この記事の監修者
- トキコクリニック 総院長
- 小村 十樹子
(こむら ときこ)
美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、がん予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。
美容コラム
Beauty column.
毛穴
目次
「最近、鼻の毛穴の黒ずみがどうしても取れない」「鼻の毛穴がポツポツしてきていて気になる」「いちご鼻に悩んでる」そういう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いちご鼻とは、鼻の毛穴に角栓や毛が詰まって黒ずんだり、開いて目立っている状態のことをいいます。
今回は、いちご鼻の主な原因と改善方法を詳しく紹介します。
過剰に分泌された皮脂が角質と混ざり合うことで角栓ができます。毛穴に詰まった角栓が押し上げられて空気や紫外線にさらされたとき、酸化が始まり黒く変化していきます。これが黒ずみになります。手触りはざらざらとしていて、Tゾーンや小鼻に現れやすいです。
顔に生えた産毛が目立つタイプです。また、詰まった角栓が邪魔をして産毛が抜けずに詰まってしまう場合もあります。カミソリを使った自己処理は肌を傷つけやすく、ピンセットで抜毛するなどの間違った自己処理は肌トラブルを引き起こしやすくなります。
紫外線や摩擦刺激により、毛穴周囲にメラニンが産生されて色素沈着が起きている状態です。普段から日焼け止めを塗る習慣がない方や、角栓が気になるからといって無理やり押し出している方に多いです。
次に挙げるのは、毛穴の黒ずみとなる悪習慣です。
・角栓を指で無理やり押し出している
・毛穴パックをしている
・生活習慣が不規則
・メイクを落とさずに寝る
・日焼け止めを塗らない
・毛をピンセットで抜いている
一つずつ詳しく見ていきましょう。
角栓が気になるため、指で無理やり押し出している人も多いと思います。指で角栓を押し出すことで毛穴が無理やり開かれてしまうため、毛穴が広がってしまいます。その結果、また角栓が詰まりやすくなり、毛穴も肉眼的に開いて目立ってしまいます。
角栓を指で無理やり押し出すのと同様、毛穴パックもお肌にとっては負担になります。
毛穴パックとは、鼻の角栓を除去するもので、毛穴にパックを取り込ませて角栓を吸着して除去します。使用直後は角栓が一気にとれるため毛穴がキレイになったように感じますが、実際は肌のダメージが大きく、必要な角質までも除去してしまう恐れがあります。また、産毛も一緒に抜毛してしまう恐れがあり、毛穴や肌への負担は大きいです。
睡眠不足や栄養不足、運動不足は肌のターンオーバーを乱します。古い角質が剥がれ落ちずに肌に残るようになり、角栓ができやすい環境をつくってしまいます。ストレスや疲労で自律神経が乱れると、皮脂が過剰に分泌にもつながります。これも角栓ができやすくなる原因となります。
メイクを落とさずに寝ると、油汚れやメイクの油性成分を放置していることになり、肌や毛穴への負担が大きくなります。皮脂詰まりの原因となるため、かならずメイクを落としてから寝る習慣をつけましょう。
紫外線による光老化は肌老化の8割を占めるともいわれています。紫外線の刺激により、毛穴周囲にメラニン色素が産生されて色素沈着を引き起こすリスクがあります。真夏だけでなく、冬でも日焼け止めは必要です。
産毛が気になるからといって、無理やりピンセットなどで抜毛してはいけません。毛穴に負担がかかり、かえって毛穴が目立ってしまいます。また、過度な自己処理は肌を傷つけたり、埋没毛の原因となってしまいます。
いちご鼻を治すには、これら6つの習慣をやめるところから始めましょう。
いちご鼻が気になる場合、迷わずに美容皮膚科の専門的な治療を受けるのがオススメです。普段からのおうちでのケアももちろん重要ですが、即効性が期待できるのはやはり美容医療を取り入れることです。
角栓つまりがある場合、除去するのが毛穴縮小への近道。
水流とマイルドなピーリング剤で皮脂や汚れを浮かし、毛穴の奥までしっかり洗浄します。
