ニキビが出来る部位ごとの意味とは?ホルモンバランスや男女差はある?部位別の原因と対策をご紹介!

投稿日:2021.01.23

ニキビに悩んでいる方は男女問わず多いのではないでしょうか。ニキビはホルモンバランスや男女差はあるのでしょうか。今回は部位別のニキビの原因と対策についてみていきましょう。

 

 

 

ニキビは部位ごとに原因や注意点があります

肌トラブルの中でもニキビに悩んでいる方は20代になっても多いものです。思春期ニキビと大人ニキビは原因が異なります。思春期が終われば治ると思っていたというひとも多いのではないでしょうか。SNSなどでみたことがある人もいるかもしれませんが、ニキビはできる場所によってある程度の原因が分かることがあります。部位別に考えられる原因についてみていきましょう。

 

 

 

アゴ

顎周辺は汗腺が少なく、乾燥しやすい部分です。一方、皮脂腺は多く活発です。皮脂は保湿成分の一つなので、乾燥を補おうとして皮脂分泌が多くなることがあります。乾燥している場所はバリア機能も低下しているため、同じ場所に何回もニキビができることがあります。

 

皮脂を取りすぎない

ニキビができている部分は皮脂分泌が活発なため、あぶらとり紙でしっかりと吸い取ってしまったり、何回も洗顔を行うなど間違ったケアにより悪化している可能性もあります。テカリが気になる場合はティッシュでおさえてフェイスパウダーで十分です。

 

しっかりと保湿を行う

乾燥しやすい部分なので普段のスキンケアでしっかりと水分を与えてあげるのも、ニキビを減らす近道です。皮脂が多くベタつく人は乳液はべったりと塗るのではなく、軽く塗布する程度にすることで毛穴詰まりを予防しつつ保湿できます。

 

筋肉が凝って血流障害を起こしている

肩こりがひどい人は血流も悪くなっているのでニキビができやすいと言われています。特にアゴはオトガイ筋という筋肉が凝り固まってしまっていることが原因でできることがあります。ボトックスをうち筋肉を緩めてあげることで改善することもあります。

 

 

 

口周囲

口もとは顎と同様乾燥しやすい部分です。肌が乾燥するとそれを補う形で皮脂分泌が活発になります。また、乾燥している肌はターンオーバーが乱れており角質がなかなか剥がれず分厚くなっていることがあります。角質が毛穴を塞いでしまっていると皮脂の出口がなくなるのでニキビになることがあります。

ニキビの原因となるアクネ菌は嫌気性の細菌(酸素がない場所を好む)なので、より繁殖しやすくなってしまいます。

 

スキンケア不足

化粧水や乳液を塗る時、意識をしていなければほとんど頬に塗って終わりとなっている人が多いです。おでこや口元にもしっかりと塗りましょう。口元はリップを塗ることもあり、クレンジング時に擦りがちになってしまうところです。特に唇は角層も薄く乾燥しやすいので、摩擦は厳禁!コットンにクレンジングを含ませて最低限の摩擦でメイクを落とせるようにしましょう。

 

胃の不調

口回りに大きなニキビができている方はコーヒーを飲む人や辛いものが好きな方、早食いの人、ストレスで胃に負担がかかっている人が多いです。胃の不調は自覚しにくいですが、食生活が乱れて胃に負担をかけている可能性を考えて食生活を見直しましょう。口周りにニキビができやすい人はピロリ菌に感染している方も多く、慢性胃炎の状態が継続していることでニキビも治りづらくなっています。漢方を飲むことで改善する方もいます。

 

 

 

おでこや鼻はよくてかっていると感じている人も多いでしょう。テカリの原因は皮脂で、皮脂は毛穴に付随している皮脂腺という部分から分泌されています。皮脂は肌の保湿成分の一つでもあるので少なければ良いというものではありません。しかし、過剰に分泌されるとニキビの原因となってしまいます。特にテカりを感じるおでこや鼻はTゾーンと言われ、皮脂の分泌が多い部分です。皮脂が多いとターンオーバーも乱れやすく、角質が分厚くなっていることで皮脂がつまりやすいという特徴もあります。

 

間違ったスキンケア

皮脂が多いからと洗浄力の強い洗顔料を使用すると逆に皮脂分泌を助長する形になることがあります。皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜という膜をはり肌の保湿をしてくれています。これが洗い流されて不足すると「新しく作らなきゃ!」と逆に皮脂分泌を促す形になってしまうのです。洗顔は朝と夜の2回、しっかりと泡だてて擦らずに泡で洗うようにすることで十分汚れは落とせます。皮脂を放置することでニキビになってしまうので、スッピンの日もW洗顔不要のものを使用するか、洗浄力の弱いミルクやジェルタイプのクレンジング剤を使用し、優しく皮脂を取り除きましょう。

乾燥を補う為に皮脂は分泌されます。水分を最低1.5Lは飲むようにしスキンケアも丁寧に行うことで予防できます。

 

シャンプーや洗顔料などの洗い残し

シャンプーやクレンジング、洗顔料などを洗い残しやすい部分がおでこや生え際です。シャンプーなどの成分はニキビの原因となるアクネ菌の栄養源になってしまいます。顔は一番最後に洗うようにし、お風呂を出る前に綺麗に流してからでましょう。

 

 

 

背中

背中はアクネ菌が原因になるほか、マラセチア菌という別の細菌が原因で起こるニキビがあります。皮脂腺も多く、汗をかきやすい部分で皮膚が分厚いのが特徴です。そのため、毛穴も顔などの皮膚に比べて詰まりやすい傾向にあります。自分からは見えない場所なので、炎症ニキビになって痛みを感じるようになって初めて気づくことがあります。

 

洗い残し

背中のニキビはシャンプーやコンディショナー、ボディーソープの洗い残しであることが多いです。お風呂で洗う順番を気をつけることで防ぐことができます。洗い残しの原因として多いのは、最後にコンディショナーを流すタイプの人です。コンディショナーを流すとこれを含んだお湯が体に付着します。せっかくボディーソープで洗ったのに汚れを付着させてしまうのです。

洗う順番としては髪の毛→体→顔がベスト。最後までコンディショナーを置いておきたい人は、お風呂を出る前に体全体をシャワーで流すようにしましょう。

 

汗をこまめに拭くようにする

背中は手も届きづらくケアがしづらい場所です。汗をかきやすい部分だからこそアクネ菌も繁殖しやすくニキビができやすいです。汗を吸収してくれるような下着をつけるようにしたり、蒸れにくいインナーをつけることも予防策の一つです。

 

ホルモンバランスの乱れ

過食や睡眠不足、過度のアルコール摂取、人間関係など仕事やプライベートにおける精神的・肉体的ストレスなどさまざまな原因によって、女性ホルモンのバランスが崩れて、男性ホルモンの分泌量が多くなってしまいます。男性ホルモンは皮脂の分泌を促す作用があるので、皮脂が増えて毛穴に詰まり、背中ニキビを引き起こしてしまうことがあります。リラックスできる時間を確保し、アロマをつけて入浴や睡眠をとるなどしましょう。

 

 

 

まとめ

今回はニキビの部位別の原因についてみてきました。ほとんどに当てはまるのは、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れです。大人にきびのほとんどは生活習慣に原因があると言われています。仕事を始めることで生活リズムが乱れたり、食生活が偏ったりすることが主な原因です。洗い残しなどが原因の場合もあるので、改善できるところは改善していきましょう。筋肉の凝りなどは自分の力では難しい部分もあるので、治りづらいニキビや同じ場所に何回もできる場合は美容医療をとりいれてみてはいかがでしょうか。

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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