ニキビ治療によく効く薬は?処方を行なっている専門医が解説します!

投稿日:2021.12.15

ニキビができてしまったときは、適切な薬を使うことがおすすめです。

放置してしまうと、ニキビの膿に含まれる細菌が増殖し、症状が重くなってしまうこともあるため注意しましょう。

今回は、ニキビによく効く薬について、専門医が解説します。

万が一肌に合わないと感じたときの対処法にも触れますので、ぜひ参考にしてみましょう。

 

 

 

ニキビができる原因と種類について

まずは、ニキビができる基本的なメカニズムを知りましょう。

種類も含めて知っておけば、対処法も明確になります。

 

 

ニキビの原因はアクネ菌の増殖にある

ニキビは、アクネ菌と呼ばれる菌が増殖することで生まれます

本来、肌にはターンオーバー機能が備わっているため、約28日周期で肌細胞はどんどん生まれ変わります。

しかし、睡眠不足・栄養不足・食生活の乱れ・乾燥や外部からの刺激・洗浄やケア不足などが生じると、正常なターンオーバー機能が働きません。

そうすることで、毛穴の角質が厚くなったり皮脂や老廃物が肌に残ったりしてアクネ菌が増え、ニキビに発展してしまうのです。

肌を清潔に保つこと、ターンオーバーサイクルを乱さない生活習慣をつけることが大切なのです。

 

 

ニキビの種類は、程度・症状によって5段階に分かれる

一般的に、ニキビの種類は5つに分類されています。

程度が軽いものから、白ニキビ黒ニキビ赤ニキビ黄ニキビ紫ニキビと呼ばれます。

黒ニキビまでは痛みを伴わないことが多く、毛穴に詰まってしまった老廃物や皮脂をしっかり取り除いていけば、跡になることは少ないでしょう。

赤ニキビ以降は痛みを伴いやすく、紫ニキビまで発展してしまうと炎症状態がかなり強くなるため触らなくても常時痛くなってしまいます。

どの段階でも自分で潰したりいじってしまったりせず、薬や専門医の処置を経て治していくことが大切です。

 

 

 

[効果別]ニキビ治療薬の種類とは?

ここからは早速、ニキビ治療薬に触れていきます。

まずはニキビ治療薬の種類を知り、効果も含めて確認していきましょう。

 

殺菌効果のある薬

ニキビ治療で大切なことは、アクネ菌をはじめとするニキビの原因菌を肌に残さないことです。

今以上に菌が増殖することを抑えるとともに、少しずつ殺菌していくことがポイントとなるでしょう。

そのため、大半のニキビ治療薬には殺菌効果が含まれています。

洗顔後など肌が綺麗な状態に重ねて塗ることで、より高い効果を発揮します。

 

 

消炎効果のある薬

ニキビは、症状が重くなるにつれて赤く腫れあがってしまいます

肌表面が熱を持ったように熱く感じられることもあり、外から見て目立つニキビになってしまうでしょう。

消炎効果のある薬を利用すれば、赤みを落ち着け、炎症を抑えられます。

こちらも殺菌効果のある薬同様、肌を綺麗にした状態で塗布していくことで、高い効果が期待できます。

 

 

鎮痛効果のある薬

痛みを伴うニキビの場合、痛み自体がストレスになってしまうことも少なくありません。

「痛いから早く治したい」と焦るあまり、自分で潰してしまう人もいるでしょう。

鎮痛効果のある薬を処方してもらえれば、1日2~3回塗り、痛みを抑えることが可能です。

用法・用量は薬によって異なるため使用回数の相談が必要ですが、どうしても痛いときは躊躇わず意思に相談してみましょう。

 

 

抗生物質を含む薬

ニキビはウイルスではなく菌によって発生するため、抗生物質が有効です。

細菌の増殖を抑制する効果はもちろん、直接細菌を殺す効果も強く、ニキビを根本治療しやすいことが特徴です。

そのため、今後の増殖を抑えたい軽度のニキビから、一刻も早く治療したい重度のニキビまで、幅広く用いられています。

 

 

 

代表的なニキビ治療薬

ここでは、代表的なニキビ治療薬を紹介します。

それぞれ少しずつ効果・効能が異なるため、処方医とも相談しながら決めていきましょう。

 

アダパレン(ディフェリン)

アダパレン(ディフェリン)は、毛穴の詰まり解消に効果的な薬です。

初期段階である白ニキビや黒ニキビに処方されることが多いですが、重症ニキビが少し落ち着いた頃に抗生物質を含む薬をサポートするために併用することもあります。

ただし、妊娠している方・授乳中の方には処方を避ける病院もあります。

上記に当てはまる方や妊娠を希望している方は、医師に伝えておきましょう。

 

