美容コラム

Beauty column.

たるみの治療法とは

たるみ

リフトアップ

多くの人が一番気にしているのは、「顔のたるみ」ではないでしょうか。年齢を重ねると全身の皮膚のたるみがでてきて、それはそれで気になるのですが、それよりもっと気になってくるのが顔のたるみですね。

今回はたるみの治療法について詳しく解説していきます。

たるんだ肌のリフトアップマシン治療

たるみと言っても、程度や状態はさまざま。

まずは皮膚の断面図を見てみましょう。

ドクターコネクト/肌断面図より画像引用)

表皮、真皮、脂肪、筋膜、筋肉というふうに、いくつもの層に分かれています。
たるみ治療は、この層に合わせた治療が重要なのです。

肌の層に合わせた治療が大切

・筋膜、脂肪層

年齢が進むと筋膜が緩み、その上の皮膚を支えることができなくなり、皮膚が重力によって下にずり落ちることでたるみにつながります。

そこで筋膜をしっかりさせる治療が必要になります。それが「HIFU(ハイフ)」です。HIFUは筋膜の深さに熱を入れ、筋膜を引き締めることができます。それによって、リフトアップを図ります。

一方、脂肪が厚くなり、重みで下にずり下がることでたるみにつながることがあります。脂肪を減らしたり、引き締めたりするのにもHIFUが活躍します。また、脂肪分解注射をすることも有効ですね。

・真皮層

真皮はコラーゲンとエラスチンが主たる構成要素ですが、これらが減ってくることにより真皮がスカスカになってたるみを生じることもあります。クッションの中綿がへたってきた感じをイメージしていただくと、わかりやすいかもしれません。ふっくらハリのある真皮を作るのには、RFという高周波のマシンが有効です。

当院には、サーマクール、ボルニューマー、ポテンツァダイアモンドポテンツァドラッグデリバリーチップレジェンドプロサーミスムースペレヴェ、などいろいろなマシンがあります。

ではこれらの違いはなんでしょうか。それは熱を吸収させる深さと強さです。

真皮深層から脂肪層上層をターゲットとし、しっかりした熱入れを行うのが、サーマクールとボルニューマーです。これはしっかりと皮膚が引き締まるので、効果を実感する方が多いことが特徴。

そこまでたるんでいないわ、という方や、目の周りのたるみが気になる方は以下のマシンを試すのが良いでしょう。

真皮の中層をターゲットとし、しっかりとした熱入れをするのがポテンツァ(トキコクリニックでは、ポテンザ水光とか、ポテンザアイロンの名前をつけています)で、それよりマイルドな熱入れを行うのがポテンザダイアモンドです。

そして表皮と真皮上層にしっかり熱を入れるのが、ペレヴェ、サーミスムースです。これは目の周りのたるみに特に効果的です。

レジェンドプロは少し変わっていて、真皮全体にマイルドに熱を入れ、同時に筋肉に刺激を与えて筋肉にハリをもたらすことができるマシンです。

患者さんのたるみを見て、どの層に一番熱を入れたらいいのかを判断して、マシンを選んでいますが、患者さんもいろいろ受け比べて私はこれが一番良いと判断されることもあります。

マシン以外のリフトアップ 治療

マシンでははっきりした効果が実感できないとおっしゃる方もいらっしゃいます。注射が怖いという方はマシンで治療をすることになるのですが、ちっとも怖くないという方は糸リフトや、ヒアルロン酸注入によるリフトアップをお勧めします。

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト、スレッドリフトとも言いますが、これは文字通り、糸を皮膚の中に挿入して物理的に引き上げる治療で、直後から高い効果が得られます。糸には釣りの糸のようにかえしがついていて、それが脂肪に引っ掛かり、引き上げた皮膚がすぐに元に戻らないような工夫がなされています。

しかし、時間とともにやはり少しずつずれてくるので、直後の効果は持続しません。1か月ぐらいたった時の効果がそのまましばらく持続すると思っていただいた方が良いのですが、それでも治療前よりははるかにリフトアップしているので、しっかりリフトアップしたい人にはお勧めの治療です。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸の注入は、皮膚を支えるためのちょうど柱のような役割を果たします。

必要な個所に注入することによって、もともとある柱(専門用語では靱帯と言います)を補強することができ、皮膚が下にずり落ちることを防ぐことができるので、リフトアップ効果が得られます。

ボトックスリフト

また、別の方法もあります。

顔のマッサージをするとリフトアップした感じになりますよね。あれは凝った顔の筋肉が皮膚を下に引き下げていたのを、マッサージによってほぐされ下に引き下げる力が弱まったことによるリフトアップ効果です。これを治療で行うのがボトックスリフトです。

ボトックスリフトとはかなり濃度を低くしたボトックスを顔のあちこちに注射して、筋膜リリースのような働きをさせることで、リフトアップ効果が得られ小顔になるという人気治療です。

このように、リフトアップ治療にもいろいろあることがお判りいただけたかと思います。どれが自分に向いているのか、それを診断するのが美容クリニックです。まずは相談してみてください。

皮膚の引き締め、たるみとりとは

若い人は皮膚にハリがありますが、生まれつき皮膚が柔らかい人もいます。皮膚が柔らかいと、早い人で20代後半からたるみを感じ始めます。そこで 安易にHIFUなどを受けてはいけません。皮膚が柔らかいだけなので、真皮を引き締める治療の方が有効です。真皮をターゲットにするマシンを選ぶか、ヒアルロン酸の注入がお勧めです。

しかし、年齢が進むと厄介なことに骨が痩せてきます。すると、皮膚が余ってくるのです。空気が抜けてきた風船ならまた空気を入れたらいいですが、皮膚で同じ事をするとヒアルロン酸を注入し続けることになり、皆さんが恐れるパンパンの顔になってしまいます。

皮膚が余っているのだから、皮膚を切り取るほかありません。これが手術によるフェイスリフトです。

でも、手術はハードルが高すぎますよね。だから、マシンで皮膚の引き締め(専門用語ではスキンタイトニングと言います)を行うことが大事になってくるのです。皮膚の引き締めこそが、たるみとりの基本なのです。

たるみは、たるんだ筋肉を鍛えるとよい?

顔のたるみは筋肉のたるみが原因ではありません。筋肉の凝りによるものです。ですから、鍛えるのではなく、ほぐすことを心がけてください。

顔ヨガも筋肉を柔軟にすることによりリフトアップ効果が得られていますし、リファのような顔をころころさせる器具も、筋肉の凝りをほぐすことでリフトアップした感じになるのです。

たるみ予防のために気を付けること

日々の生活でたるみを予防するためには、背中を丸めた姿勢をできるだけとらないことです。姿勢が悪いと肩こりにもつながり、首が凝り、顔がむくみやすくなります。

また顔が下を向いていることが多くなるので、たるみやすくなります。スマホを見るときも、パソコンを扱うときも、できるだけ顔が下に下がらないように気を付けましょう。

そして、顔の凝りをほぐしましょう。顔の凝りをほぐすのに、CBD入りのクリームなどもいいですよ。

まとめ

多くの人が一番気にしているのは、「顔のたるみ」ではないでしょうか。たるみと言っても、程度や状態はさまざま。皮膚にはいくつもの層になっており、どこがたるんでいるのかを突き止めて、その層に合わせた治療を行うのがベストです。

この記事の監修者

小村十樹子

トキコクリニック 総院長
小村 十樹子
(こむら ときこ)

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