【ニキビのおはなし】部位ごとの原因とは?男女差はあるのか?対策方法についても解説!

投稿日:2021.01.23

本記事では、部位ごとの「ニキビの原因と対策」についてみていきましょう。「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」、「男性、女性での差はあるの?」「ニキビの出来た部位によって原因や対策は違うの?」など、気になる内容をまとめたので、是非チェックしてみて下さい!

ニキビは部位ごとに原因や注意点がある!

肌トラブルの中でも、ニキビに悩んでいる方は思春期を過ぎた20代になっても多いものです。一見すると同じニキビ症状に見えても、「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」は発生の原因が異なります。ニキビは思春期が終われば治ると思っていたという方も多いのではないでしょうか。SNSなどでみたことがある人もいるかもしれませんが、ニキビはできる場所によって、ある程度の原因が分かることがあります。部位別に考えられる原因についてみていきましょう。

 

▷アゴ

●アゴニキビの特徴

顎周辺は汗腺が少なく、乾燥しやすい部分です。一方、皮脂腺は多く活発です。皮脂は保湿成分の一つなので、乾燥を補おうとして皮脂分泌が多くなることがあります。乾燥している場所はバリア機能も低下しているため、同じ場所に何回もニキビができることがあります。

●筋肉が凝って血流障害を起こしている

例えば、肩こりがひどい人は血流も悪くなっているのでニキビができやすいと言われています。特にアゴはオトガイ筋という筋肉が凝り固まってしまっていることが原因でできることがあります。ボトックス注射などで筋肉を緩めてあげることで改善することもあります。

●しっかりと保湿を行う

乾燥しやすい部分なので普段のスキンケアでしっかりと水分を与えてあげるのも、ニキビを減らす近道です。皮脂が多くベタつく人は乳液はべったりと塗るのではなく、軽く塗布する程度にすることで毛穴詰まりを予防しつつ保湿できます。

●あぶら取り紙には注意

ニキビができている部分は皮脂分泌が活発なため、あぶらとり紙でしっかりと吸い取ってしまったり、何回も洗顔を行うなど間違ったケアにより悪化している可能性もあります。テカリが気になる場合はティッシュでおさえてフェイスパウダーで十分です。

 

 

▷口周囲

●口周りニキビの特徴

口もとは顎と同様乾燥しやすい部分です。肌が乾燥するとそれを補う形で皮脂分泌が活発になります。また、乾燥している肌はターンオーバーが乱れており角質がなかなか剥がれず分厚くなっていることがあります。角質が毛穴を塞いでしまっていると皮脂の出口がなくなるのでニキビになることがあります。

ニキビの原因となるアクネ菌は嫌気性の細菌(酸素がない場所を好む)なので、より繁殖しやすくなってしまいます。

 

●胃の不調

口回りに大きなニキビができている方はコーヒーを飲む人や辛いものが好きな方、早食いの人、ストレスで胃に負担がかかっている人が多いです。胃の不調は自覚しにくいですが、食生活が乱れて胃に負担をかけている可能性を考えて食生活を見直しましょう。口周りにニキビができやすい人はピロリ菌に感染している方も多く、慢性胃炎の状態が継続していることでニキビも治りづらくなっています。漢方を飲むことで改善する方もいます。

●スキンケア不足

化粧水や乳液を塗る時、意識をしていなければほとんど頬に塗って終わりとなっている人が多いです。おでこや口元にもしっかりと塗りましょう。口元はリップを塗ることもあり、クレンジング時に擦りがちになってしまうところです。特に唇は角層も薄く乾燥しやすいので、摩擦は厳禁!コットンにクレンジングを含ませて最低限の摩擦でメイクを落とせるようにしましょう。

 

▷額

おでこや鼻はよくてかっていると感じている人も多いでしょう。テカリの原因は皮脂で、皮脂は毛穴に付随している皮脂腺という部分から分泌されています。皮脂は肌の保湿成分の一つでもあるので少なければ良いというものではありません。しかし、過剰に分泌されるとニキビの原因となってしまいます。特にテカりを感じるおでこや鼻はTゾーンと言われ、皮脂の分泌が多い部分です。皮脂が多いとターンオーバーも乱れやすく、角質が分厚くなっていることで皮脂がつまりやすいという特徴もあります。

●間違ったスキンケア

皮脂が多いからと洗浄力の強い洗顔料を使用すると逆に皮脂分泌を助長する形になることがあります。皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜という膜をはり肌の保湿をしてくれています。これが洗い流されて不足すると「新しく作らなきゃ!」と逆に皮脂分泌を促す形になってしまうのです。洗顔は朝と夜の2回、しっかりと泡だてて擦らずに泡で洗うようにすることで十分汚れは落とせます。皮脂を放置することでニキビになってしまうので、スッピンの日もW洗顔不要のものを使用するか、洗浄力の弱いミルクやジェルタイプのクレンジング剤を使用し、優しく皮脂を取り除きましょう。乾燥を補う為に皮脂は分泌されます。水分を最低1.5Lは飲むようにしスキンケアも丁寧に行うことで予防できます。

