20代でもシミが出来る?若い頃からやっておきたい将来のシミ予防について

投稿日:2021.08.18

「シミは年齢を重ねてからできるものだから、まだ対策するのは早すぎる」と考えている人はいませんか?
でも実は、20代でもシミができることがあるのです。

 

「シミ=年配の人」というイメージがあるからこそ、シミができてしまうと第一印象が一気に老けてしまうかもしれません。

周りに悩みを相談しづらく、ひとりで抱え込んでしまう人も多いのです。

今回は、若い頃からやっておきたい将来のシミ対策や予防法を解説します。

 

 

 

20代でもシミの悩みは多い

シミが気になり始めた年齢を聞くアンケート調査において、
「20代後半から」と回答した人は全体の32%にのぼりました。

「30代前半から」と回答した24%の人も含めると、半分以上の人が20代後半から30代前半にかけてシミトラブルを経験したことになります。

 

シミは、40代以降に起きるものというイメージを持つ人も少なくありません。

しかし、実際に40代以降に生じるのは「シミが増えて目立つこと」「シミが濃くなること」であり、シミ自体はもっと若い頃から起きていると分かります。

 

妊娠・出産によるホルモンバランスの崩れでシミが生じる人も多いようなので、できる限り対策しておくのがよさそうです。

 

 

 

20代に多いシミの種類とは?

一見シミは全て同じもののように見えますが、実はシミの現れ方や原因によって複数のタイプが存在します。

予防や治療にはこの「シミのタイプ」を把握することが欠かせません。

まずは、20代に多いシミの種類をチェックしていきましょう。

 

 

そばかす

そばかすとは、雀卵斑とも呼ばれるシミの一種です。

ぽつぽつと毛穴の集合体のように現れるのが特徴で、顔の中心に浮かぶことが多く、印象を大きく左右するシミとして知られています。

原因の多くは、遺伝です。

子どもの頃から目立つ人が多く、年齢を重ねるとともに薄くなる場合もあります。

一方、年齢と共に濃くなったり目立つようになったりする人もいて、個人差が大きいのが特徴です。

 

 

 

ADM

ADMは、後天性真皮メラノサイトーシスや両側性遅発性太田母斑様色素斑とも呼ばれるシミの一種です。

後天的に発生するアザでもあり、一般的なシミが表皮に生じるのに対し、ADMはそれよりも深い真皮層に生じます

肝斑のようなぼんやりとしたシミとして現れることが多いですが、表皮に現れる肝斑と真皮層に現れるADMでは全く治療法が異なりますので、正確に診断してくれるクリニックに相談した方がよいでしょう。

原因の多くは、はっきりと分かっていません。

生理・妊娠・出産などとの関連が確認されているためホルモンバランスによる影響が強い可能性があると指摘されていますが、遺伝や紫外線による影響も否定できません。

ADMだけでなくトータルのシミに効く予防法を実施するのがオススメです。

 

 

 

老人性色素斑

老人性色素斑は、日光性色素斑とも呼ばれるシミの一種です。

一般的なシミのイメージに最も近いタイプであり、年齢と共に現れて年を重ねるごとに濃く目立つようになるのが一般的です。

原因の大半は、紫外線やメラニン色素排出機能の衰えとされています。

通常、紫外線によって生じたメラニン色素は自然に体外へ排出されますが、紫外線の浴びすぎや加齢によってこの機能が上手く働かなくなると、シミとして肌に現れてしまうのです。

外での行動が多い場合や屋外スポーツをすることが多い場合は、20代でも発生のリスクがあるものです。

しっかり予防し、対策していきましょう。

 

 

 

 

今すぐ始めたい!将来のためのシミ予防

ここからは、20代のうちから始められるシミ予防法を紹介します。

手軽に取り入れられるものから皮膚科で行う本格的なものまで複数ピックアップしますので、目を通してみましょう。

 

紫外線対策

まずは、徹底した紫外線対策です。

紫外線は肌にダメージを与えて肌トラブルを引き起こすだけでなく、メラニン色素を生成させてシミの原因を作ります。

20代の健康的な人であっても、紫外線に当たる量が多ければメラニン色素の分解が追い付かなくなってしまうでしょう。

日焼け止め・日傘・帽子・グローブなどで紫外線を防ぐ他、「飲む日焼け止め」を服用するなど、内からの対策も行っておきましょう。

 

 

生活習慣の見直し

基本的な生活習慣を見直し、ホルモンバランスを整えるのも効果的です。

例えば、寝る時間と起きる時間をなるべく一定にしてリズムを整えたり、過度な飲酒や喫煙を避けたりするのがよいでしょう。

特に、生理不順やPMSで悩む人にとって、生活習慣の見直しは非常に重要です。

自律神経の乱れが肌に現れてしまわないよう、基本の生活を大事にしましょう。

 

 

ストレスの緩和

仕事・家事・育児・引っ越しや家族構成の変化などの環境状態・人間関係など、ストレスの原因になるものがないか探してみましょう。

ストレスがホルモンバランスに与える影響が多く、肌のターンオーバー機能も損ねてしまいます。

十分に紫外線や日常生活に気を付けているつもりでもメラニン色素の分解や肌細胞の再生が上手く機能していなければ、シミが生じやすくなってしまうでしょう。

ストレスを根本から解決するのが難しくとも、自分なりの発散法を見つけるのが理想です。

 

 

適度な運動

適度な運動を心がけ、血液の流れをよくして老廃物やメラニン色素の排出機能を促進するのもオススメです。

特に、ウォーキング・ジョギング・スイミングなどの有酸素運動はこの効果が高いため、積極的に取り入れましょう。

シミだけでなく肌のツヤやハリにも効果があると言われており、脂性肌の改善にも役立ちます。

 

 

摩擦と乾燥を避けたスキンケア

美白化粧品を使ったスキンケアをするのも効果的ですが、その際はなるべく摩擦と乾燥を避けて行いましょう。

クレンジングのときに肌をゴシゴシこすったり、目の粗いコットンやスポンジを使ったりするのはNGです。

また、十分な保湿ができず知らず知らずのうちに肌が乾燥してしまわないよう、日中使うミスト化粧水や就寝前のシートマスクなども活用していきましょう。

20代で生じる割合は少ないものの、肝斑というシミは摩擦・乾燥・外部刺激により生じます。

今のうち予防したいのであれば、意識しておきましょう。

 

 

肌質改善治療

皮膚科など専門医に相談し、肌質改善治療をする方法もあります。

病院は何かトラブルが出てから行くものというイメージを持っている人も少なくありませんが、実はそうとは限りません。

予防や肌質改善のために来院する患者さまは多く、将来のことを見据えて事前に対策しておきたいというニーズは常にあるのです。

例えば美容皮膚科では、グルタチオンや高濃度ビタミンCを点滴してメラニン色素の生成を防いだり、強い抗酸化作用で紫外線による肌老化を防止したりすることができます。

 

ピーリングや美白成分高濃度導入をミックスした肌美白トリートメントなど、市販されているものを使ったセルフケアではできないようなことも可能ですので、信頼できるクリニックに相談してみましょう。

自分では思いつかなかったような対策法が見つかるかもしれません。

 

 

 

まとめ

シミができてからの治療も可能ですが、できればシミは「できる前に対策」したいものです。

いつまでもシミのない綺麗な肌で居続けられれば、自然と自信もつくでしょう。

20代のうちからシミができてショックを受けないよう、早めの対策が肝心です。

また、若いうちにシミができてしまった場合でも、恥ずかしがらずにご相談ください。シミのタイプに合った治療法を提案致します。

 

この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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