するのが大変で、あっという間に広がってしまいます。

 

秋の花粉症の症状がみられる前に、なるべく早く駆除するようにしましょう。

 

 

【おすすめ】秋の花粉症対策

秋の花粉症対策のポイントは、他の花粉症と同様に花粉を浴びないこと。秋の花粉症の原因植物であるブタクサやヨモギ、カナムグラは、花粉の飛散距離が短いためスギなどに比べると避けやすい花粉です。

秋の花粉症の原因植物が多く生息している道端や川沿いの草むらに近づかないようにして、できるだけ花粉を浴びないようにしましょう。

 

【秋の花粉症対策6選】

1.マスクの着用
吸い込む花粉の量を減らし、症状を軽くしてくれます。できるだけ顔にマスクが密着するタイプがオススメ。隙間があると、そこから花粉が侵入してきてしまいます。


2.喉のうがいと鼻うがい
うがいをすると、喉に付着した花粉を除去しやすくなります。また鼻うがいも花粉対策に有効。鼻から花粉を洗い流し、鼻の粘膜の細胞を活性化させて鼻水の通りを良くする効果も。


3.洗顔
外から帰宅したら顔に付着している花粉も洗顔で落としてあげましょう。花粉が肌についてしまうと肌荒れの原因になります。洗顔で目の周りや鼻の周りについた花粉を落としてあげると、鼻炎症状も抑えられます。

 

4.服についた花粉を払う
外に干した服を取りこむ際や、帰宅後は服に付着した花粉を払い室内に花粉を持ち込まないようにしましょう。花粉が飛散する季節には、花粉が付着しにくく、花粉を払いやすいツルツルした材質の服がオススメです。


5.野菜や果物は加熱する
口腔アレルギーを引き起こす可能性のある野菜や果物は、加熱することでアレルゲンが変化し食べられることがあります。ただし症状には個人差がありますので、主治医に相談してから判断しましょう。


6.アレルギー検査でアレルゲンを調べる
毎年同じ時期に同じ症状が出る場合は、アレルギー検査でアレルゲンを調べてみると良いでしょう。自分では気づかないアレルゲンが見つかることもあります。

アレルゲンを特定できると、症状に合った治療法や治療薬を見つけることができるのがメリットです。

 

 

ビタミンDが花粉症に効果的

花粉症になる原因のひとつに、ビタミンD不足が関係していると考えられています。花粉症などのアレルギー症状は、免疫の過剰反応が引き起こすもの。

免疫の過剰反応を抑えるはたらきのあるビタミンDが不足すると、アレルギー症状が起きやすくなってしまうのです。もともと日本人はビタミンDの摂取量が少なく、食事が欧米化したことでより摂取する機会が減っているといいます。

 

トキコクリニックではビタミンDの処方もしていますので、食事からとることが難しい方はご相談ください。

 

 

まとめ

風邪と勘違いしやすい秋の花粉症。熱はないのに風邪のような症状が長引くときは、秋の花粉症かもしれません。

 

春の花粉症にもみられるくしゃみや鼻づまり、サラサラした鼻水の症状に加えて、喉のイガイガ、咳の症状がみられるのが秋の花粉症の特徴です。

秋の花粉症の原因となる植物はブタクサやヨモギ、カナムグラなど。住宅地やオフィス街にも生息している植物です。ジョギングしたり散歩する際は、なるべく草むらを避け花粉を浴びないようにしましょう。

 

だんだんと気温が下がり風邪も引きやすい季節。栄養と休養をしっかり取って風邪、花粉に負けないよう過ごしていきましょう。

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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