油溶性で毛穴への浸透性が高いサリチル酸と、水溶性で肌を滑らかにするグリコール酸の2種類のピーリング剤があります。トキコクリニックでは、肌状態に合わせて薬剤の調合や濃度・反応時間などを細かく調整して施行します。
医療機関でのみ許可された強力なレーザー脱毛機で、プロフェッショナルなスタッフが施術します。トキコクリニックには、メーカー認定資格を持った看護師が多数所属しています。
・プラズマ
窒素プラズマを照射することによりコラーゲンの増生を促し、毛穴・小じわを改善します。メラニン色素排出作用により、毛穴の黒ずみを改善します。
ピーリング剤で余分な角質を除去することにより、メラニン色素の排出を促します。肌のターンオーバーを正常化させて毛穴の縮小効果も。
肌トラブルを起こさないようにするには、刺激や摩擦を極力避けてお手入れすることが重要です。スキンケアやメイクの際にこすらないことはもちろん、刺激の少ない基礎化粧品を選ぶことも大切です。
<毎日のクレンジングと洗顔がポイント>
黒ずみを予防・改善するためには、毎日のクレンジングと洗顔が大切です。メイクをした日も、1日すっぴんで過ごした日も、必ずクレンジングをするようにしましょう。
クレンジングには、洗浄力が優しめなミルクタイプもしくはジェルタイプを使用することをおすすめします。
また、洗顔はたっぷりの濃密泡で洗うことがポイントです。濃密泡かどうかは、手に泡をのせて逆さまを向けても落ちないかどうかでチェックします
濃密泡を作ることで、毛穴の中にしっかりと泡が入り汚れを吸着して絡めとってくれます。
泡立ちやすい洗顔フォームも数多く販売されていますが、洗顔する際は、洗顔石鹸の使用をおすすめします。
同じ水の量を使ってすすいだ結果、一番残留物が少ないのは石鹸洗顔です。
洗顔フォームは残留配合成分が残留してしまうため、ご使用されている方は少し多めにすすぐようにして下さい。
朝はたっぷりの泡で洗顔するのが面倒くさいという人もいるでしょう。しかし、朝の泡洗顔を始めるだけでも毛穴の汚れが劇的に良くなったと感じた人も多いです。朝に洗顔をする手間をかけるだけでも、黒ずみは改善していきます。
当院オリジナルのdr.TOKIKOシリーズは、敏感肌の方にもご使用していただけるドクターズコスメです。当院の総院長が化粧品学を学び、刺激の少ない成分を選択して研究を重ね、どんな肌の方にも使っていただける基礎化粧品を開発しました。
当院自慢の「クレンジングジェル」と「ヘブンリーソープ」はいちご鼻撃退にも最適。低刺激なのに汚れだけをしっかり落としてくれます。さらに、保湿性にも優れているので、乾燥肌の方やしっかりと保湿したい方にもオススメの洗顔料です。
いちご鼻は一生治らないわけではなく、原因に合わせて正しく治療すればキレイに改善します。美容医療とおうちでのスキンケアをうまく組み合わせていくことが、いちご鼻根治への最大の近道となります。
まずは美容皮膚科を受診し、専門家のアドバイスを受けることをオススメいたします。
この記事の監修者
美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、がん予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。
SNS.
医師目線の美容・健康情報を発信しています。
Reccomend.
その他にも人気のプランをご用意しております
Information.
トキコクリニック 心斎橋院
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目7番6号 心斎橋中央ビル6F
菜のはなインナーケアクリニック
(旧トキコクリニック梅田院)
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目12-6 E-MA[イーマ]4F
トキコクリニック京都四条院
〒600-8007 京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町76 アソベビル6F〜8F