この記事の監修者
- トキコクリニック 総院長
- 小村 十樹子
(こむら ときこ)
美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、がん予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。
美容コラム
Beauty column.
ニキビ
目次
ニキビは誰にでも生じる一般的な肌トラブルではありますが、実は「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚の病気です。
ぽつぽつした見た目になるため清潔感を損ねやすく、触ったり潰したりして跡になってからは元の綺麗な肌に戻すのは難しいとされてきました。
トキコクリニックでは、沢山のニキビ・ニキビ跡治療を経験してきました。
「思いつく限りのスキンケアを実施してもニキビが出やすく、困っている」
「ニキビ跡が多く、ファンデーションやコンシーラーで隠すのも限界がある」
とお悩みの方は、是非一度目を通してみてくださいね。
今回は同じ極細針治療である、
巷で話題のニキビ跡治療ダーマペン
最新の治療マシンPOTENZA(ポテンザ)
2つのマシンを比較しながらご紹介していきます。
ニキビ跡治療用マシンとして、3つの代表的治療として、
「ダーマペン」「POTENZA(ポテンザ)」「フラクショナルレーザー」が挙げられます。
今回は、マイクロニードル治療であるのが特徴のダーマペンとPOTENZA(ポテンザ)の違いをご紹介します。
共に極細針で肌に穴をあけて、肌のターンオーバー・肌再生を促す治療です。
肌に穴を開けるというと、「痛そうだし何となく怖くて抵抗感がある」と思う人もいるでしょう。また、ダウンタイムや副作用が心配な人も多いはずです。
しかし、どちらもニキビ跡・小じわ・毛穴・皮膚割れ・毛穴の開きなどに効果がある手法として確立しています。
マイクロニードルという名の通り針自体も非常に微細なものであるため、「肌に穴があいてしまう」と心配する必要もありません。
小さな傷を修復するのと同じ要領で自然に回復しますので、むしろ肌のターンオーバーを活性化しやすいとも言われています。
ここでは、早速ダーマペンとPOTENZA(ポテンザ)の違いを確認していきましょう。
それぞれの特性を知り、自分の肌質や治療イメージに合ったマシンを選択していくことがオススメです。
ダーマペンは、針で開けた穴に薬剤を塗って治療していきます。
一方POTENZA(ポテンザ)は、針で開けた穴に直接薬剤を注入します。
皮膚の奥まで薬剤を浸透させるという意味では、POTENZA(ポテンザ)の方が効果的だと言えるでしょう。
大きなニキビができてしまっているときや広範囲に渡ってニキビ跡が残ってしまっている場合には、特にPOTENZA(ポテンザ)を利用するのがオススメです。
POTENZA(ポテンザ)ならではの特徴として、ドラッグデリバリーができることが挙げられます。
ドラッグデリバリーとは、薬剤を適切な場所に適切な量を正しく届ける機能のことを指します。
薬剤の効果を高めたり、副作用を最小限に抑えたりする効果が生まれるため、多くの人に支持されています。
ダーマペンなどの他のマイクロニードル治療ではできないため、より効率重視で治療したい人にはPOTENZA(ポテンザ)がオススメです。
痛みや副作用の観点から言うと、POTENZA(ポテンザ)の方がオススメです。
POTENZA(ポテンザ)はドラッグデリバリー機能があるため、ピンポイントで必要な場所に薬剤を届けられます。
そのため、肌を必要以上に傷つけたり薬剤が入ったりすることを抑えられます。
また、マイクロニードルを刺すスピード・深さ・長さを自由に変えることで、ひとりひとり異なる肌質や症状に合わせて治療をカスタマイズすることが可能です。
肌を吸引しながらマイクロニードルを刺すなど痛みを軽減する方法も多く、初めての治療で痛みへの不安が多い人にも向いています。
どちらもマイクロニードルを使って肌に穴を開ける治療であるため、少なからずダウンタイムが発生します。
ガーゼを貼り続けなければいけないような大きなダウンタイムではないものの、リスクを知った上で治療に踏み切ることが大切です。
どちらの治療も赤みやひりつきを伴うことがありますが、POTENZA(ポテンザ)の方が症状の回復が早く、ダウンタイムが長く続くケースが多いニキビ跡治療の中で、スケジュールを気にせず治療を受けることができることも利点です。
直後~数日程度で緩解するケースが大半であり、日常生活に影響が出るような重いダウンタイムはありません。
万が一点状出血や内出血などごく稀に見られる症状が出たとしても、数日~1週間程度で消失するため、ダウンタイムは比較的短めです。