 

イオウ・カンフルローション

イオウ・カンフルローションは、その名の通りイオウとカンフルを含むローションタイプの薬です。

角質を軟化させ肌の柔軟性を高めるイオウと、消炎・鎮痛効果なあるカンフルが含まれているため、ニキビの症状進行を抑えながら治療できます。

また、殺菌・殺虫効果も高く、ニキビ予防にもおすすめです。

 

 

過酸化ベンゾイル(ベピオ)

過酸化ベンゾイル(ベピオ)も、ニキビに効果的な抗菌外用剤です。

皮膚をピーリングする効果が高く、古い角質・老廃物を排出したいときにも効果的です。

また、皮膚表面を乾燥させる効果もあるため、皮脂で肌表面がベタついて毛穴が詰まりやすい体質の人にも効果を発揮するでしょう。

目や口のキワなどには向かないため、ニキビのある箇所によっては他の薬と併用する場合があります。

 

 

クリンダマイシン(ダラシン)

クリンダマイシン(ダラシン)は、抗生物質を含む抗菌外用剤です。

赤ニキビまでの軽度から中等度のニキビに処方されることが多く、ゲル状の製剤と、ローション状の製剤とがあります。

乾燥肌か脂性肌かなど、肌質に合わせて製剤を使い分けるのがよいでしょう。

 

 

ナジフロキサシン(アクアチム)

ナジフロキサシン(アクアチム)は、ニキビだけでなく、おでき・とびひなどにも使われる治療薬です。

皮膚の赤みや腫れを抑える抗菌外用剤であり、ニキビの原因であるアクネ菌やブドウ球菌を除去します。

最近による化膿性炎症を抑える効果もあるため、痛みを伴うニキビができてしまったときにおすすめです。

 

 

 

処方薬が効かない、肌に合わないと思った時は

処方薬はどれもニキビ治療に効果的ですが、肌質・体質によっては、合わないものも存在します。

万が一肌に合わない場合や、指示された通りに使っていても効果が確認できない場合、早めにかかりつけの皮膚科を受診しましょう。

薬を見直したり別の治療法を提案してくれたりするため、遠慮せず何でも相談することをおすすめします。

カウンセリングを予約

 

また、ニキビは睡眠・運動・食事など生活習慣に左右されやすいことでも有名です。

十分な睡眠が取れているか、定期的に運動して老廃物を汗と共に排出できているか、栄養バランスの偏りやジャンクフード頼りの食生活になっていないか見直していくのがよいでしょう。

ニキビができている間はもちろん、普段から意識しておくことでニキビを予防する効果も期待できます。

 

 

 

まとめ

本記事では、ニキビの治療薬について解説してきました。
ニキビの治療薬は一時的に炎症を抑えるにはとても効果的ですが、使用をやめると突然ニキビが再発してしまう場合もあります

「環境や体調の変化で年中ニキビ治らない」

「皮膚科で処方された薬をやめたら何度も再発してしまう」

など、根治しないニキビにお悩みの方は、治療方法を見直す必要があるかもしれません。
肌の代謝が悪くなっている場合はピーリングでターンオーバーを正常化する。
体質改善のために漢方薬を摂取する。
肌の有効成分を直接摂取する栄養療法でニキビのできにくい肌にするなど…

治療薬以外にも様々なアプローチがあります。

また、低用量ピルを使用することでホルモンバランスの乱れを整え肌荒れが収まる事もあります。

同じように見えるニキビでも、それぞれ発生の原因は異なるので適切な治療方法が選択できる「美容皮膚科」をぜひ検討してみて下さい。

 

トキコクリニックでは、開院から25年以上、圧倒的なニキビ治療実績をもつクリニックです。

25周年記念プラン、ニキビ治療定額プランでは、月学33,000円でニキビ治療を受けることができ、ニキビの根本解決に導きます。

本記事でご紹介した治療法はもちろん、他にも様々なアプローチをご用意しております。丁寧なカウンセリングと肌チェックのもと、適切な治療法をご提案させていただきます。

自分の肌状態を正確に知り、肌質・体質・希望に合う治療法を探すためにも、お気軽にご相談ください。

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この記事を監修したドクター

総院長

小村 十樹子(こむら ときこ)

1992年神戸大学医学部卒業後、アトピー性皮膚炎やニキビ治療に専念。1996年10月に、心と身体と肌の健康を目指した美容皮膚科クリニックを開設。従来の美容治療は勿論のこと、病気にならないための治療、ガン予防、アンチエイジング治療に熱を燃やして、治療を展開中。

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