ハイドロキノンの副作用とは?肌への悪影響は?発がん性はある?

投稿日:2021.10.13

美白対策やアンチエイジングをするときに気になるのは、副作用などのマイナートラブルではないでしょうか。

「かえって肌が荒れるリスクがあるならやりたくない」
「副作用や悪影響の程度が分からないから治療を躊躇っている」
という人も多いはずです。

 

今回は、美白効果がある処方薬として有名な「ハイドロキノン」について解説します。

副作用やダウンタイムなど基本的な項目から、発がん性リスクまで幅広く触れますので、気になる方はチェックしてみましょう。

 

 

 

ハイドロキノンとは?

まずは、ハイドロキノンについて基本的な情報を確認していきましょう。
効果・効用が分かれば、使用のメリットも分かりやすくなりそうです。

 

 

「肌の漂白剤」と言われるほど高い美白効果

ハイドロキノンとは、「肌の漂白剤」と言わることのある美白成分です。

海外で人気を集めて以降2002年に日本でも認可され、多数の美容クリニック・美容皮膚科で導入されるようになりました。
また、市販の美白化粧水・サプリメント・シートパックなどに配合されていることも多いです。
お手持ちの美白用アイテムの成分を見てみるとハイドロキノンの表記があるかもしれませんね。

 

 

トレチノインと併用することが多い

ハイドロキノンは、ビタミンAでもあるレチノール誘導体「トレチノイン」と併用することが多いです。
トレチノインは非常に高い活性率が注目を浴びており、ビタミンAの50~100倍程度の効果があると言われています。

ハイドロキノン単体で使用すると肌への浸透力に欠けるケースがありますが、
トレチノインと併用することで高い活性率が期待でき、ハイドロキノン自体の効果を引き上げられるのです。

無駄なく美白成分を取り込みたい人や、コストパフォーマンスを意識した美白治療をしたい人は、是非トレチノインの併用を検討しましょう。

 

 

 

ハイドロキノンはこのような方におすすめ

ハイドロキノンは、その効果・効用が注目され、美容皮膚科に限らずさまざまな場所で活用されています。

ここでは、ハイドロキノンがおすすめの人について紹介しますので、ご自身が当てはまるか照らし合わせながら参考にしていきましょう。

 

 

〇シミに悩んでいる方

ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の生成を抑制する効果があります。
メラニン色素を生むメラノサイトを減少させてくれるため、紫外線によるダメージが加わってもシミとして定着しにくくなるのです。

また、加齢に伴うシミにも効果的であり、肌のトーンアップにも効果的です。

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〇美白効果を実感したい方

肌の漂白剤」と言われている通り、ハイドロキノンには高い美白効果があります。
肌全体がくすむ原因の多くは、チロシナーゼ酵素の働きによるものとされています。
チロシナーゼ酵素が活性化してしまうとメラニン色素を新たに生みやすくなり、シミだけでなく肌全体のくすみにつながってしまいます。

そのため、チロシナーゼ酵素の働きを抑えるハイドロキノンが美白に効くとされているのです。

👉くすみの原因シミ・そばかすを薄くするサプリメント【美白内服】もおすすめ

 

 

〇顔全体のエイジングケアを行いたい方

ハイドロキノンを使用してシミ治療や美白対策をすることにより、肌全体のアンチエイジングが叶います。
肌全体をトーンアップして透明感の高い見た目にできれば、健康的かつ若々しい印象を作れるでしょう。

また、併用するトレチノインの効果により、肌のターンオーバーサイクルを活性化することも可能です。
古い細胞や表皮奥深くに根付いているメラニン色素を自然に排出させられれば、高い美容効果が実感できそうですね。

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〇しわ対策をしたい方

ハイドロキノンと併用することの多いトレチノインには、しわ対策の効能もあります。
元々アメリカでしわやニキビの治療薬として活用されているものであり、FDAにも認可されている有名な成分として注目を集めています。

ターンオーバーサイクルが活性化されるということは、古い角質の排出や表皮を厚くしてハリのある健やかな肌を作ることにもつながります。

治療の効果を実感しやすくなるため、ハイドロキノンだけでなくトレチノインも併用しながら対策していきましょう。

👉トキコクリニックのシワ治療ページ

 