POTENZA(ポテンザ)では、使用するマイクロニードルの先端から高周波の熱を出すことが可能です。
ダーマペンにはこの機能が備わってないため、両者の大きな違いだと分かります。
高周波の熱を出すことで、肌を引き締め、コラーゲンやエラスチンなどの再生を促すことが可能です。
また、肌を引き締めることでリフトアップできたり、ハリや弾力が回復したりする効果も確認されています。
ニキビ跡はもちろん、肌を内側から改善したいときにも有効です。
マイクロニードル治療法は、ニキビ跡以外のさまざまな症状にも効果的です。
POTENZA(ポテンザ)の場合、ダーマペンよりも活用の幅が多く、さまざまなお悩みに合わせて使用できるのが強みです。
例えば、シワ・たるみ・くすみ・毛穴の開きなど、年齢と共に生じやすい悩みにも対応可能です。
また、ニキビ跡のように病気でできてしまった傷跡・火傷にも使えます。
他にも、肌のハリを改善したり、ターンオーバー機能を促進したり、美白対策の一環として使用したりすることもでき、肌を内側から整えたいときにもよいでしょう。
POTENZA(ポテンザ)が「総合美肌マシン」と呼ばれる所以は、用途の広さによるものが大きいのです。
ダーマペンもPOTENZA(ポテンザ)も、日常生活に影響が出るような大きな副作用や、追加で別の治療が必要になるような重篤な合併症はほぼ発生しません。
安全性の高い治療法として日本だけでなく世界各国で導入されているマシンですので、治療が初めての人やなるべくリスクを取りたい人にも自信を持ってオススメできます。
どうしても心配な人は、より副作用を抑えやすいPOTENZA(ポテンザ)を使ったり、治療実績・経験共に豊富なクリニックを訪ねたりするのがよいでしょう。
事前に肌状態をしっかりチェックしてもらい、丁寧なカウンセリングで受けて不安に思う気持ちを伝えていけば、納得のいく治療法を見つけやすくなります。
トキコクリニックでは、POTENZA(ポテンザ)を使用した治療を複数行っています。
お陰様で、2020年・2021年と2年連続症例数日本一で表彰されました。
気になる方はお気軽にご相談ください。
[maxbutton id=”17″ ]
ダーマペン、POTENZA(ポテンザ)でニキビ跡治療した症例をご紹介します。
どちらの症例もニキビ跡が薄くなるに伴い、お顔全体の明るさが増しました。
適応施術は、症状を見極めて診て医師・看護師が選択します。
自分にどんな治療が必要か自己判断はせず、専門家のアドバイスをもとに治療を進めるのが、肌改善の近道です。
お悩み:ニキビ跡の赤み、お顔のくすみ
治療:ダーマペン3回
価格:165,000円
リスク:赤み・ひりつき(直後から数日)・稀に点状出血、内出血
お悩み:ニキビ跡クレーター
治療:POTENZA(ポテンザ)スカー3回
価格:264,000円
リスク:赤み・ひりつき(直後から数日)・稀に点状出血、内出血
ダーマペンとPOTENZA(ポテンザ)は同じマイクロニードル治療法であり、ニキビ跡だけでなく肌質の改善にも効果があります。
しかし、薬剤の浸透力・痛みや副作用・ダウンタイムの長さ・カスタイマイズしながら治療できるかなど、細かな点で違いがあることを知っておきましょう。
より効率よく効果を実感したい場合や、痛みや肌への負担を抑えながら治療をしたい場合は、POTENZA(ポテンザ)がオススメです。
トキコクリニックでもダーマペンやPOTENZA(ポテンザ)を使った治療を複数行っており、さまざまな症状・症例に対応可能です。
ニキビやニキビ跡にお悩みの方にはダーマペン、POTENZA(ポテンザ)を含め複数の治療法を紹介しますので、ひとりひとりに合った方法を一緒に考えていきまし
【関連記事】
この記事の監修者
美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、がん予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。
SNS.
医師目線の美容・健康情報を発信しています。
Reccomend.
その他にも人気のプランをご用意しております
Information.
トキコクリニック 心斎橋院
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目7番6号 心斎橋中央ビル6F
菜のはなインナーケアクリニック
(旧トキコクリニック梅田院)
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目12-6 E-MA[イーマ]4F
トキコクリニック京都四条院
〒600-8007 京都府京都市下京区四条通高倉西入立売西町76 アソベビル6F〜8F