●シャンプーや洗顔料などの洗い残し

シャンプーやクレンジング、洗顔料などを洗い残しやすい部分がおでこや生え際です。シャンプーなどの成分はニキビの原因となるアクネ菌の栄養源になってしまいます。顔は一番最後に洗うようにし、お風呂を出る前に綺麗に流してからでましょう。

●シャワーは顔に直接掛けない

洗顔料を洗い流す際には、シャワーで直接洗い流さず、手ですくって肌を包み込むように流しましょう。高圧のシャワーノズルから放出される水は、敏感肌にはダメージが強すぎるため、ニキビにも悪影響を及ぼします。シャワーでサッと洗い流したくなりますが、ニキビに刺激を与えすぎないよう気をつけましょう。

 

▷背中

背中はアクネ菌が原因になるほか、マラセチア菌という別の細菌が原因で起こるニキビがあります。皮脂腺も多く、汗をかきやすい部分で皮膚が分厚いのが特徴です。そのため、毛穴も顔などの皮膚に比べて詰まりやすい傾向にあります。自分からは見えない場所なので、炎症ニキビになって痛みを感じるようになって初めて気づくことがあります。

 

●洗い残し

背中のニキビはシャンプーやコンディショナー、ボディーソープの洗い残しであることが多いです。お風呂で洗う順番を気をつけることで防ぐことができます。洗い残しの原因として多いのは、最後にコンディショナーを流すタイプの人です。コンディショナーを流すとこれを含んだお湯が体に付着します。せっかくボディーソープで洗ったのに汚れを付着させてしまうのです。

洗う順番としては髪の毛→体→顔がベスト。最後までコンディショナーを置いておきたい人は、お風呂を出る前に体全体をシャワーで流すようにしましょう。

●汗をこまめに拭くようにする

背中は手も届きづらくケアがしづらい場所です。汗をかきやすい部分だからこそアクネ菌も繁殖しやすくニキビができやすいです。汗を吸収してくれるような下着をつけるようにしたり、蒸れにくいインナーをつけることも予防策の一つです。

●ホルモンバランスの乱れ

過食や睡眠不足、過度のアルコール摂取、人間関係など仕事やプライベートにおける精神的・肉体的ストレスなどさまざまな原因によって、女性ホルモンのバランスが崩れて、男性ホルモンの分泌量が多くなってしまいます。男性ホルモンは皮脂の分泌を促す作用があるので、皮脂が増えて毛穴に詰まり、背中ニキビを引き起こしてしまうことがあります。リラックスできる時間を確保し、アロマをつけて入浴や睡眠をとるなどしましょう。

 

まとめ

今回はニキビの部位別の原因や対策についてみてきました。どの部位についても共通して当てはまるのは以下の点でしょうか。

①患部は清潔な状態にすること

洗顔やクレンジングを欠かさず行い、常に清潔にしましょう。古い皮脂が表皮に残ると、アクネ菌の発生を活発化させ、ニキビの原因となってしまいます。せっかく正しく洗顔しているのに、洗い残しがあるとニキビの原因となってしまいます。注意しましょう。

②患部に刺激を与えない

洗顔の際にはシャワーを直接患部に宛てず、手ですすぐなどして優しく洗い流すようにしましょう。また、目の荒いタオルでガシガシと擦るように拭いたり、日焼け(紫外線)対策、肌着には吸汗性の高い物を使用するとよいでしょう。

③ストレスを溜めない(ホルモンバランスを崩さないように)

「大人ニキビ」の主な原因は、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れによるものです。生活習慣が乱れていると感じている方は見直してみてはいかがでしょうか。仕事時間が不定期で生活リズムが乱れたり、食生活が偏っているという方は、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。改善できるところは改善していきましょう。どうしても生活習慣が乱れてしまう方には、低用量ピルで女性ホルモンをコントロールしニキビができにくい肌質に改善する、という方法もあります。

筋肉の凝りなどは自分の力では難しい部分もあるので、治りづらいニキビや同じ場所に何回もできる場合は美容クリニックなど専門機関での治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

トキコクリニックは大阪・京都で25年以上のニキビ治療実績があります。

ニキビは、最も馴染みのある「肌の疾患」です。

その原因・対策・治療にはいくつものパターンがあり、症状を診て最適な方法を選択する必要があります。トキコクリニックは開院当初から、ニキビ治療に悩む方が少しでも少なくなるよう、様々な症状のニキビ治療を行ってきました。10,000人以上の治療実績から私達が取り入れた最適な治療方法を選択できます。「ニキビ跡で悩んでいる」「いろんな治療を試したけど効果が見られなかった」

という方、一度トキコクリニックのニキビ治療ページをのぞいてみて下さい。

あなたのニキビ治療に寄り添うクリニックですので、一度ご相談下さいね。

 

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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