 

 

ハイドロキノンの副作用について

ハイドロキノンを使用すると、下記のような副作用が起きる場合があります。
まずはそれぞれの項目ごとに、内容をチェックしていきましょう。

 

〇頭痛

場合によっては、軽度な頭痛が生じることがあります。
大半は1~2日で消失しますが、対処法を事前に聞いておきたい人は相談するのがよいでしょう。
鎮痛剤の使い方などを教えてもらっておけば、納得の上で治療に踏み切れます。

 

 

〇発がん性

高濃度のハイドロキノンを使った場合、発がん性リスクが高まる場合があります。
動物実験による発がん性も指摘されていますので、使用の際は無理なく美白治療に役立てられる用法・用量を守っていくことが重要です。
そのためには、ハイドロキノンによる治療を数多く手がけてきたクリニックや、専門知識のある医師を頼るのがよいでしょう。

トキコクリニックでは、専門医による適切な濃度を守った処方をしております。
即効性や高い効果だけを重視して無理な濃度をご提示することはありませんので、心配な方もお気軽にご相談ください。

 

 

〇ぶつぶつ、かゆみ

ピリピリしたようなかゆみや、手触りがぶつぶつするようなかぶれが生じることがあります。
事前にパッチテストやカウンセリングに時間をかけ、肌との相性を確かめながら治療するのがいでしょう。
また、ハイドロキノン使用後に強い紫外線を浴びてしまうと、肌へのダメージが高まってしまいます。
使用直後は長時間外にいることを避け、日傘や帽子で紫外線対策をしておくことをおすすめします。

 

〇腫れ・赤み

個人差がありますが、軽度の腫れや赤身が生じることがあります。
基本的に痛みは伴わないものの、3~5日経過しても緩解しない場合は医師に相談しましょう。
こちらも紫外線・乾燥・摩擦によるダメージが加わると悪化する恐れがありますので、十分な紫外線対策や保湿をしておくことが重要です。

 

 

 

ハイドロキノンの使用上の注意

次に、ハイドロキノンを使用する際の注意を紹介します。
前項で紹介した副作用の程度にも関係しますので、事前に目を通しておくことをおすすめします。

 

使用上の注意をよく守ること

まずは、ハイドロキノンの正しい使い方を守ることが重要です。
効果が高いからといって無理な量を使ったり、使う頻度を上げてしまったりすると、副作用が強くなる恐れがあるため注意しましょう。

また、紫外線が大敵とされていますので、夏以外の時期でも日焼け止めや帽子を活用します。
シミ治療をする場合と肌全体の美白治療をする場合とで使い方が異なる場合もあります。

友人・知人・SNSなどからの又聞きではなく、医師から正しい情報を仕入れるよう意識しておきましょう。

 

 

他の薬と併用する場合は医師に相談すること

ハイドロキノンはトレチノインなど相性のいい薬もありますが、日常的に服用している薬がある場合は事前に相談しておくことが大切です。

持病がある人や、常備薬・サプリメントを使用している人は、あらかじめその内容を医師に伝えておきましょう。

 

 

 

当院でのハイドロキノンの処方について

1日2回 朝・夜の洗顔後に使用します。

化粧水・美容液・乳液・クリームなどの基礎化粧品で肌を整えた後、ハイドロキノンを気になるシミ部分に塗布します。
シミの予防効果もあるので、お顔全体に使用しても問題ありません。

朝は、その上から日焼け止めクリームを使用して、必ず紫外線予防をしましょう。

ハイドロキノンを塗布する時は、擦りこまないように、薄く伸ばす程度にとどめてください。
お肌に摩擦を加えることは、シミや肝斑を増強させる最大のリスクになります。

*トレチノインとの混合薬の場合は、夜の使用を控えましょう。

 

 

 

まとめ

ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」と言われるくらい大きな効果を発揮します。

美白・シミ・しわ・アンチエイジングなど多数の効果が期待できますので、トータルメンテナンスとして活用するのもよいでしょう。

ただし、使用に当たって副作用に対する十分な対策をしておくことが肝心です。

信頼できるクリニックに任せ、使用前に丁寧なレクチャーをしてもらえば大きな心配は要りませんので、納得の上で使用できるよう対策していきましょう。

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この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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